タコのマリネ (DC) 女の子PUZZLEゲームレビュー

カワイイ娘ニハ旅行ヲサセヨ

2002年：Dreamcastで発売

料理ゲーかな？いいえ、萌えゲーです。
かわいい女の子が動き回って仕掛けを解く、新感覚3Dパズルゲームです。
随所にキャラクターたちの会話を挟み、RPG仕立てでゲームが進行します。
今回はマイナーなドリームキャスト専用ソフト「タコのマリネ」をご紹介。

ある日、パパが買ってきたあやしい壷を触っていたら、パパが消えちゃった！
それだけでもビックリなのに、妖精？のタコちゃんが現れてしゃべりだしたの。
パパを助けるために、壷の中の世界へ行くっきゃないよね！

ゲーム紹介動画（YOUTUBE）

【レビュー採点】

1.かわいい主人公に癒される+20点

主人公マリネちゃんがかわいい。ただボイスなしなのが残念。
このゲームはマリネちゃんを操作するのではなく、
移動先と行動を指定して、マリネちゃんをコントロールするゲームです。
このコントロールが徐々に難しくなっていきます。
左下にあるのは「元気メーター」。元気がなくなるとステージ失敗に。

かわいらしい動きと表情にも注目！
マリネちゃんは2Dのまま、3Dの世界を駆け回ります。
色々な角度から放置して眺めるだけでも、いろんな動きをするよ！
転んじゃったり、眠っちゃったり、歌っちゃったり・・・
でも絶対に泣かない。そんなマリネちゃんに元気をもらいました。

2.豊富なギミックはアタマの体操になる+20点

超難関とまでいかず、じっくり考えれば解けるパズルなので安心。
BOSS戦では時間制限がありますが、基本的に考えてから行動できます。
ステージは分岐点もたくさんあり、往路・復路ともにパズルになっています。
ゲームの目的は、迷い込んだ人々の救出と悪い魔法使い退治。
3D空間を利用したピタゴラ装置的な要素もあり、シンプルだが楽しいです。
隅々まで探索して、じっくりとパズルゲームを楽しみましょう。

ちなみに本作は、ただパズルステージを遊ぶだけではなく、RPG的要素も。
入手したアイテムを装備することで謎が解けるギミックも多数。
BGMはアコースティックギターのシンプルな音楽がランダムで流れます。
簡素ですが味のあるBGMが、楽しい世界観を表現しています。

3.ぱんつ盛りだくさん+50点

このゲームは"ぱんつ"のためにあると言っても過言ではない。
幼女のぱんつが見放題だ！
惜し気もなくマリネちゃんがぱんつを披露する、全年齢対象ゲームです。
それ故か、中古価格も少々高めでなかなか売ってないですね。

ステージ中は、Xボタンで画面の拡大縮小ができます。
ジャンプのギミックがあったら、カメラアングルを背後へ回り込むのだ！
パンチラアングルは3種類だ、見逃すな！
ジャンプがないときだって油断してはならないぞ。
マリネちゃんが転んじゃうときが狙い目だ！
正面からのかわいい表情だけでなく、背後からも追いたくなります。

総評：90点！

ぱんつ要素だけで50点評価してしまいました。
うちのレビューは幼女ほど点数が高くなるので、あまり参考にしないように。
長時間詰まったステージは1箇所だけだったので、難易度は低めです。
私にはDSの「コロぱた」が難しすぎたので、このくらいのパズルが丁度いい。
ロード時間が短いのが逆に残念。やればわかります。

上記評価では触れていませんが、
マンガ風の吹き出し、人物だけ2Dになっている点なども面白いです。
マイクロキャビン開発最後の作品。
ドリキャスをお持ちの方はチェックしてみてください。

【プレイ感想】

とにかくかわいいマリネちゃん。
シンプルなゲームなので飽きそうに思うが、3Dステージなので360度ぐりぐり回してマリネちゃんを観察できます。
ドリームキャストらしからぬかわいさ満点のゲーム。それが「タコのマリネ」でした。

～ものがたり～
パパがフリーマーケットで買ってきた『割れないツボ』を不思議そうに眺めるマリネたん。
「ここんとこつるつるしててきもちいい～」
と、ツボをさわっていたら突然パパが消えちゃった！

すると出てきたのは妖精？のタコさん。
さっきの言葉が、人々を封印する魔法の呪文だったという。
そんなこんなで、パパを探すためこのタコといっしょにツボの中へ Let's Go！
よってタイトルは「タコのマリネ」なのです。料理は関係ありません。

ステージは大きく分けて4つ。1.2ステージは短いが、後半は迷路のように多くなる。
謎のネコさんをなでなでして、封印された町の人を助けてあげながら進みます。
全員助けるとボスステージへの道が開かれ、ツボの中に潜む悪い魔法使いとの対決になります。

序盤はあまりにも簡単ですが、ステージが進むにつれて仕掛けやトラップもかなりの数になります。
特にマリネたんの『向き』がポイントになることが非常に多い。
『向き』によって箱を押す方向や、ジャンプする方向がかわるので、誘導方法が肝になります。
必ずどこかに突破口があるので、ゆっくり考えて色々と試していればおのずと道は開けますよ。
あとは装備アイテムによってアクションの性能が変わるので、説明書でチェックしておかないとです。