赤ずきんチャチャ (SFC) 女の子RPGレビュー
君色思い 今も眠れない夜に・・・
1996年:スーパーファミコンで発売
SMAP出世作である人気アニメ「赤ずきんチャチャ」がゲーム化!
スーパーファミコンでかわいらしいチャチャたちを堪能しましょう。
発売がかなり遅く、サターンとプレステが軌道にのってきた1996年。
生産数も少なかったのか、未だに中古でも結構高めです。
制作は2014年完全復活を遂げたタカラトミー(当時トミー)。
クソゲー発生率の高かったトミーということで敬遠しがちですが、
「赤ずきんチャチャ」はどうかな?やさしい気持ちでレビューします。
2013年春からずっと応援しているタカラトミーさんの作品ですので、
非常に甘〜いレビューになります。
【レビュー採点】
1.RPG風のADVゲームである +15点 キャラクターの吹き出しにテキストが表示される、マンガ風になっています。 (フォントがあまりかわいくないですが) ADVのような選択肢の出現が多く、チャチャたちの寸劇が楽しめます。 まさにスーファミのRPGといった雰囲気ではあります。 あくまで雰囲気だけです。 とはいえ、チャチャたちの面白いやりとりが見られて楽しいです。 完全にコメディ作品となっているので、原作好きにはたまりません。 ゲーム難易度はかなりやさしいので、小さいお子さんでも安心! シナリオは全8話構成となっていて、各話ごとに物語が描かれています。 |
2.あくまでRPG風のシステムである +15点 フィールド画面ではチャチャと操作して移動します。 ダッシュすると魔法のほうきに乗って移動するのでとってもかわいい。 しいやちゃんとリーヤは独自の動きをしながら、チャチャについてきます。 樽やタンスを調べると回復アイテムがあるので、あくまでRPG風です。 でも敵が出ません。 移動できる範囲は全部町の中ですからね。戦闘はイベント時だけです。 経験値・お金はありません。 イベントが進むと"ハート"がもらえて、HPや強さがアップします。 あくまでRPG風の作品なので、やり込み要素は皆無です。 |
3.なんとなくRPG風の戦闘である +15点 戦闘はミニゲーム的な存在。 敵との戦闘は全部で7回くらいだったかな? チャチャは最初から魔法を全部習得していて、育成する楽しみはありません。 マジカルプリンセスに変身もすぐにできます。 魔法効果もかなり適当。炎・雷・水・爆撃などありますが効果が同じっぽい。 敵によって魔法に弱いか物理に弱いか別れています。 しいねちゃんがスピードアップ使えば簡単に2回攻撃できるので余裕。 いろいろと、雑です。 なんとなく、RPG風にしたかっただけのオマケ戦闘ですね。 |
総評:45点!RPGやりたい人には不向けなアドベンチャー 甘々レビューの当サイトで、まさかの50点割れ。 やはり1日でクリアできてしまうボリュームと、中古価格の高さがネックになりますね。 RPG"風"のゲームなので、じっくりと遊びたい人には拍子抜けの内容になっています。 でもタカラトミー大好きですよ。WIXOSSとプリパラのゲーム化待ってます。 |
【プレイ感想】
1日でクリアできる。7話だけちょっと長いですが、1話あたり15分〜20分でクリアできます。
う〜ん、結構値段高かっただけに満足とはいかないかな・・・
ジャンク100円程度で売っていたら購入していいですが、2〜3000円出してまで買う価値はないです。
タイトル画面そそられますね。でもオープニングなし。
セーブは3つできますが、1度開始するとそのセーブスロットにしか保存できません。
〜ほんとうにRPG?〜
開始直後、セラヴィーの家を出て地下へ行くと、謎の世界ぽぽんた国へ。プリンセスメダリオンはここでGET!
『これはなかなか面白そうだな』 と期待してしまうが・・・
フィールドはまさにRPG!雪が降ったら歩いたところに足跡がつきます。
うんうん、いい感じ。だけど、敵がいないな・・・
ダンジョンにも敵がいないな・・・
戦闘はこんな感じ。戦闘中もしゃべります(ボイスはないですが)。
魔法も最初から全部覚えてあります。半分以上使い道がない魔法がありますな。
だって戦闘回数が1話1回程度しかないんだもの。
ボリューム不足なのであまりレビューで書くこともないです。
まあADVを楽しみながら、チャチャたちのコメディを堪能できると思えば、ファンなら満足できるかも。
買って遊ぶほどの価値はないかもしれませんので、エミュでよかったんじゃないかな・・・。
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