マール王国の人形姫シリーズ-女の子RPGレビュー
ミュージカルノ世界ヘ旅ヲサセヨ

2000年にショートストーリー集をPlayStation2で発売。
ミュージカルRPGと呼ばれる独特のゲーム。
主人公はともに女の子で、人形と会話ができる不思議な女の子。
1作目コルネットという村娘。
2作目はコルネットの娘、おてんば姫。
3作目は1.2作目の主人公、悪役の魔女、コルネットの母などのオムニバス。
発売元は日本一ソフトウェア。最近は卑猥なゲームの発売が目立ってきてます。
やはり、ゲームはオタク相手でないとやっていけないんですかね。
「クッキングファイター好」を作っていたころを思い出してくれ!
【レビュー採点】
1.ドット絵がすばらしいね!+30点 ドッターの真骨頂だね!ゲームはPS期に入ってポリゴンばかりになったけど やっぱりドット絵はステキだよね。 ドット絵にこだわったすばらしい作品。3作目は背景のみCGになってます。 2.いい歌がたくさんだね!+20点 マール王国の人々は、みんな歌と踊りが大好きです。 じゃあ歌っちゃうしかないよね!踊っちゃうしかないじゃない! 1作目は若干少ないけど、ミュージカルシーンがもりだくさん。 歌うのは主人公だけじゃない!悪役マージョリー家のミュージカルは 5曲(たぶん)もある。モンスターだってメインで歌っちゃうよ! |
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3.全作やるとけっこう感動するよ!+20点 家族の愛情のおはなしって定番だよね! 「エンディングまで泣くんじゃない」って誰か言ってたけど、知ったことか! 4.登場キャラの個性がハンパない!+10点 悪役であるマージョリー一家。ラスボス的位置づけなのに まったく憎めないほどにみんなおバカさん。かわいそうなぐらい。 しかも、本当はとってもいい人。 3作目ではマージョリーたちが主人公のお話があり、その超絶な攻撃力に 心が躍ります。その分、エンカウントする敵も凶悪ですよ。 |
5.戦闘システムに統一感ナシだね!+5点 1作目はシュミレーションRPG。 2作目からコマンド制バトル。 モンスターを仲間にできるシステムがあるけど、2作目は魔法を使うときに 召還するタイプになってしまっています。 3作目は楽しいね!敵がかわいそうなくらい人数で圧倒!卑怯だね! 6.セーブしほうだいだね!+5点 セーブポイントのような場所はなく、だいたいどこでもセーブOK! 急用のときにはありがたいね! でもダンジョンの中とか途中でセーブして翌日やると、絶対迷うよ! |
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7.コメディシーンもたくさん!+10点 女の子でも楽しめるようなコメディを要所要所で効かせてくるね! ソフトクリームの「ピー」音のような下ネタも・・・ それと、キャラの表情とかもたくさんあるから楽しんでみてね! 総評.100点! たいへんよくできました。 ターゲット:女性向け 対象年齢:13歳〜30歳 ストーリーを楽しみたい人にはおすすめ。 ガッツリRPGやりたい人は、ドラクエとかやってなさい。 |

【プレイ感想】
ムービーだらけでグラフィック優先のゲーム業界を脱出せよ!ドット絵最高!
コメディ要素が非常に多い。にくめない悪役たちがたくさんで楽しい。
ミュージカル曲はキャッチーなものが多く、非常に耳に残る。
敵キャラがみんな特徴的。基本的におバカである。

モンスターを仲間にできる戦闘システムだが、1.2作目は活かしきれていない印象。
3作目天使のプレゼントでは戦闘システムが安定したなって感じ。
DSでリメイクされているので、1作目のシュミレーションRPGがイヤな人DS版を。
けっこうサクサク進められますし、おまけでシェリーの話が入っています。
リトルプリンセスで1回だけミニゲームがある。もうちょっと欲しかったが。

いまだに、録画してあるプレイ動画を見ると、イイハナシダナーと泣きそうになります。
ドット絵のあたたかみがそうさせるのだとやっぱり思うなー。
EDは全作通して黒幕のみでスタッフロールのみ。ニクイことしてくれるネ!

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