ありす イン サイバーランド (PS) 女の子ADVレビュー
電脳世界ヘ旅ヲサセヨ
1996年〜Play Stationで発売
インターネットはさらなる進化を遂げ、巨大な仮想空間を創りあげていた。
―サイバーランド―
そこを自由にダイブする3人の少女たち、ありす、麗奈、樹莉。
少女たちの冒険は、いつしか世界を巻き込む大混乱の核心にたどり着く。
幻の階層LEVEL9で、彼女たちが見たものは・・・
豪華声優陣による全編じゃべりっぱなしのフルボイスを採用!
戦闘シーンはフルポリゴンによるバトルを展開!
プレイヤーを飽きさせないテンポのいいストーリー!
随所にインサートされる豊富なアニメーションムービー!
近未来の東京で繰り広げられる、「笑い」と「涙」の感動作品。
「ありす イン サイバーランド」をご紹介します。
【レビュー採点】
1.不思議の国のアリスと関係は?+0点 「不思議の国のアリス」を完全にもじったタイトル。なのだが全くの別物。 序盤はジャバウォック、怒り帽子屋などアリスのオマージュが見られるが 後半はネタ切れか?完全にオリジナルになっています。 電脳世界へのダイブは「攻殻機動隊」を連想させますね。 ネットが普及しだした頃の作品だけに、今やっても感があるかもね。 ちなみにEDのスタッフロールには、電脳アイドル千葉麗子の名前も。 プロデューサーとして参加していたみたいですね。 2.イラスト・ムービーが豊富!+20点 アニメーションだけじゃなく、イラストムービーも手が込んでいる。 たまに手抜きのイラストもあるけれど、よく動きます。 |
3.戦闘時の3Dポリゴンは評価+20点 ポリゴングラフィックは相当よくできている。 まだPS初期〜中期の1996年だからかなり頑張りましたね。 この頃のポリゴンのゲームは、今やると苦痛でしかないですが 画像をご覧のとおり、結構細部まで表現されています。 4.戦闘システムは評価できない+0点 戦闘の単調さは残念でならない。 「3種類の攻撃・防御・キャラ変更」を決定するだけのシンプルな戦闘。 攻撃は3すくみのジャンケン方式でダメージを与えます。 一度も負けることなく、超楽勝でBOSSも撃破できました。 高速でパンされるカメラアングルも目が回りますねぇ。 |
5.隠しステージは百合展開!?+50点 このゲームをやったかいがあった・・・感無量じゃ。 隠しステージの存在でこのゲームが救われました。 主人公ありすちゃんファンの下級生に好印象の選択肢を選んでおけば、 EXTRAステージが登場します。 それは、女の子からの告白&デートステージです。 そばかすっ子の由香ちゃんは、ガチで百合っ子。ぜひお楽しみ下さい。 6.PS2では遊べないよ!-50点 これはデカい。 互換性の問題でPS2では必ずフリーズする箇所があります。 検証の結果、計6箇所でフリーズ。これは致命的ですね。 フリーズしたらPS1への入れ替え作業。大変でした。 |
総評:40点! 今回はPS2でのフリーズ-50点がなければ90点でしたねぇ。 PS1の粗グラフィックで遊ぶのは流石にキツいです。 ミニゲームなどのオマケもあるものの、ボリューム不足は否ない。 全5話+隠し1話。1日でクリアできる。 終盤はシリアスだが、全体を通してギャグ多めの内容。 やはりこのゲームの目玉は、お色気シーンや百合シーンですね。 当時のプレステは規制が厳しかったからよくやったと思うよ。 ターゲット:旧世代のオタク |
【プレイ感想】
電脳世界を舞台にしたゲームです。インターネットを題材とした作品で思い出すのが、「デビルサマナーソウルハッカーズ」。これが1997年発売。
「フロントミッション3」のネットフォーラム天網でハッカー気分に浸ったのが1999年発売。
この2作品がインターネットへの憧れでした。
そして今回遊んだ「ありす in Cyberland」が1996年発売。当時この作品に出会わなくて本当によかった。
〜不思議の国のアリスを期待していたんだけど〜
ジャバウォック→ジャバウォッキー
マッド・ハッター→マッド・ハッカー
登場人物の名前をちょっとモジっていたくらいで、アリスの世界観はほぼゼロに等しい。
あとなぜか、EDムービーに子供たちがトランプの兵隊みたいになっていたり。
「アドベンチャー+ギャルゲー」ということですが、プレイヤー主人公ではないのでギャルゲーと言われてもしっくりこない。
でもけっこう面白いような気がしてきて、プロローグ〜第1話BOSS撃破。
そして・・・ついにきたかっ!!
PS2がフリーーーーーズ!!
第1話から幸先悪いです。さぁ、初代PlayStationの出番だ。
Oh...PS1きったねえグラだな。でもこのグラフィックで「プレステすげえーー!!」ってみんな言ってた。
「SEGAなんてだっせーよなー」とも言ってた。
2話&隠しステージはPS2フリーズはなかったのですが、3話・4話で再発。最終話はフリーズの嵐でした。
〜MAP探索で遊んでみよう〜
ADVパートのあとは探索パートへ。色々とイベントが発生したり、ミニゲームを遊べたりします。
カラオケではメイン3人のマイソングを聞けたり、ゲーセンでは謎のあっちむいてホイを遊べます。
カラオケはかわいいです。ゲーセンはクリアしても何もなかった。
ちなみに2話と3話にブティックへ行くと試着ができます。彼女たちは決して購入することはありません。
水着は必見かな?
〜メガネっ子紹介〜
中盤では管理人が大好きなメガネっ子登場!
化石のようなデザインのダサ眼鏡が素晴らしい!三つ編みもポイント高いです。
でもそんなメガネっ子も、サイバーランドでは凶暴ネコ娘となって、ありすたちに襲い掛かります。
〜隠しステージ紹介〜
やはり目玉はこの隠しステージ「下級生」。
2話で登場する今井由香ちゃん。サインを求められるので快く承諾して、その後好意をよせる選択肢を選べばいいだけ。
キマシター!! ラブレターがもらえて告白されます。もちOKして遊園地デートへ!
ジェットコースター、コーヒーカップ、手作りランチ、そして観覧車へ。
やっちゃうのかな? 初キッスやっちゃうのかな!?
動画では敢えて隠しステージを掲載していないので、ご自身の目で確かめてください。
〜戦闘パートは3D〜
グラフィックはかなり頑張ってます。1996年の作品ですよ。
このポーズ。このポリゴン。 思い出すのは、FF7。
早速比較してみよう!
久々にFF7を起動。1997年の作品ですよ。
ユフィを撮影しましたが、クラウドはもっとひどい。グラフィックの進化速度は怖いね。完全にオーバーテクノロジー。
「ありす」VS「FF7」
ありすinCyberlandの勝利!
でも遊んだ時間は・・・
たしかプレイ時間カンストさせてからも結構やったはず。
ステータス255になるまで潜水艦とかででドーピングアイテム集めしました。(運が254だな)
プレイ時間はFF7の圧勝!
「ありす」は7時間くらいじゃないかな。
〜おまけ〜
麗奈のお宝画像がネット流出? |
ありすの湯上りエマージェンシー! |
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