アレサ (SFC) 女の子RPGレビュー

名作RPGの主人公は女の子！

1990年～ゲームボーイで発売 1993年～スーパーファミコンで発売

―アレサ王国と深い関わりを持つ三つの指輪―
そのうちの一つを持つ少女アリエルがこの物語の主人公だ。

魔法の力を持つセアラおばあさまに育てられたアリエルは、
いやおうなしに冒険の旅に出発することになる。
彼女を狙う巨大な悪の襲来は、指輪が原因であることも知らずに・・・
幼い日の記憶を失われているアリエル。彼女は一体何者なのか？

GB・SFC版含め全6作の名作RPGです。
本作はGB版の外伝的なストーリー。王道RPGを楽しみましょう。

ゲーム紹介動画（YOUTUBE）

【レビュー採点】

1.安定感のある王道RPG+30点
スーパーファミコンのRPGはいいですね。
ダンジョンを渡り歩いて、LV上げて強い武器を購入したりと。
ただ、このアレサはそれだけじゃなく、当時としては新しい要素が沢山。
イベントなどではキャラクターのイラストが出てきます。
目と口が動くので、キャラに愛着が湧きますね。
まだまだあります。
「ミクストフォーム」という武具の合成パターンは無限に存在する。

女の子主人公らしいイベント展開もグッド。
ストーリーはGB版の世界観を踏襲しているので、説明不足もあるが・・・
だが、それを差し引いてものめりこめるのがレトロゲームのRPGですね。

2.戦闘は360°四面楚歌システム+20点
戦闘画面では見慣れない、LEFT.BACK.RIGHTの文字。
これは何かというと、戦闘時には前後左右から敵に遭遇するのだ。
序盤は正面しか敵が出ないので気づかないでいたら・・・
急にフルボッコされてビックリ！？
後半はBOSS戦でも四面楚歌なので、やり応え十分！

3.敵のイラストの豊富さ+20点
スライムは青、スライムベスは赤。
このように、モンスターは色違いで使いまわしが当たり前ですが、
アレサでは表情や武具が変わっているという力の入れよう。
モンスター図鑑のコンプリートを目指したくなります。

4.隠しイベント・裏技が豊富+10点
LV99+所持金カンストになる裏技が、なんと序盤で登場します。
ゲームバランスが崩壊するのでオススメしないですけど。
後半のBOSSが異常に固いので、RPG初心者にはいいかな？

さらに隠しBOSS、隠しアイテム、隠しイベントを楽しめます。
ゲーム内の全BGMを聞けるアイテム「アレサCD」は必見。
かなり苦労する隠しアイテムなのですが、ぜひ頑張って入手してほしい。

ただし、戦闘後に発生するバグが残念。
やっと倒した隠しBOSSのあとに2度もバグりました。
バグったら一度ダンジョンを出て再戦すると直りました。

総評：80点！

バグがなければ・・・
あまあま採点ばかりなので80点はちょっと厳し目かな？
ストーリー、戦闘システムともに、そこそこよくできているだけに残念。
とはいえ、続編もやりたくなること必至。

敵との戦闘はきつめです。通常攻撃が当たりにくいのが難点。
合成でSKLを強化した武具を入手しないとキツいです。

ターゲット：ファミコン世代
RPGはやっぱりスーファミ。レトロゲーム最高。

【プレイ感想】

シナリオは一本道。
ゲームボーイ版と世界観は同じだが、登場人物は別物です。
迷ったら「相談システム」で仲間たちにヒントをもらえるので安心です。

～子供のころのアリエルちゃん～

ドット絵がちっこくてかわいい。
アリエルちゃんは10歳で登場。
まだ魔法が使えないものの、プロローグなので敵も弱い。

プロローグが終わり、大人になったアリエルさん。
パツキンの美女になりました。

さっそく仲間を見つけて3人パーティーに。ここからは仲間が入っては離脱の繰り返し。
これではキャラに愛着が湧かないだろう。と普通はなりますが、立ち絵があるのでキャラに親しみが湧きやすいですね。

序盤なのにかなり敵に苦戦してきました。
そこで登場するシステム「ミクストフォーム」。いわゆる武器防具の合成です。
合成の法則がいまいちつかめないのでセーブ&ロードの繰り返しでいいアイテムができるのを試します。
あとは地道に敵を倒してお金稼ぎ。
ドラクエみたいに、順番に回る町によって強力な武器が売られているわけではない。
なので、ほしい武器を求めて最初のころに訪れた町に戻ったりするのが面倒だなぁ。

と、色々ありながらも頑張ってLV50。そろそろラスボス行くか！
でもその前に・・・