ゲーム雑記:桃太郎伝説
『桃太郎伝説』(PS) 1999年発売(ハドソン) 桃から生まれて11年。 |
私はリメイク作品はプレイしません。
リメイクなんて代物は、オリジナルが面白かったから作られる。
だからリメイクがオリジナルを超えることはないですね。
だったらオリジナルで遊ぶべき。
まあゲーム機のハードがないなら仕方ないですが。
昔遊んだゲームのリメイクをありがたがって買うやつの気が知れない。
で、今回は『桃太郎伝説』です。
本作はファミコン版のリメイクだと思いきや、もはや別物なのです。
当初は私も普通のリメイクだと思っていたんですがね。
ブックオフで『桃太郎伝説PS完全ガイド』を買うまでは。
仲間に金太郎、浦島太郎、夜叉姫が登場します。
SFC版の新桃太郎伝説とは異なり、ゲームの流れはFC版に準拠しています。
新桃太郎伝説では控えめだったギャグ要素がたくさん登場!
奇抜な鬼たちがたくさん出現します。
一番強烈だったのは”ビジュアル系の鬼”でした。
倒したと思ったら・・・「アンコールありがとーー!!」
つって再登場して攻撃してくるウザいやつ。
とまあ昭和のファミコン版が、平成のプレステ版にパワーアップした感じの作品です。
とは言え、このゲームでは突出しべきかわいい女の子がいるわけでもない。
記事にするまでもないのですが・・・
攻略本があれば、アレを拝めるじゃないか!
桃太郎シリーズの醍醐味は何と言っても露天風呂。
本作では3か所も女湯をのぞけるのです。
このブログを見てくれた人におすそ分けしましょう。
きびしいRPGだな
攻略本なかったら積んでしまう難易度。
もちろんファミコン版のほうが厳しいですが、PS版も負けてないな。
特に夜叉姫を仲間にする洞窟が地獄でした。
鬼エンカウントがすごい。
王者『魔法学園ルナ』には劣るものの、2歩で出現されるとキツい。
そしてダンジョンの最奥にいる夜叉姫が鬼のような攻撃を仕掛けてくる。
鬼のようっていうか、鬼なんですけど。
夜叉姫を仲間にしたら難易度が軟化します。
夜叉姫ちゃん強いだいすき!
中盤まで進んでようやく隠しのぞきイベントが見れます。
寝太郎の村で、ついに隠し露天風呂を発見!
桃太郎「まーんきーんたーん♥」
どいん以外の絵師による温泉シーン。
明らかに絵のタッチが違いすぎて何のゲームしてるのかわからなくなりますね!
眼福した桃太郎一座が次に目指すのは、希望の都です。
希望の都といえばFC版で混浴ができた素晴らしい大都会。
8歳以下だと混浴できた裏技でしたが、本作では年齢システムがないのでひと安心。
希望の都に向かうまでの道のりではかわいい鬼ちゃんもいたのでご紹介。
ユキだるまちゃん
エンカウントできたら貴重な回復アイテムをくれます。
今回は仲間になってくれないみたいです。
残念。
車内販売の鬼ちゃん
お弁当の売り上げナンバーワンの鬼ガール。
希望の都では彼女のコスプレ衣装も貸し出しされるほどの人気者。
そしてついに・・・
希望の都に到着です!!
桃太郎たちも汗を流して清らかな状態にしておきましょう。
今回の女湯攻略法は、アイテム”隠れ蓑”を使って女湯に突入します!
桃太郎「まーんきーんたーん♥」
またしても絵のタッチが違う女の子が登場。
もしや全部の女湯シーンを違う絵師に依頼したのか!?
隠し要素にも無駄にお金をかけるハドソン。
だからつぶれちゃうんだよ。
眼福眼福。
お次はラストダンジョン手前の最後の村で女湯がのぞける。
場所は『竹取の村』
全員の最強装備も手に入り、閻魔大王をこらしめるのも時間の問題。
でも桃太郎にはやらねばならないことがある。
鬼退治は二の次だ。
桃太郎「まーんきーんたーん♥」
これにて全ての女湯イベントを満喫できました。
桃太郎も
金太郎も
浦島も
夜叉姫も
イヌサルキジも
みーんなまとめて「まんきんたーん♥」
まんきんたん♥状態の桃太郎たちにかかれば、閻魔大王など相手にならんわ!
高難易度のRPGもスケベパワーで楽々クリアできるのです。
そしてエンディングへ。
かぐや姫さんに月の水晶をもらい、桃太郎たちの鬼退治は終わりを迎えました。
眼福で大満足なRPGでした。
ファミコン版とはもはや別物のパワーアップ作品。
堪能できてよかったです。
ただ、私が一番好きなファミコンの名曲である『天の声』が聞けなかったのは残念でした。
コメント
(昔存在した『ジャンプ放送局』の人気コーナー、「路傍の立て札」風にどうぞ)
「桃太郎」シリーズで「匠」と言える人々。
一、毎回時代に合わせた変装をして笑わせ、金を華麗に奪い取るスリの銀次。
一、新バージョンのボンビーが登場しても存在感を保ち続け、プレイヤーを絶望に叩き込むキングボンビー。
一、作品の容量を削ってでも、毎回女湯を入れる事を忘れないさくまあきらサン。
「桃太郎」シリーズの女湯といえば、かつて『ジャンプ放送局』の「ホビーにくびったけ!」内で、投稿へのコメントで「女湯を削った場合、普通のRPGだと村を4~5個増やせるんだぞ」「女湯のためにシナリオ減ってるの、うちくらいだ」とさくま氏が製作の裏話を語っていたのを思い出します。
「桃太郎」シリーズの「兄弟作」とも言える「忍者らホイ!」(実の妹がパーティーに加わっているのに女湯を覗いたら人としてどうかと思われかねない。くの一と温泉…だとどこかの時代劇を思わせる)、「ジャングルウォーズ」(ジャングルに温泉があるのか、というのも疑問だが、女湯を覗いたとしたら捕らわれのパパも呆れるだろう)にそういう要素を入れていない事を鑑みても、女湯は「桃太郎」シリーズの風物詩といえる存在です。
PS以降、容量を気にする心配が少なくなったため女湯も気合も入っていますが、女湯の一枚絵を描いている絵師さんは、『ジャンプ放送局』の華といえる「ミスJBSコンテスト」コーナーや、かつてさくま氏が編集で関わった『チョコバナナ』の常連さんが協力しており、かつて縁あった人々が「桃太郎」シリーズに関わっている、という凄さを実感します。
「ミスJBSコンテスト」自体、当時のジャンプ放送局が文メインの投稿になっていたためイラストのレベルが低く、イラストのレベルの向上を狙って(それ以前にジャンプをはじめとする少年漫画誌では女の子はお色気要員かモブのような扱いで、「普通に可愛い」女の子の需要は低かった)設立され、その結果としてこのコーナー専門の常連が出るなどし、イラスト面のレベルアップに一役買った…という経歴がありましたから。
…見事にジャンプ放送局の思い出話になるのは、なぜかしら…
by M1号 2022年6月7日 9:41 PM
エンディングに『女風呂イラスト』のクレジット名に4人のってましたが見事に検索ヒットしませんでした
素人さんの作品だったんですね
by retrogamejaxx 2022年6月15日 11:11 PM