ゲーム雑記:アナザーコードR 記憶の扉
『アナザーコード:R -記憶の扉-』 (Wii) 2009年発売(任天堂) ジャンル:アドベンチャー Wiiで小説をプレイする。 |
任天堂の純正ADVなんて絶滅したと思ってました。
ファミコン探偵倶楽部、真・鬼ヶ島・・・このくらいしか思いつかない。
あとはDSでウィッシュルームがありましたね。
本作はウィッシュルームの開発と同じCINGとの共同作品です。
100円でゲットしたWiiソフト。久々にやっていきましょう。
主人公は16歳の女子高生アシュレイちゃん。
プレイして初めてわかりましたが、これ続編なのかよ。
DSで『アナザーコード』が発売されていたのですね。
全然知らんかった。
とはいえ、前作未プレイでもしっかり遊べました。
探索&謎解き。
これをWiiリモコンを駆使して進めていきます。
ゲームオーバーは一度もならかったので、詰みはナシだと思われます。
難易度は低めなので、この手のADV慣れている人には物足りないかな?
終盤に1回だけ難解すぎる謎解きがありますが・・・
サクサクとシナリオが進むので気軽にプレイできます。
アシュレイのもとに父親から”DAS”という端末が送られてきます。
どうみてもDSで、カメラ撮影やメール機能が搭載されています。
カメラ機能によるスクショが可能で、謎解きに必要な要素となっています。
そしてもうひとつ。
Wiiリモコンにそっくりな”RAS”という機器が登場します。
殺されたアシュレイの母の遺品です。
おはなしも簡単に説明しておきます。
DSの前作から3年後の出来事―
再会した父親は勤務先の研究所に篭り、家に帰ってこなくなっていた。
そんなある日、突然父親からファミリーキャンプの招待状が届いた。
嫌々ながらもアシュレイは、森林公園へと向かう。
しかし、到着早々にバッグのひったくりに遭い、奇妙なことが起き始める。
失われていた母親の記憶がフラッシュバックのように蘇ってくる。
3歳のときに目の前で殺された母の事件の真相。
そして、公園で出会った少年の5年前の事件の謎。
この2つの事件を追っていくアドベンチャーです。
これ以上シナリオの本筋を書いても仕方ないので、
いつもみたいに可愛かった女の子でも紹介しますか。
ジェシカさん。
見るからにスケベそうなメガネお姉さん。アシュレイの父親の妹。
今ではアシュレイの母親がわりの良き理解者。
自宅待機なので、ほとんど出番がないです。
エリザベス。
アシュレイちゃんにいちいちちょっかい出してくるワガママ女。
あんまかわいくないけど、エンディングでデレたから紹介してやろう。
ジーナさん。
大詰めの研究所エリアで出会う信頼できる女性研究員。
気絶している彼女をWiiリモコンでゆさぶるのが本作唯一のお色気シーン。
とまあ、女性主人公のADVですが登場する女の子は少な目でした。
わすれてました。幽霊のケリーちゃんです。
硬派なシナリオだったのに、終盤で突然ご登場した心霊要素。
少年マシューが自ら封じ込めていた、妹の溺死した記憶。
怪力乱神を語らずなシナリオかと思ってたんですが・・・
唐突なシナリオの質の変化に戸惑うものの、ケリーちゃんかわいいから許す。
全体的に良質のADVではあるものの、パンチが足りないと感じます。
ただ、DSにそっくりな端末を駆使した謎解き。
Wiiリモコンそっくりな危機を駆使したロック解除。
任天堂作品ならではのものに仕上げてきたなっていう印象です。
ラストになって登場したまさかのWiiヌンチャク。
この謎解きはマジ勘弁だようー
実際にヌンチャクを装着しないとシナリオ進めないトリック。
・・・自宅にヌンチャクが見当たらない。
どこいった!?
最後に使ったのはいつだ!?
今まで買ったWiiソフトを全部ひっぺり出して確認・・・
このゲームくせえな(困惑)
私の”記憶の扉”が、いま、鮮明に蘇ってくる。
『― ようやく ― 思い出してくれたのね ― 』
アシュレイの母の記憶とリンクしたかのような私の記憶。
無事、Wiiヌンチャクを発見したのです。
Wiiヌンチャクを装着すると、亡き母の声が響いた。
本来なら感動とともに涙が止まらないシーン。
私はふと、モニターから目をそらしました。
そこに移った現実は、あまりにも凄惨な映像でした。
部屋中に積み重ねられたゲームの山。
周辺機器が無数のコードを絡み付けて床を這う。
目をそむけたくなるほど散らかってしまいました。
これがアナザーコードか・・・恐るべし記憶の扉。
こんなのことになるなんて、泣かずにはいられないでしょうに。
結局WiiヌンチャクはWii本体の箱の中にありましたとさ。
なぜか3DSのタッチペンが2本も余分に出てきた。
これたぶん連射太郎のやつだな。今度返してやるか。
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