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雑記:『聖痕のジョカ』どっちを選ぼうか?

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ゲーム雑記:聖痕のジョカ(PS1)

『聖痕のジョカ』

1997年発売(タカラ)
ジャンル:シミュレーションRPG

「聖痕(ルーン)」・・・
この聖なる文字をすべて手に入れた者は、
この世界を統べることができるという。
広大なカルディア大陸を舞台に、聖痕をめぐって戦いが始まる。
世界の運命をかけてルーン所持者たちが旅立つ。

プレステ1のポリゴンましましゲームです。
グラフィックに難があるので女の子を紹介するほどでもないかなー

と思ってたんですが、素晴らしいキャラグラフィックを入手!!
なので一応記事にしようと思います。


本作『聖痕のジョカ』は株式会社タカラの作品。
ほんとタカラはトミーと合併して伸びたなあ。
本作はRPGとしてはかなりお粗末な出来でした。
ただ、キラリと光るシナリオが魅力。
最後まで遊ばせる魔力を秘めています。

主人公の名前は『山ちゃん』にしました。
このゲームは主人公に”通り名”を設定させるようになっています。
なので、『 世界の 山ちゃん 』が誕生!
ちょうどセブンで冷凍食品の手羽先買ってたのが理由です。

システム周りやシナリオなどは省かせていただきます。
なにせ女の子が豊富でしたのでそっちの紹介メインです。

まずはタイトルにもある”ジョカ”というヒロインの少女。
ジョカとは中国の有名な女神ですね。
泥から人間や動物を作り出した創造神です。
『聖痕のジョカ』は、そんな名前を授かった2人の少女の数奇な運命の物語です。

 


麗しの君ジョカ(15歳)
カルディア王国の美しき王女。
ナタクとの政略結婚が決まっていたが、旅に出ることを決意する。
主人公と出会い、自らの出生の謎を求め王宮の生活を捨てる。
聖痕:光のブランクルーン(最高位)

 


黒水仙のジョカ(15歳)
黒の森で出会った美しい少女。
大商人ドーンの姪らしいが詳しいことは知られていない。
実際には森の奥で3人の魔女に育てられた捨て子である。
聖痕:闇のブランクルーン(最高位)

この2人のジョカがメインヒロインです。
選択肢によってヒロインルートが変わっていくと思われます。
この2人のルート以外にも存在するらしい。
複雑な人間関係と思想を織り交ぜたシナリオです。

 

ここから先は仲間にした女性ユニットを紹介していきますね。


舞姫テテ(19歳)
港町リヨンで傭兵として生計を立てている元気印の少女。
元サーカス団員で、その剣捌きは見る者を魅了する。
聖痕:結合のルーン(チコから譲り受け)

見ての通り、顔グラフィックな雑さよ。
これは明らかにキャラデザした人と別の人が描いたな。
本気グラはステータス画面の背景でうっすら見える程度。
文字消しできないので綺麗なグラフィックは拝めないのです。

あきらめかけたそのとき・・・
ゲームディスクに”OMAKE”というデータが存在することが判明!
さっそくPCに入れると、全キャラのイラストをGETできました。
上のジョカのイラストはその縮小版です。
全BGMの音楽も入っているので安かったら買うべき。


テテちゃんは序盤のお気に入りなので育成に努めます。
ただこのゲームは主人公以外のユニットはすべてAI行動。
しかもAI頭悪すぎて育成が厳しい。
かなりのストレス。
ルーンを所持してないのでテテちゃんはお荷物になっちゃう。
ただ途中でチコちゃんからルーンを譲り受けるので少しは使えるか?

 


蒼き鉄槌キャス(20歳)
港町リヨンを中心に交易を営む雇われ船長。
カッコイイ姉御だがナイーブな面も。お酒が大好き!
聖痕:なし

ルーンを所持していないが、特殊ルートで庇護のルーンを獲得できる。
たぶん神の御子ハリのルートと思われる。

 


女魔法士キア(19歳)
自らの知識を深めるため、諸国を旅する魔法使い。
本作で最も雑な顔グラ。
村人のグラよりもひどい出来だが、元々のデザインはかわいいです。
ぜひ購入して隠しファイルの壁紙を堪能していただきたい。
聖痕:創造のルーン

 


アイドルミケ(16歳)
世界中で絶大な人気を誇るアイドルグループのボーカル。
全身ヒョウ柄の全身タイツといういで立ちがそそります。
武器のマイク片手にモンスターを殴りつける!
もうこの娘はマストで育成するんだ。
聖痕:慈愛のルーン

 


南の島のチコ(14歳)
南海を移動しながら生活する海の少女。
相棒で友達のフリッパーと共に元気に生きている。
1ステージ限定で仲間入りする女性ユニット。
自らの結合のルーンを舞姫テテに譲って離脱する。

 


鷹匠ベイリン(27歳)
偉大な勇者を夫に持つ美しき鷹匠。
その愛鷹”タキオン”と共に亡き夫の遺志を継ぎ戦う。
ほぼすべての武具が装備できるバランス型ユニット。
ルーン覚醒までに育てておきたいところ。
聖痕:寛容のルーン

 


呪い屋シュナ(24歳)
符術を使い、式神を操る美しき呪い師。
彼女の舞いは見る者を惑わせるという。
加入時から豊富なスキルを持っているのが魅力。
ただ武器固定な上、バカAIのせいで使い物にならない。
聖痕:善良のルーン

 


緑ガ森のフーチ(不明)
ドコにでも現れる謎のミュージシャン。
華麗にして、豪壮なミュージックで敵を翻弄し倒す。

本作で最も意味不明なキャラクター

まったくもって意味がわからない状態で出現しまくる。
そして終盤に謎の仲間入りを果たすのがフーチちゃんだ。
聖痕:勇気のルーン


勇気のルーンという大層なモノを有している。
その勇気たるや・・・
ラッパ片手に攻撃するかと思いきや?

まさかの素手でぶん殴り攻撃

これには「バテンカイトス」のリュードも仰天の攻撃方法。
武器はすべて装備可能なのでお金をかければ十分戦える。
稀にターンが回ってこないバグが発生しました。
気分屋っぽいな・・・


守護者カリュブ(不明)
リカオンと共に永い眠りについていた強力な神官戦士。
リカオンを守るために、その槍ですべてと戦う。
男かと思ってたら、隠しファイルのイラストでおっぱいがありました。
かなり強いのでラスボスにもダメージを与えられます。
聖痕:意思のルーン

 


僧侶カミル(15歳)
失われたコプト信仰を取り戻した最初の僧侶のひとり。
混沌とした世界の動勢を見過ごせず、旅に出る。
最終決戦前の最後に仲間入りする女の子ユニット。
魔法使いはもういらないんだよね。

 

以上の女の子戦隊で世界を手にする座を巡って戦います。
それぞれの勢力が自らの信じる世界創造のために激突する。
これはまさに、メガテン5と同じではないか!

しかしそんな中、ひとりの男が世界の山ちゃんと決裂する。


猛き槍フーギ
この男は二重人格で人格の変化で別人になることがある。
もう一人の人格が尖鋭なるフーギ
この尖鋭なるフーギが仮面騎士軍団に寝返ってしまう。
どうやらこのキャラクターが原作の主人公っぽいですね。

その後、幼馴染の粛然なるナミが殺されてしまう。
復讐を誓い、世界の山ちゃんと最後の決戦の地へ向かいます。


殺されたナミの持っていた清楚のルーンは、数奇な運命を辿ることになる。
創世の神の器だった魂を持たない少女ミトレに偶然受け継がれた。
これによって仮面騎士たちの目論見は失敗に終わる。
しかし、世界は混沌へと落ちつつあったのだった。

 


狙い通り闇ジョカちゃんルートになりました。
故郷の村で仲良く暮らしていたが、仮面騎士から宣戦布告が来た。
ラストバトルです。
意外と早かったですね。
シナリオは結構複雑で登場人物も多く、1周だけでは全貌はわかりません。

原作は”魍魎戦記MADARA”や”多重人格探偵サイコ”の大塚英志です。
本作は登場人物に封神演義のキャラが登場します。
どことなく設定は封神演義っぽい点が見受けられます。
神界・仙界・人界の3階層の立ち位置のキャラ設定かな。


最終決戦ユニットは上記の女の子7人。
麗しの君ジョカ(LV8)
黒水仙のジョカ(LV10)
アイドルミケ(LV6)
守護者カリュブ(LV5)
鷹匠ベイリン(LV6)
緑ガ森のフーチ(LV5)
舞姫テテ(LV6)

さらにフーギの援軍に清楚のルーンを宿したミトレちゃんが登場!
これで仮面騎士軍団を倒し、さらに異常なまで硬いラスボスも撃破。


闇ジョカルートで仲間にできた女の子は13名。
隠しファイルを見ると、35人の仲間キャライラストが存在します。
登場しなかったが、和装の白無垢のキャラが気になるな。

1024×748サイズのイラストはありがたかった。
ぜひとも見かけたら購入してほしいです。

ちなみに、36枚(フーギ2枚)のイラストのほかに・・・

なんとセクシーな水着イラストが9枚存在します。

今回は特別に私のお気に入りニャンニャンをお見せしよう。


アイドルミケちゃん

最強にカワイイ緑髪キャラに認定しよう。

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コメント

  • 「聖痕のジョカ」とはまた随分懐かしい作品を。
    「電撃スーパーファミコン」の時代に原作を読んでいた記憶があります。
    主人公であるジョカが後の「新聖痕のジョカ」ではなんと男になったり(フーギ、ナタクは男のまま)、中村うさぎ氏(あの頃はラノベ作家として知られていました)をモデルにしたキャラが石化させられる憂き目に遭うなど、変わったエピソードも多い作品でした。

    原作の特徴的な一面としては、「読者による聖痕戦士(過去の時代の聖痕の宿り手たち)投稿による、読者参加型コンテンツでもあった」事も挙げられます。
    ただ単にキャラのイラストを投稿するだけでなく、宿る聖痕にちなんだ経歴や人生の一部を文で紹介するなど、「一人のキャラクターをいかにして創作できるか」を試されていました。
    (その中で常連投稿者として名を馳せ、後に大塚英志事務所に就職したのがひらりん氏です)
    「魍魎戦記MADARA」が当時の同人活動者に刺さる題材だった(貴種流離譚、親友殺し・父殺しの宿命、転生譚、学園パロなど)ため、「MADARA」同人上がりの作家があの頃のメディアワークス・角川書店で描いていましたが、肝心の「MADARA」シリーズ自体が後に停滞してしまったため、元同人上がりの作家の大半がオリジナルに移る事もできずそのまま消息不明になった事を知ると尚の事、大塚英志氏は「自分でキャラクターと、その背景となる物語を組み立てる事ができる」人材を「聖痕のジョカ」時代に探していたのかもしれません。
    原作の結末で、ジョカは特殊な力も何もない普通の少女であった事が判明しますが、「貴種でない者でも流離譚の主役たり得る」事の証明であり、貴種流離譚・立身出世伝・悲劇・浮沈ない人生、それらを選択するのはキャラクターの創作者に託されているという事も証明していたのですから。
    そうした背景を踏まえて「読者投稿の聖痕戦士」たちを見ると、それぞれの人生の物語が見えてくるのも本編とは違った楽しみがありました。

    ゲームの方の話に移りますが、光のジョカも闇のジョカも正統派の美少女ですね。しかも隠し画像ファイルまであり、全体画も堪能できるとは。
    原作のジョカ自体「その偏平胸にフーギのバカそっくりの顔、女とは思えん」と初対面のナタクに評されたりと、「女性」として見られない事に定評があったため(それも続編で男性に性転換させられた伏線なのかもしれません)、それと比べても尚の事美少女ぶりに驚かされます。
    キャラデザが誰なのかが気になる所です。少なくとも原作の作画担当である相川有氏でないことは確かですが…
    (余談ですが相川有氏は、現在漫画原作者に転向して活動しています

    by M1号 2022年2月8日 5:42 PM

    • ホントだ。エンドロール見たら読者投稿キャラ原案がクレジットされてました。
      『緑ガ森のフーチ』が次元の違うキャラデザだしシナリオ一切絡んでこない理由は読者投稿だからだったのか。
      隠しイラストデザインのクレジットは出ませんでした。説明書にもキャラ絵は一切出てないので謎のままです。

      by retrogamejaxx 2022年2月11日 12:58 PM

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