カワイイ娘ニハ旅ヲサセヨ

女の子が主人公のRPG攻略・紹介サイトのゲームブログ

久々にオトメイトで百合メイトに挑戦

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ゲーム雑記:ふしぎ遊戯 玄武開伝外伝 鏡の巫女(PS2)

『ふしぎ遊戯 玄武開伝外伝 鏡の巫女』

2005年発売(IDEA FACTORY)
ジャンル:乙女ゲーム

主人公の小林麻理子は現代を生きる高校一年生。
目下の関心事は幼馴染で2歳年上の望月匠だが、
妹扱いしかしてくれない彼にやきもきする毎日・・・
そんなある日 ―
ふとしたことから古い手鏡が麻理子の手に渡る。
その鏡の中に自分によく似た、
自分以外の少女の姿を見てしまった。

本当にしばらくぶりの乙女ゲー。
このブログでは2年ぶり5度目の紹介になります。
オトメゲーはもう完全に死んだコンテンツなので、今後も色々掘り起こしていきたいです。
今回は『ふしぎ遊戯』
全然知りません。
完全にパケ買いです。なんせ女の子が2人映ってますから。


主人公は女子高生の麻理子ちゃん
狙うは原作の主人公の多喜子さんです。
目指すはもちろん百合エンド!
多様性の時代だろ?
女の子同士でちゅっちゅさせてーな

この『ふしぎ遊戯』って作品はかなり中国神話っぽい世界観です。
十二国記っぽい感じですね。
多喜子さんは大正時代からパラレルしてきた存在だってさ。

大正時代?

ピンクの着物?

なんだこの既視感は


ティンティロリロリン♪
あのレジェンド作品のヒロインを彷彿とさせます。
お召し物そっくりじゃねーか。

てことアレか。

多喜子さんも鬼嫁か

CV:雪野五月
これは確定っぽいな。

まだ新サクラ大戦プレイしてないけどやってみたくなってきた。
いかんいかん。
今は乙女ゲーに全集中だ!


オトメゲーとギャルゲーの一番の違いってわかります?
乙女ゲーはねえ、バカみたいなお色気展開を強引にバチバチはめてくるんですよ。
これがもう私には耐えられない。
すぐ笑っちゃう。
もちろんしっかりしたシナリオプロットが用意されてるのもあるでしょうが、7割くらいバカゲーだと思ってます。
オトメイトブランド作品は9割バカゲーだろ。

麻理子ちゃんは幼馴染とイチャコラする

母親に叱られる

鬼嫁発動

幼馴染と駆け落ち

異世界転生


こうして『ふしぎ遊戯』の世界観に飲み込まれた2人。
いざゆかん!
まってろよー多喜子さん!

異世界『北甲国』に迷い込んだ2人。
そこは一面銀世界の山の中だった。
さらに謎の集団に命を狙われる始末。
そこに現れた謎の少女 ―


女の子いるじゃーん!

この娘は女宿(うるき)という玄武七星士のひとり。
ジャケにデカデカと写っている主役の人です。
で、ようわからんが戦うときは女の子になるという設定のキャラクターです。

急に声が変わるからなんとも言えない気持ちにさせてくれるヤツだな。
男のときは不倫男の櫻井孝宏で、女のときは長沢美樹さんになる。

こいつは攻略しがいがないな

多喜子さんひと筋で頑張りますよ。

でもって本作、戦闘パートがあります。
戦ってくれるパートナーを選んで戦わせます。
もちろん多喜子さんも選べます。
これは百合ルートが間違いなくありますね!


世界観をぶっ壊す唐突なチュートリアル。
ポップなBGMでカットインしてくる。
これヤバい。
何がヤバいかって、このチュートリアルが戦闘モードになると毎回出現する。

女性ゲーマーをバカにしすぎだろ。
親切丁寧も行き過ぎると愚弄していると思われますよ!

戦闘モードは音ゲー要素ですね。
信じられないくらいカンタンです。
敵のダメージなんか一切受けないのでやりごたえゼロです。

 


さらに親切な設定があります。
それが好感度UPエフェクトです。
多喜子さんがムンムンとしたフェロモンを出しまくってくれます。

エロい!

一日の終了時に男キャラ好感度確認画面が出るのですが、多喜子さんは表示されてないので不安でした。
でも多喜子さんにも間違いなく好感度があることが判明!
これいけるんじゃないか?
PS2世代の乙女ゲー作品はなかなか百合ルートないからな。

今回はどうかな?
多喜子さんはけっこう厄介な性格だから・・・


大正・ピンク袴・赤リボンの系譜は着実に難があってよろしい。
今にも鬼嫁が発動しそうです!

ただ多喜子さんは明らかに女宿が好きなんだよな。
これどう考えても多喜子さんとちゅっちゅできる展開はなさそうな予感がするんですけど。

なんか主人公はこの2人の関係をうまいことくっつけてやる役割っぽい。

ツラい。


迫りくる鬼嫁

オトメイトの雑なラッキースケベシナリオ発動。
そりゃ多喜子さんも怒るわ。

これはプレイヤーに対する怒りなのか?

それとも・・・


鬼は二度”圧”をかけるのだ

しかもアップでな。

間違いない。

多喜子さんは、このゲームに対して怒ってらっしゃる。

「何を、しているの、かしら?」

クソゲーしてるんだよ!

 


さて、中盤にさしかかってきました。
男の好感度が上がらないよう気を付けて多喜子さんルートを目指します。

すると離れ離れになっていたボーイフレンドが敵国の姿になって襲い掛かってきました。

あ、ちなみに本作の目的は10日間で元の世界に戻ることです。
異世界から戻るために玄武洞という場所を目指して旅をしております。

まあ別に戻れなくてもいいか。


敵につかまってしまった麻理子ちゃん

敵の大将が急に風邪ひく

スケベイベント突入

この強引さよ

もうちょっとうまくやれよオトメイト!
と思いがちですが、これくらい雑だから面白いんだよな。


「これって硫黄の匂いじゃない?」

あるよなー
展開がバカでいいな。
うまく行けば多喜子さんと一緒に温泉入れるぞ!

 


多喜子さんとは一緒に入れなかった・・・

その代わりに女宿(女バージョン)と混浴?になりました。
胸元に”女”って書いてあるwwwww

あ~久々に草生やしちゃったよ。
おもしれ―なこの作品。

で、当然のように多喜子さんに現場を見られてしまう展開に。
もう面倒だなこのやりとり。

さすがにしびれを切らした麻理子ちゃん。
恋のキューピット役をやらなアカンか。


「女の子ってゆーのはちゃんと言葉にしてくれないとわかんないの!」

ってよく言いますわ。

男キャラの好感度一切あげないで多喜子さんだけ狙ってこの結果。
やりきれんな。
それにこのゲーム個別ルートのシナリオとかもなさそうだし。

たぶん今回の目標である百合メイトは、失敗に終わるだろうなと予感していた。


失敗でした。

多喜子さんとちゅっちゅできなかった。

現代に帰りました。
おそらくこれが多喜子さんハッピーエンド。

やりきれんな。


エピローグ

多喜子さんは女宿とよろしくやってるってよ。

「醒めてもきっと私は同じ夢を見るわ」

二度と見たくない夢の回だったな。

まだこの頃は時代が追いついてないわ。

多様性、ちゅっちゅ。 しっぱい!

 

シナリオはまぁ、おもんないです。
原作は面白そうなだけにもったいないと言えばもったいない。
BGMもクソダサで世界観を壊してるしゲームとしては出来が悪いっすね・・・


でも斗宿(ひきつ)かっこよかった。

「このゲーム隙だらけだぞ」