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雑記:90年代のJKはヤバすぎる『東京23区制服WARS』

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ゲーム雑記:東京23区制服WARS

『東京23区制服WARS』

1998年発売(マップジャパン)
ジャンル:アドベンチャー

21世紀初め、制服に特殊な力が秘められていることに気付いた
女子高生たちによる戦い「第一次制服ウォーズ」が勃発。
戦いは”H-E-L-P”と呼ばれる組織の壊滅と共に終結を迎えたが、
制服統一組織”ヘブン”の圧政によって、今また不穏な空気が覆っていた。
主人公は傷痕も生々しい東京で、幼馴染の結城亜美、来崎涼子と再会する。
主人公の前に次々と現れる謎の女子高生たち。”ヘブン”とは何なのか?
そして、制服WARSの真実とは?
すべての謎を解明すべく主人公は今、一歩を踏み出す。

今回もヤバめのゲームをご紹介していきますよ。
『東京23区制服WARS』


何がヤバいってその世界観ね。
制服には特殊な力が宿った超絶バトルスーツだと発覚!

政府が制服禁止令を発令

大規模な反乱が起こる(第一次制服ウォーズ)

事態を重く見た政府が制服自由組織と和平を締結

制御できなくなった制服の力が暴走(第二次制服ウォーズ)

首都壊滅

制服自由組織”ヘルプ”のリーダーである来崎竜治が失踪

この来崎竜治を探すために東京へやってきた主人公のお話です。


どうだ、まさしく東京だ。東京という以外の何物でもない。
てなわけで今回も背景実写となっています。
背景実写シリーズ、もうちょっと続く予定です。
お楽しみを。

風景写真を商用利用しても法律に抵触しなかった時代。
今は何でもバカみたいに著作権&著作権だ。

90年代後半は素晴らしき時代なのです。
女子高生はみんなルーズソックス。
コギャルの台頭である。


沖縄からやってきた主人公の前に現れたのは2人の幼馴染。
まずは来崎涼子ちゃん
本作のメインビジュアルヒロインです。
この子の兄が行方不明の木崎竜治。
ベレー帽の制服があるという杉並区はなかなかオシャレですね。
かなりの優秀校のお嬢様です。


もうひとりの幼馴染、結城亜美ちゃんもすぐに合流。
これこそ王道のセーラー服。こういうのでいいんだよ。
明るく正義感の強い少女。
悩み事を自らの中でのみ解決しようとする一面もある。
主人公を沖縄から呼び出した張本人。

このヒロイン2人と一緒に行動するようになります。
ここから仲間にする女子高生探しだヒャッホーイ!


まずはコギャルよな。
誰が何と言おうと90年代のコギャル最高が欲しいわ。
だったら渋谷で間違いないでしょう。
でも渋谷にはヤマンバギャルという恐ろしい生物がおったな・・・

~渋谷区編~

ヘンなヤツがあらわれた
渋谷だぜ!?
時代錯誤のスケバン女番長が渋谷を仕切ってた。
「あてぇ」口調とか化石だろ。
しかもこのスケバンは家ではお嬢様キャラという設定。
まずはこいつを倒して仲間にしないといけない。


真行寺霞:属性[F]

硬派な生き方にあこがれる姉御肌の渋谷番長。
少々偏った正義感と使命感をポリシーに、良きリーダーとして活躍している。

属性はフォース。
これを見極めないと絶対に勝てない。


かなり強かった。
最後に属性[レイ]の来崎涼子を持ってこないと倒せなかった。
システムがわかってきてようやく撃破。

するとスケバンが詩吟を吟じだした。
こいつはやべえ
渋谷から早く退散だ!

 

~世田谷区編~

「余ったパズルは深くて蒼い海の底で眠るの」

なんだよまたやべえやつかよ

「余ったパズル!!余ったパズルは海にかえさなければ!!」

このメガネっ子クッソやっべーぞ
これは逃げるしかない。
声優も女子高生には程遠い年増声だし、完全にパスで。


遠藤美咲:属性[L]

フランス生まれの帰国子女。
制服自由組織ヘルプの幹部だったが現在は行方をくらましている。

属性はルナ。
ルナ属性の仲間は今後大量に仲間になるので埋もれがち。
声優の名前をググってもまったく情報がない。
このおっかないメガネをいやいや仲間にして次の区へ。

 

~新宿区編~

もうこれ以上イカれた女子高生はやだよ!
新宿に希望を抱きやってきました。
そこは第二次制服WARSの被災地と化していた。
そんな新宿の地下で闇制服を作っていたヘッドがこいつ。

なにその制服・・・

それは戦場カメラマンの制服だろ。

町の人の話では、こいつの服は由緒正しい制服らしい。
やってられんな。


清水さやか:属性[R]

クールで冷たい印象の強い女の子。
現実主義者で、間違っていたとしても自分の価値観に従って行動する。

属性はレイ。
レイは少ないのでバトルでは重宝します。
でもこんな戦場カメラマンには愛着が沸かないものです。
早くまともな女子高生ほしいよ!

 

~中野区編~

我こそは正義!
我こそは法!!
我こそは宇宙の原理なのだ!!

に、にげろー!!

もういいかげんにしろよな。
ブレザーの制服で登場したときには普通の子だと期待したのに。
まともな女の子が全然出てこないじゃねえか。


天野香織:属性[L]

由緒正しい神社に育った霊能力少女。
修行もかねて街頭占いを行っている。
極度のあがり症で何とか取り繕おうと頑張るのだが、逆に裏目に出てしまう。

降霊術で悪霊を呼び出すヤバい少女。
もう制服の力がなくてもむかうところ敵ナシだ。
この娘が中野区の女子生徒連盟「おねがいお星様」のリーダー。
しかし、ダジャレがひどい。
もう酷すぎて恐怖でしかない。
だからもう中野区から逃げるぞ。ついてくるな。

 

~杉並区編~

渋谷・世田谷・新宿・中野区を制圧すると杉並区が出現。
亜美と涼子の学校があった場所です。
ここでシナリオの設定を畳みかけるわけですが・・・

ヘタクソすぎるだろ

あまりにも強引な世界観補完させたいがための展開。
そのために作られたヒロインが、ロリっ子のるかちゃん
このるかちゃんの設定が強引すぎる。
・女子高生フリージャーナリスト
・凄腕スクープカメラマン
・ポエミィな口調
・亜美と涼子との関係を知っている

キャラ設定が渋滞してますよ


柊瑠華:属性[L]

女子高生フォトジャーナリスト。
カメラマンとして腕をふるっていたが、ある出来事からシャッターが切れなくなった。

無理やり終盤に向けてシナリオをはめ込んできた。
るかちゃんはその犠牲者なのでまったく愛着が沸かない。
ポエム口調のロリっ子がぬるっと仲間入り。
せっかくかわいいのにポエム口調が台無しにしているよ。

 

~目黒区編~

ついに敵勢力”ヘブン”が制圧している本陣へ突入。
ここでようやくお目当てのコギャル出現しました。

主人公たちを傍観していた真っ赤なコートのギャル。
その正体はヘブン目黒区のリーダーである神無月小夜だった。
なんでコギャルが唯一まともなキャラなんだ


神無月小夜:属性[F]

含みを帯びた言動と意図の見えにくいコギャル口調の少女。
ときおり見せる意外な一面が周囲を驚かせる。

ヘブンの制服を脱いだコギャル小夜ちゃんは超強敵。
久々にバトル敗北するかと思うほど追い詰められました。


霞「おもしろくなってきやがったぜ!!」

いやもう全然おもんないぞこのゲーム。
だが悔しいことにテンポはいい。
このまま一気にクリアしてやっつけちゃいたい気分。

 

~港区編~

ついにヘブン本部がある港区へ。
もうそろそろ終わるなこのゲーム、ってことは・・・

23区全部出ねえなコレ

豊島区も品川区も千代田区だって忘れ去られている。
当然、北区とか板橋区のような弱小区は出る幕もないのだ。

一気に本拠地へ突入してヘブンのリーダーを仲間にするぞ!


藤堂麗羅:属性[R]

優雅かつ物静かな振る舞いのお嬢様。
慕った相手には一途で、どこまでもついていこうとする。

藤堂麗羅を仲間にして、これで制服WARSは終戦かな?


しかしここで来崎竜治らしき人物が現れた。
結城亜美がさらわれてしまう。
さらに、来崎涼子も行方不明となり戦力が大幅ダウン。

ついに最後のクソシナリオ補完がはじまる!?

~最終章:文京区編~

来崎竜治はすでに死んでいた。
そしてそんな竜治になりすましていたのが、涼子だった。

90年代後半はマジで二重人格が流行ってた。
あらゆるメディアで多重人格設定が猛威を振るっていた時代。

多重人格の酷使はシナリオに悪影響を及ぼしますね。
あまりにも強引な展開に終止符を打ちましょう。


すべての属性を兼ねそろえる”伝説の制服”を着た竜治だが・・・
なんてことはない。
スロットのように属性の目押しで見分けられる。
一発撃破でおっぱいボインボインの来崎竜治に勝利です。

プレイ時間は意外と短かったですね。
やべー女子高生に囲まれて戦う主人公がかわいそうでした。
恋愛ADVではないのでちゅっちゅとか個別ルートはないです。
ただ、最後におまけ的なことがありました。


沖縄へ帰ることになった主人公。
そこでイカれた女子高生8人から告白をうけます。

私はもちろん、唯一普通の女子高生をしてたあの子に決めました。

なんか最近またルーズソックスが流行ってるらしいですよ。
まだ見たことないけど。
渋谷とか行ったらいるのかな?

 

さて、2021年の雑記はこれで最後になるかと思います。
今年は17本しか記事を書いていませんでした。
ちょっと少なかったですね。
スーファミ、サターン、ドリキャスの損傷が痛かったです。
来年は最低でも24本の記事を目指して遊びつくしたいと思います。

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コメント

  • 『東京23区制服WARS』ですか。多彩なセーラー服・ブレザーを身に纏った少女、実在の地を舞台にした異能力バトルの先駆けなど、1998年当時の流行を詰め込んだ作品…という感がありますね。
    (あの頃は「センチメンタルグラフティ」が良くも悪くも話題となり、「女神異聞録ペルソナ」など学生が異能力を得て戦う作品も、当時の学生たちの心を掴んでいた)
    「制服には特別な力がある」という設定ですが、制服そのものは保守的で無難なセーラー服・ブレザーで、むしろ着こなしや小物で個性を表現していたというのが当時の世相を反映している気がします。
    単純にセーラー服・ブレザーのようにシンプルな服ほど作画の量産性に向いていたこともありますが、当時だと「MysticMind~揺れる想い」のようなアンミラ風の胸強調・ミニスカートの制服でも十分「冒険している」制服と認識された時代でしたから。
    制服が保守的で無難な分、中身であるキャラクターが電波じみた個性を得てしまったのも何となく頷ける気がします。
    現在のソーシャルゲームにおける制服着用キャラの場合、個性などそっちのけでいかに性的に訴えるビジュアルで描けるか、という点に重きが置かれている(単純にガチャで当たるかどうかがキャラを知りうる第一歩になるため、当たらなければ画像しかキャラを知りうる物がない)事と対照的ですし。

    by M1号 2022年2月8日 5:44 PM

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