ゲーム雑記：空を仰ぎて雲たかく（PSP)

『空を仰ぎて雲たかく portable』 2013年発売（サイバーフロント） ジャンル：ドラゴン少女育成アクションRPG プレイヤーは、竜の少女「ミント」の親代わりになって 彼女の記憶を取り戻す冒険の旅に出ます。 冒険の中で、ミントは様々なダンジョンを探索し、 モンスターを倒すことで成長していきます。

PSP末期に発売された作品なので知名度は低いかな？
サイバーフロント倒産間際にコンシューマ移植された作品です。
なので、あまり中古市場で見かけないです。
『空を仰ぎて雲たかく』は、女の子主人公RPGの中でも異色の存在。
RPG+恋愛ADVとなっております。

PSPなのにこの画質で投稿できる。
すごいっしょ！それもそのはず、本作にはスクショ機能があります。
はえ～スクショ搭載してるPSPの作品はじめて出会ったわ。

人間と竜とが暮らす世界。
竜使いを目指すアドニスは、修行中にボロボロの少女を発見する。
その子が、主人公のミントちゃん。記憶喪失です。
うん。プリンセスメーカーだな。
てことは・・・

パパになる。
なんというかわいさなのかミントちゃんわが娘よ！
全力で大人になるのを阻止したいな。
ひたすら甘やかしてやろうじゃないか！

でもこれはアクションRPG。
ギャルゲーのARPGなんてどうせしょーもないヤツだろ？
と思いきや、よくできてるじゃありませんか。
ダンジョン探索による敵エンカウント方式です。
横視点によるバトルは、昔のテイルズやってるみたいで好感触。
技や魔法をボタン登録できるので、連続コンボ技とかもできる。
かなり楽しい。
ギャルゲーのRPG要素の中ではトップクラスです。
しかも幼女と楽しいADV要素も楽しめる。
楽しんじゃうぞ。

とにかく褒めて伸ばす！
選択肢は二択です。
幼女期の選択は常に、甘やかすか、厳しく躾けるかとなっています。

甘やかせば、海いっていっしょにあそぶでしょ。

甘やかせば、お祭りいっていっぱい買ってあげるでしょ。

甘やかせば、ピクニックでおべんとうあ～んしてもらえるでしょ。

甘やかせば、いっしょにおふろだってはいるでしょ。

こうしてひたすら甘やかす！甘やかすのだ！
するとどうだろう。
タイトル画面にある項目の、幼女期イベントCGがすでに埋まりつつある。
イベントCGはかなり多めです。
そりゃそうだ。ヒロイン一択だからね。

なぜこんなに甘やかしてきたのか？
その狙いは、育成ADV部分にあります。
成龍期になると、ミントちゃんは4種類のタイプに成長します。
説明書を見ると、世話焼き・クール・泣き虫・女王様のタイプがあります。
私が狙っていたのは、泣き虫タイプのミントちゃんです。
ピンク色の衣装に身を包む、泣き虫少女に育てたい。
すでにLV29となり、魔法や技もかなり習得しました。

ミントちゃんたちの冒険は続きます。
様々な出会いもありました。
おともだちになった、同じドラゴン少女ツーヤちゃんとの出会い。
パートナーに酷使され暴力を受けてきた、悲しきサーペントドラゴン。
ご主人さまの命令で、ミントちゃんと戦うことになる。
このボス戦闘の後に、ミントちゃんに異変が起こります。

急激な体温低下で寝込むようになる。
そろそろ・・・きてしまうのか・・・？
幼女期が終わってしまう・・・そうなんだろ？

お　と　な　に　な　っ　て　し　ま　っ　た　。
なんということだ・・・
泣き虫だよな？泣き虫であってくれよ？

ふざけんんああああああああああ！！！！！
なぜだ！？
あれだけ甘やかしておいて、女王様タイプになってしまうとは。
かくも子育ては難しいのか。
こいつは私の知ってるミントちゃんじゃない。

もうパパって呼んできれなくなったオマエに用はない。
・・・やり直すしかない。

だが、私の2台目PSPはもはや限界。
故障寸前でゲーム全然読み込んでくれないのです。
なので断念。
RPGパートはかなり面白いので、絶対もう一度挑戦したい。
そのため、3台目を購入するまでPSPの記事はお休みになります。

次こそ、壊れにくいアタリのPSPを買いたいです。
そんなものはないか。