ゲーム雑記:犬夜叉(PS1)
2001年発売(BANDAI) そう、そこは骨喰い井戸の向こう側 |
私はクリアできなかったゲームは今まで記事にしていなかったのですが、今回はちょっと頭にきたので記事にします。
今年は知らないマンガアニメ原作のキャラゲーをやっていこうと思ってましてね。
まずは『犬夜叉』からやってみようと思ったのです。
作者が高橋留美子さんってことと、制服の女の子が異世界転生してるってレベルの知識しかありません。
でもって結論、クリアできませんでした。
やってくれたなBANDAIさん。
アンタのとこの昔のゲームは理不尽に汚染されてるものが多くて困る。
もちろん、アニメーションムービーを流せる”強み”はありがたい。
私はゲームでアニメの内容を知るタイプの人間です。
『十二国記』をゲームから入って、その後に小説読んで、アニメは見ない人間です。
だからシナリオを知るにはゲームが一番効率がいいんですわ。
プロローグでちくび無しおっぱい妖怪を堪能します
中盤までプレイして詰んでしまった本作。
今回はゲーム版『犬夜叉』の女の子紹介と、詰んだ原因をご紹介します。
原作を何も知らないので犬夜叉がどうとか弥勒がどうとかそういうのは書きません。
まずはヒロインのかごめちゃんの戦闘シーンからご紹介。
CVは雪野五月さんか。
この人の気の強い女の子キャラは本当にブレないな。
システムは王道のターン制RPGです。
本作は戦闘アニメーションが用意されています。
これが非常にテンポが悪い
これはイカン。
「スキップできないはずがない」と思い説明書を熟読。
決定ボタンが2つあり、●ボタンではなく■ボタンで決定するとアニメ演出スキップできました。
かなり作画を作りこまれているのでテンポの悪さが本当にもったいないです。
まずは敵として現れた女の子、結羅ちゃん。
髪の毛を操る妖怪さんでした。
序盤は犬夜叉と二人旅でしたが、いきなりかごめちゃんがパーティから外れる展開。
私は常に、RPGやるときは”縛りプレイ”ができるか意識します。
縛り内容はもちろん、女の子キャラ限定育成。
本作はそれができそうな雰囲気がありましたが、序盤ですぐに挫折しちゃいます。
犬夜叉が一人で進まないとならない場面が多すぎる。
説明書見ると、かわいいキツネちゃんの七宝ちゃんとえっちな全身タイツの珊瑚ちゃんがいるので頑張ればできそう。
いや、結局私が詰んだ原因は犬夜叉の育成必須だったので、努力しないでよかったと思いました。
戦闘アニメーションはかわいい。
ちなみにこのゲームはイベント戦以外の通常戦闘は100%逃げられる。
ですので、かなりぬるいゲームとなってます。
BOSS戦もそれほど強い敵もいません。
結羅ちゃんもカンタンに倒せました。
次に出てきた女の子は、森でケガしていた小枝ちゃん。
めっちゃかわいい
この幼女の声かわいいな・・・
病気のお母さんのため、どんな病気も直せる薬草を探しています。
ゲームオリジナルっぽいのでぜひともクリアしてエンドロールで確認せねば!
次に出てきたのは犬夜叉のママン。
兄の殺生丸に死人として甦らされた偽ママンでした。
殺生丸は私が好きなCV成田剣さんでよきかな。
でもね、今回は辛口で行きますよ。
まだまだ前半にもかかわらず、イベント戦闘が多すぎる。
絶対に倒せない強敵とのイベント戦とかゲーム中に1.2回じゃないとなんか冷めるんですけどね。
原作準拠なのはわかるが、だったらわざわざ戦闘シーン組み込まんでいい。
中盤で詰みましたが、それでも無駄なイベント戦闘が10回くらいはあったんですよ・・・
いやいやオマエ男の子だったんかい!
もう女の子でいいでしょう高橋留美子さん・・・
楽しみにしてたキツネっ子が幼女じゃなくてショタくんだった。
七宝が仲間になって、道具イベントリが一人分増えてだいぶ楽になりました。
3人になるとこのゲームはだいぶ楽になります。
ヌルい
あまりにもヌルいRPGじゃ!
ただし、武器防具の購入はとてつもなくシビア。
お金稼ぎが全然できないのに武器防具が高すぎる。
高いお金を叩いて購入しても、全然パラメータが上がらない武器ばかり。
つまり、ゲームバランスがヒドすぎる。
BANDAIさん流石です。
次に出てきた女の子は桔梗さん。
山姥みたいな妖怪に復活させられました。
ここら辺まで来たら、なんとなく『犬夜叉』のストーリーが把握できましたわ。
もうこれで『犬夜叉』を語ってもいいでしょう!
さてさて中盤。次の女の子はなずなちゃん。
お花の名前が女性キャラ名になってるのが多いですな。
CVは折笠富美子さんか。
この名前を見るたびに苺ましまろを思い出します。
この子もゲームオリジナルっぽいですね。
実は幽霊だったロリっ子の雪ちゃんが登場。
無事に成仏してくれました。
あれ?もしかして小枝ちゃんと声は同じかな?
あ、ちなみに弥勒という若いお坊さんも仲間になり4人パーティになってます。
あとは珊瑚ちゃんが仲間になればパーティはコンプリートですな。
と、ここまでは何の変哲もない普通のRPGでした。
このゲーム特有のシステムとかないのか?
あるんです!
とんでもなくおバカなシステムがね。
かごめちゃんが旅を嫌になって現世へ帰っちゃいます
これが本作の斬新すぎるシステムだ!
戦闘でのダメージ蓄積や強敵との戦闘が続くなど、不利な状況が続くとかごめちゃんの隠しパラメータである不満値が上昇。
その不満が爆発すると、この世界観をぶっ壊して現世へ戻ってしまいます。
もう意味がわからん
原作でも実際にこんなことあったのかな?
いやいやこの子は現世に戻る方法を探していたんじゃなかったのか・・・
「もういや、実家に帰る !! 」
いとも簡単に現世に帰れちゃうという”神の領域をも侵す能力”を発動できます。
世界観ブチ壊しのミニゲームが突然はじまる
ヤバい楽しいこのゲーム(笑)
操作説明も一切なくいきなり同級生の北条くんとの追いかけっこがはじまる。
様々なアイテムが転がっていてたくさんゲットできます。
しかもパラメータUPのドーピングアイテムが多数あり、かなり重宝するミニゲームだ。
このミニゲームが終わると、かごめちゃんは満足したのか戦国時代に戻ってきてくれます。
このミニゲームが発動したということは、そろそろヌルゲーじゃなくなってきた証拠。
だが、時すでに遅し
珊瑚ちゃん登場
「よーしやっと女の子を仲間にできるぞ」
という喜びは、一瞬にして悪夢となりました。
珊瑚ちゃん・・・うそやろ?
まさかの犬夜叉ひとりでの戦闘。
まぁそれは良いとしよう。
コマンドが「防御」しかできない
え?普通に死んでセーブポイントからやり直し食らったんですが。
もう1回挑戦。
これはアカン
1時間近くかけてLV21まで上げました。
これで耐えられなかったら私は泣くぞ。
3回防御して、残りHP6で切り抜けました。
するとまさかの、その状態からの再戦。
しかもまた「防御」しかできない。
流石に攻略サイトを見る私・・・
うそだろ
最低でも犬夜叉がLV30ないと耐えられない
これまさか詰んだのか?
どうやらこれはサブイベントらしく、終盤でないと切り抜けるのは無理っぽい。
この時点で犬夜叉のレベル19でした。
たぶん普通にプレイしていれば普通にこのくらいのレベルで到達する場所です。
雑魚敵もそこまで強いわけじゃないし。
しかも行き止まりの村でセーブしてから1MAP戻った際に発生するイベントです。
つまり、セーブしたらその村から抜け出せない仕様。
これはひどすぎるって・・・
一応ね、頑張ってみたんですよ。
イベント発生しちゃうMAPの端っこでレベル上げしましたよ。
レベル24まで上げました。
いやはや、これが限界だってどう考えても。
出現する敵から入手できる経験値が6前後。
次のレベルまで1000近い経験値が必要とか、心が折れるってばよ。
・ドーピングアイテムは全部かごめちゃんに投与してしまった
・直前の村には宿屋がないので手持ちの回復アイテムを使うしかない
・セーブポイントが行き止まりの場所にある極悪トラップ
・ヌルゲーだからセーブ箇所は1か所しか作ってなかった
総プレイ時間21時間。
まさか私がRPGで詰むなんて、はじめてじゃないかな。
もちろん肌に合わなくて途中で”積んだ”RPGはありますよ。
でも”詰んだ”RPGはなかった気がする。
やってくれたなバンダイさんよ
アンタのせいで『犬夜叉』がキライになっちゃいそうだ。
格ゲーの『犬夜叉 戦国お伽合戦』の初回限定版未開封も持ってるが、もう絶対開封しないと決めたわ。
つまりこの記事で何が言いたかったのかと言うと、「バンダイのレトロゲームは攻略サイト見て遊べ」ちゅーこっちゃ。
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