カワイイ娘ニハ旅ヲサセヨ

女の子が主人公のRPG攻略・紹介サイトのゲームブログ

雑記:映画FFの二の舞となった『ケイナ』

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ケイナ(PS2)

2003年発売(namco)
ジャンル:アクション

映画とゲームのコラボレーションが、ついに実現!
フランス気鋭のクリエイターの技術を集結させて
作り上げた映像と
独自の世界観を演出したストーリー展開は、
まるで映画の世界に身をおいているかのような迫力!

この冒険はきっと奇跡。
少女ケイナは、まだ知らない。

フルCG映画とゲームの同時開発で制作された『ケイナ』。
フランスの作品です。
ヨーロッパ初のフルCG超大作との完全コラボレーション。

知らん!

この知名度のなさが、興行大失敗を物語っておりますな。
映画と同時上映でナムコから発売されてたらしい。
日本語wikiにすら情報が掲載されてない。悲しき作品です。

こいつが主人公のケイナ


だいぶハゲ上がっております。デコにまーるい痣があります。
この世界観の住人はみんなハゲとる。
キャラデザとがりすぎだろ。


オープニングムービーは恐らく映画と同じ映像。
スケベな体しているケイナ。
お股おっぴろげで冒険しています。


ヤバめなクリーチャーに追われていたケイナは見たことない刃物を入手する。
彼女の住む世界には存在しない硬度な物質だった。
この武器を手に、世界の真実を追い求めるというシナリオです。


冒険から帰ってきたケイナに子供たちが寄ってきます。
大人気のケイナ。


ガキどもの目的はもちろん、ケイナの恵体が目当てだ。
至近距離で股間を凝視する男児たち。

すると急に地震が!

司祭「逃げるな、神に祈れ!」

みんな膝をついて祈り出す!

司祭めがけてなんか落下!

司祭、逃げる!

ケイナ「おまえ今逃げたやろ!神なんてまやかしや!」

司祭「うるさい!」

ケイナ逃亡

こんな感じでOPが終了します。ようやくゲームパートに移ります。


まあグラフィックは頑張ってるほうだと思いますよ。
というかやはりPS2のこのくらいのグラって安心します。
画像だけだとヤバめに移りますが、モーションは自然で評価できます。


撒き出るクリーチャーを倒しつつ進むステージ型アクションです。
移動はバイオ系です。バイオ系のアクション移動は難しい。
カメラ視点も完全固定でその都度切り替わるので大変。
このタイプの操作ってもう壊滅しましたね。
いつも左右ステップが主人公の向きによって間違えてテンパるんだよな。


このゲームはガードが○ボタンになっています。
これは非常に良き。
LRがガードのゲームが多いが、私は4ボタンじゃないとしっくりこない。
ジャストガードを駆使して進めていましたが、2面で?となる。
リーチの長い槍モンスターが厳しい。

もしやこれ、ガード使わずガチャガチャ行ったほうがいいのでは?

敵出たら速攻で近づいてガチャ押しでいけるなこのゲーム・・・


ただステージ3以降はガチャ押しでもダメージ喰らうようになる。
機械の敵が出現。
こいつらは重たい斧型ナイフでないと倒せない。
モーションが遅いので回避が重要になる。
敵ロックオンしたままだと異常な動きができる。

ケイナのその姿は、まさにゴキブリだ。

サササッ、ササササッと音を鳴らしてゴキ移動が戦闘の基本です。


ステージ4でパワードスーツを着たしゃべる芋虫が出現。
ケイナをヴェカリア人という異星人の場所へ連れてってくれると言う。

がんばれ芋虫!


速攻で燃料切れになるマジで使えない芋虫。
ケイナは仕方なくコイツの燃料を探し回るハメになる。

その結果・・・


なんとかエネルギーパックを入手して戻ってきた。
しかし意識を失って倒れてしまったケイナ。
そんなケイナのお尻を執拗になでる卑猥なクソ芋虫なのであった。


ケイナはヴェカリア人の最後の生き残りであるオパッツに保護された。
ピッチピチのスケベスーツを着せられてしまう。
そして、この世界の真の姿を聞かされる。


決戦へ挑む特殊な戦闘服を用意してもらった。
髪の毛も収納されて完全につるっぱげになってしまった・・・


映画のほうの理想はコレ。邪神モッコスを思い出す。
どっちにしろセンスねえな。


新しい衣装で挑むステージ5。
ありえんほど強い敵が出現する。それが上記画像の一つ目ロボット。

なんとこいつに5回もゲームオーバーくらった。

狭い部屋で延々と追尾弾を放出してくる。避けるだけで精一杯。
レーザーガン無効。
ボーガン無効。
ナイフ攻撃無効。
効果があるのは斧だけだが、斧攻撃はモーションに時間がかかる。
攻撃1発当てる→追尾弾を回避を続けていた。
激ムズだろなんなのコレ。クソゲーかよ!

と思って5回も挑戦してた。ラスボスの100倍強い敵に心が折れそう。
・・・説明書を見たら、レーザーガンの使い方間違ってただけでした。


一つ目ロボットとの大死闘を繰り返したケイナ。
このおかげで腕前が超絶上がってしまった。
ステージ6、7とサクサクでクリア。ラスボス戦もガチャ押し1発でクリア。

こうしてケイナはヴェカノイを解放した。
ヴェカノイ?なんだそれは。

結局最後まで世界観は「?」のまま終了。
洋ゲーのローカライズって、だいたいシナリオとか頭に入ってこない。
世界観をプレイヤーに共感させる技術は和ゲーの強みなのだなあ。


エンディングムービーへ。
ケイナが住んでいたアクシスは巨大な植物が宙に浮いて構成されていた。
そのアクシスが地上に落下。
新たな大地を手に入れることができた、って結末。

なぜかケイナのおデコにあった痣が消えています。
なぜなのか?ようわからん。


最後は恋人と一緒に新しい大地へ向かって消えていき終了。

以上がケイナという作品でした。

ゲームの難易度はやわらかめ。
グラフィックは上々。
シナリオ、世界観は語るに値しないです。
たぶん映画のほうも散々の結果だったと思います。
wikiもないので日本ではDVDすら売られてないんじゃないかな?
まあナムコは何も悪くないので、そこんとこだけは勘違いしないでね。

マイナーなのであまり中古ショップでも売ってないと思います。
売っててもそこそこな価格帯なので、オススメはしにくい。

なぜなら・・・

女の子がかわいくないからだ。

なんでハゲとんねん。

【公式サイト】https://www.bandainamcoent.co.jp/cs/list/kaena/