ゲーム雑記:SHUFFLE! オン・ザ・ステージ(PS2)
『SHUFFLE! シャッフル!オン・ザ・ステージ』(PS2) 2005年発売(角川書店) ジャンル:恋愛ADV 神にも悪魔にも凡人にもなれる 神や魔族と人間、彼らとの共存が当たり前となった世界。 |
5月1日。
『SHUFFLE! episode2』制作決定のニュースが、私の耳に飛び込んできた。
シャッフル・・・?なんかPS2のやつ持ってたけどやってないな。
続編を出せるほどの作品だったのか・・・
だったら一応やっとくか精神で、積みゲー段ボール箱の中から取り出してきました。
まずはヒロインのご紹介です。
リシアンサス(神族)
ネリネ(魔族)
プリムラ(人口生命体)
時雨亜沙(人間)
麻弓=タイム(ハーフ)
カレハ(神族)
紅薔薇撫子(担任教師)
芙蓉楓(幼なじみ)
スケベボディの先生は攻略できるかわかりませんが、主要キャラは以上。
名前がみんな花の名前のようですな。
さあどうでしょう。
全員あんま惹かれないキャラデザだな・・・
みんな似たような顔つきだし、メガネちゃんいないし、ただ人外はいる。
魔族や神族がはびこる世界観。
どうにもこういう設定のギャルゲーは惹かれないんですよねえ。
じゃあ、声で選ぶか(小声)
後藤邑子さん一択だな。
という訳で、幼なじみといえばゴトゥーザ様。
芙蓉楓ちゃん狙いで進めます。
なんてことだ・・・この命の灯火が消え入りそうなほど切ない声。
後藤さんの持病とリンクしてしまう。
無理しないでね。
他に魅力的なヒロインがいないので、普通の人間の楓ちゃん一本で楽しもうとは思ったのですが。ただ・・・
あかん、おもんない。
変わった世界観のキャラクターのやりとりが、この作品の面白味なんだろうけど。
どうも私には惹かれないようだ。
開始20分くらいで限界がきました。
>>高速SKIP起動!
もうBADENDでもかまわない。
シナリオをガン無視します。
ただ、選択肢がカンタンすぎるな。
この程度の選択肢なら、楓ちゃんルート行ける気がします。
30分ほど高速SKIPしていると、切ないBGMとともに回想シーンへ。
― 女の子が泣いていた。
― トレードマークのようになった小さなリボン。
― 泣くのをやめてほしかった。笑顔を見せてほしかった。
― その子が大切だったから。
― 辛いことだったけど・・・悲しいことだったけど・・・
― だからボクは言ってやった。
― 女の子は顔をあげて言った。
― 「稟なんかしんじゃえばいいんだ!」
この回想で、楓ちゃんルートは確定しました。
2分ほどの回想シーンだけ、SKIPと止めてシナリオを探ります。
これは泣けそうな予感。
やはり強い。声は弱々しいのだが、やはりゴトゥーザ様は強いのだ。
さらに高速SKIPを発動して、楓ちゃんとのシリアスシーンだけ楽しみます。
幼なじみルートのお約束。
それは、幼い頃に交わした約束。
主人公は約束のことを忘れたままでいる。
本作は、このセオリーの真逆の展開。
主人公のほうが約束を覚えているというシナリオでした。
主人公の両親と、楓ちゃんの母親は、交通事故で亡くなっていた。
旅行中に体調を崩した楓のために、急遽向かっている最中の事故だった。
母親が亡くなり、食事を取ることもできずに衰弱する楓ちゃん。
ずっと泣き止まなず、衰弱する楓ちゃんに、主人公は嘘をついた。
「三人を俺が無理やり呼び寄せた。その途中で事故に遭った」
俺を恨むことで元気になってくれるなら、それでもいいかって。
ちょっとだけ、泣けました。
高速SKIPでプレイ時間1時間半。
それでちょっとでも泣けるなら充分でしょう。
ただ、続編を作るほどのタイトルなのかと思うと、首をひねりますね。
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