ゲーム雑記:白衣性愛情依存症
|
2015年発売(工画堂スタジオ) そのおクスリは、あまくてせつない |
やべーなー
厚生労働省公認ドナーカードが付属してるよこのゲームソフト。
これ持ってた人間の臓器とか提供されたくないだろ。
てな感想を持ちながらプレイする本作。
百合ゲーだと聞いております。
最近はLGBTだーLGBTだー
ポリコレだーポリコレだー
コンプライアンスだーコンプライアンスだー
何も作れないだろこんな世の中じゃ。
もはやゲームなんて攻めたシナリオなんて作れない時代。
百合ゲーもそろそろ限界を迎えそうですね。

舞台は看護学校、ナースのたまごさんたちです。
主人公の大幸あすかは、幼いころ絵本に書いた「かんごしになる!」という夢を追いかける少女。
絵本を絡ませてくるあたり、かなり期待させられるADVです。
まずはガチ百合少女たちの紹介からいきましょう。

大幸あすか(主人公)
素直で天真爛漫ゆるふわポンコツ姉。
頭は悪くないが、物覚えが若干よくない。
総じてダメキャラだが、ここぞという時の決断力・実行力はある。
8歳以前の記憶がないが、本人はあまり気にしてない。

大幸なお(妹)
姉激ラブ、姉の支えになることが自分のすべて、という完全無欠の良妹。
自称「お姉ちゃんの特効薬」。
姉と同学年というスーパー年子で、不出来な姉を入学までサポートし、自身も同校に入学してしまうほど姉想い。

武田さくや(姫)
あすかの入学する帝都看護の同級生。
資産家の富豪の親を持つ正真正銘のお嬢様。
責任感が強く気位が高く、頑固で意地っ張り。
初対面のはずのあすかに何故か冷たくあたる、現・いつきの恋人。

天藤いつき(メガネ)
あすかの入学する帝都看護の同級生。
日本舞踊の家元である名家の娘。
洗練されたイマドキのカリスマお洒落ガール。
性格も開放的で悪戯好き、現・さくやの恋人。

大原かえで(先生)
あすかの入学する帝都看護の教員で元看護師。
看護業界の名門「大原」の出で、自身も看護師として活躍後、教員の道を選ぶ。
あすか曰く「白衣の天使」。
ヒロインは主人公含め以上の5人です。
さて誰を狙おうか・・・
迷うことないよね。
禁断すぎる姉妹百合ルートしかないでしょう!

主人公あすかの妹、なおちゃんは同学年の妹です。
あすかが4/1生まれで、なおちゃんが4/2生まれのスーパー年子らしい。
同学年姉妹なんて都市伝説みたいなものだと思っていたよ。
なのに姉妹同士でレズビアンとかもうUMAだろ!?
特に妹のなおちゃんはガチ百合少女。
ポンコツの姉とは正反対の才女です。
特に百合の才能は特筆すべきところがありますねえ!
血の繋がった姉だろうと関係ありません。
なおちゃんの百合はもう病気です。
おクスリ出しときますねー

あすかの入学した看護学校には生徒には有名なカップルがいた。
それが武田さくやと天藤いつき。
あすかは輝きを放つさくやに”星”が見えた。
幼いころに読んだ絵本「ほしをおうひと」に描かれていた、
「ほしをつかまえるには、どうしたらいいとおもいますか?」
という内容を、自分と二人を重ねて考えるようになる。

そんなガチ百合カップルの蜜月を見てしまったあすかちゃん。
ん?
なにかがおかしい・・・
この作品の世界観にずっとモヤモヤしてた。
それがここまでプレイしてやっと気づきました。
本作には”男”が存在しない世界なのです。
当然、登場人物はすべて女性。
男性が出てこないのじゃなくて、男性そのものが存在しないかのようなシナリオ。
異性という概念がない。
だから百合行為に対する背徳感がまったくない。
クラスメイトも、さくやといつきが付き合っている事実をあこがれとしか感じていない。

主人公あすかは背徳感を持っているような描写があった。
しかしそれは、姉妹での百合に対する抵抗感だったのです。
なので、百合行為の心情表現が他の百合ゲーに比べると物足りないです。
ただ、この百合ゲーは強烈な描写が魅力。
プレイ中は”男性”という概念をなくしてプレイしましょう!

で、肝心のシナリオですがコレがまた素晴らしい。
前半パートはもはや百合ゲーじゃない。
恋愛ADVとしては高水準の取材を行ったと感じるほど。
看護学校という未知の世界ですからね。
それもそのはず、エンドロールに“医療監修”という役職が出てきます。
wikiで調べたらガチの元看護士がシナリオ協力者でした。
そんな高水準の看護シナリオは、病院研修で泣かされました。
ずっと入院している患者との出会いによって、看護士への憧れが決意に変わる。
看護士を目指すって、私にとっては想像もつかない世界。
プライベートな時間もほとんどない看護士になりたいと思うことが信じられない。
一生理解なんて出来ないと思ってたのに、ちょっと心を揺さぶられた。
心情の描写・伝え方が秀逸すぎる。

後半からは打って変わってヤンチャなシナリオが増えてきます。
いつきに無理やりコスプレさせられてコミケに参加。
ご覧の通り、会場には女性しかいない世界。
男の概念がない世界は、どうおいうわけか色気が足りない気がします。
夏休みには海に行ってなおちゃんとえっちなマッサージも堪能。
姉妹の百合度も高まってきました。
そして迎えた文化祭の日 ―

さくやに呼ばれて屋上にきたあすか。
そこで、あすかはさくやに唇をうばわれた ―

そのすぐあとに、衝撃的な事件が起こる。
突然のキスに動揺するあすかの前に何者かが現れ、凄惨な事件が起きてしまう。
とんでもない展開になってきた。
ナースを目指す女の子たちの現実的なシナリオが一変。
ファンタジー色の強い、まさにギャルゲーって感じの展開になっちゃいました。
ここからは真相解明編ですね。

8歳以下の記憶がない主人公あすかの謎が明かされます。
あ、もちろんこれはなおちゃんルートのおはなし。
禁断の姉妹百合は、実は本当の姉妹じゃなかったというオチに、安堵と失望の入り混じった複雑な気持ちになりましたね。
さすがに姉妹百合というプレイはゲームとはいえ厳しいか。
LGBTがコンプライアンスに屈した瞬間ですね。
そんな姉妹百合ルートですが・・・
なおちゃんの本当の顔が明かされました。
まずはバッドエンドから見てみましょう・・・

ヤバすぎるだろ
屈してない!全然屈してないよ!
工画堂スタジオはコンシューマ機だろうがコンプライアンスごときに屈するはずがない!
もう何も言うことはありません。
アタマおかしい。
ふう。
疲れてるのかな?
私の百合キャパは完全にオーバードーズしてしまいました。
もっとピュアな百合じゃないとキツいっす。
普通の百合がほしい!
お願いだから普通のおクスリちょうだーい!
それではベストエンドを処方してあげましょう・・・

センスあるなー
この百合ゲーはセンスがあるね!
百合行為に幼女を混ぜるとかセンスの塊だな!
コメント
コメントはありません。