カワイイ娘ニハ旅ヲサセヨ

女の子が主人公のRPG攻略・紹介サイトのゲームブログ

雑記:ホワイトブレス~絆~

calendar

ゲーム雑記:ホワイトブレス~絆~

『ホワイトブレス 絆』

2006年発売(KID)
ジャンル:恋愛ADV

茜坂学園に通う2年生、相模 司。
学園にはかけがえのない友人と後輩がいた。
いつまでもこの生活が続けばいいと思いかけた頃、
― 事件は起こる。
主人公が幼少のころにわずらった病気が再発。
このままでは卒業まで命が持たないと診断を受ける。
ヒロインとの想いを紡ぐとき、無情なタイムリミットがやってくる。

なかなか素敵なキャラデザに惹かれて手を取った1本。
『ホワイトブレス絆』という作品をご紹介します。

題名からも分かるように、舞台は冬。
お楽しみイベントがクリスマスに限定されますかね。
季節限定に特化したギャルゲーは意外と名作多いですから。
期待を胸に、ヒロイン紹介からやっていきましょう。


一ノ瀬美緒
司のクラスメイト。ケンカ友達でお互いに気を遣わずすむ相手。
だが、家庭の事情により美緒が家を飛び出したことによって
ふたりの関係は変わる。司を頼り、同棲することになる美緒だが、
そこにはすでに凪沙がいて、美緒の心に変化が・・・

 


春日美乃
司のクラスメイトで、面倒見のいい母親的存在。
ひとりっ子だったが、父の他界後、母親が再婚したため弟妹ができる。
新しい家族へ精一杯の愛情で接するが、なかなか受け入れてもらえない。
家族のために大好きな美術の道を諦め、就職しようとしている。

 


浅葉ののか
司の部活のマネージャーを務める後輩。以前に司とは義妹だったこともある。
現在は再び他人となったが、ののかは司を追いかけて学園に編入してくる。
ののかは敢えてただの後輩として接しようとするが・・・

 


遠藤凪沙
司の従姉で、姉のような存在。
落ち着いた雰囲気の女性だが、年下をからかう茶目っ気もある。
現在浪人中で、志望大学には現役合格した彼氏が待っている。
ただ最近疎遠になっており、その関係に不安を抱いている。

 


柊歩
他校に通う学生で、ふとしたきっかけで司と出会う。
同世代ながらモデルの仕事をしており、大人びた言動と颯爽としたイメージ。
誰よりもしっかりと未来の目標を見据えているが、
母親と確執があり家庭内の問題を抱えている。

 


鳳刹那
腐れ縁のクラスメイト。頭がいいが変態気質。
また、鳳総合病院の院長の息子で結構な金持ち。
物静かな優等生っぽいイメージで、周りをだますことに快感を感じている。
被害にあった女生徒多数。

 

主人公含め、みんな家庭に問題を抱えている。
これが本作のテーマとなってくる。
あまり重い設定持ちではなく、身近な不幸だからいいんでしょうな。
みんなかわいいから迷いましたが、春日美乃ちゃんにしました。


母の再婚によって苗字が”春日”になった少女。
母親は看護師のため、なかなか自宅には帰ってこない生活を送っていた。
ひとりっ子のため、幼少期はかなり寂しい思いをしていた。
そんな中、再婚によって相手方の弟妹が家族となったわけである。
この状況でもポジティブに考える美乃ちゃん。
自分が不幸だなんて微塵も思っておらず、新しい家族に対して最大限の愛情を注ごうと努力している。


そんな美乃ちゃんの可愛い妹、洋子ちゃんが出現!

あかん、洋子ちゃんが一番かわいい。

というわけで、これが私の本心。
洋子ちゃんがセットでついてくるという理由で美乃ルートへ。
舞台となるのは1998年の冬。
プロローグですでに主人公の相模司は、危篤状態で入院している。
それからさかのぼること1年―
11月25日からはじまる。


いきなりドエロなお姉さんが居候する展開。
従姉の凪沙さんがやってくる。なんともうらやましい話である。
こんなエッチなお姉さんがいると気持ちが揺らいでしまう!

とはいえ、このギャルゲーはかなり簡単でした。
選択肢もわかりやすい。
なにしろ目的がはっきりしている。
“主人公の病気が再発する前に、ヒロインのかかえる問題を解決する”
わかりやすくて好きよ。


しかし、私のギャルゲー脳は過剰思考してしまう。
“イベント”にビビりすぎてしまう傾向がある。
この作品は、冬という1シーズン特化型だ。

通常のギャルゲーだと、“クリスマス”というイベントは最も過敏になる。
しかし、本作は一発目のイベントがクリスマスとなる。
この特殊なイベントの流れはあまり得意じゃない。
順調に美乃ちゃん攻略を進めていくと・・・
ののかちゃんからみんなでクリスマスパーティを誘われる展開。
マズい。


美乃ちゃんは弟妹のために、クリスマスもバイトをする予定だ。
洋子ちゃんのプレゼントを買いに行くデートも遂行できたが・・・

美乃ちゃんとクリスマス一緒に過ごせないでルート乗れるのか?
なんてビビってしまうのです。

「ミスっちまったかなー」

なんて考えながら一発勝負でプレイしてこそギャルゲーの醍醐味。
でもそんな杞憂もここまで。


普通にみんなでクリスマスできた。
ちょっと拍子抜けしてしまった。
そうですよね。ギャルゲーなんてそこまで難しい作品はそんなないし。

そしてこのクリスマスが、最初で最後のイベントとなる。
ここから各ヒロインのルートに入りました。
正直もうちょい先だと思ってました。
3月くらいがリミットかと。
年が明け、主人公の体に異変の予兆が現れはじめる。
思ったよりも病気の再発は早そうだ。
これは・・・バレンタインまで持ちそうにないな。


ここからの展開は早い。
というか、もうやることが決まってるようなものだ。

美乃ちゃんは美術の才能がありながら、美大進学を諦めてしまった。
新たに増えた家族のために、就職の道を選択していた。
自分の幼少期の寂しい記憶が重くのしかかる。

ここからが本作のメインディッシュ。
彼女の本心を聞き出して、進学の道の背中を押してやればいい。
わかりやすい!
だから選択肢もイージーモードを搭載してるようなものだ。


なかなか自分の幸せに向き合おうとしない美乃ちゃん。
はたして、洋子ちゃんたちはどう思っているのか。
おちびちゃんたちも、美乃のことを本当の姉として心を開いてくれるようになった。

洋子ちゃんに笑顔が戻った。
もうこれは私にとってグッドエンドに等しいな。

そして、おちびちゃんたちは美乃が無理をしていることに気づきはじめる。
単身赴任で一向に帰ってこない父親。
自分たちのために美乃が夢をあきらめようとしていること知ってしまう。

いいシーンだったが、私の感情がブレまくる。
体育座りの破壊力よ・・・
もう幼女の体育座りは法律で禁止したほうがいい。

なにはともあれ、これで無事に目標を達成。
ここでまだ2月頭。
そして図ったように、病魔が襲い掛かる。


主人公は幼少期に心臓の大怪我をしていた。
完全に回復したと思われていたが、大量輸血の影響で栄養分がうまく体に運ばれない症状が出る。

そしてプロローグのシーン、1999年の冬へと進む。
意識不明のまま一年が経過していた。
当時高校2年だった美乃たちも、そろそろ卒業シーズンだ。


描写が少なすぎる。

なんでだ?ここが山場じゃないのかよ。
あっさりと目を覚ます主人公。
喜ぶ美乃ちゃん。

ち が う だ ろ

なんてもったいないことをしてくれたんだ・・・
もっとさ、この一年の思いをぶちまけてくれよ。
そんな軽い気持ちで好きな人を待ってたのかよ。

だから久々にYOUTUBEに動画アップロードしてしまったわ。
(面倒だったのでテキストのシャープ化とか一切せずそのままアップ)


外付けHDに眠っていた『ラムネ』のラストシーン。
このくらい出来たはずだ。
もったいない。
シナリオ特化させるなら、演出も大事ですよ。

久々にYOUTUBEアップしたらいろいろ改悪されてて萎えました。
HP用の限定動画とか勝手に非公開にされてたりね。
YOUTUBE STUDIOって何よ。