カワイイ娘ニハ旅ヲサセヨ

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雑記:フーリガン~君のなかの勇気~

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ゲーム雑記:フーリガン~君のなかの勇気~(PS2)

『フーリガン~君のなかの勇気~』

2002年発売(ジャレコ)
ジャンル:恋愛ADV

乃木ユキトは、未知の『宇宙エネルギー』の直撃を受け、
不思議な力を手に入れてしまった!
しかし、同時にユキト自身が”理性”と”欲望”の2つの人格、
2つの体に分裂してしまったから、さあ大変。
さらに、ユキトの手に入れた『宇宙エネルギー』をめぐって
正義の味方・妖怪ハンター・宇宙人たちが争いを始める始末。
フツーの人生にオサラバしたユキトの運命は!?

今日も今日とてヘンなゲームをやりますよ。
ギャルゲーは久しぶりなので、キワモノ持ってきました。


『フーリガン』
まったく意味の解らないタイトル。
サッカー観てで暴れるファンのことではなさそうだ。

かなり手強そうな相手です。
大好物なアレなゲームの予感。
そして漂う『トラウマン』の匂い・・・
アニメのような”~第○話~”形式。
戦隊モノを彷彿とさせるヒロインたち。
主題歌を歌うのは串田アキラ
胸焼けしそうなこってりギャルゲーの紹介です。

まずはヒロインたちの紹介からいきましょう。
全6人いますが、3つの勢力に分かれています。


東郷ひろみちゃん
主人公のクラスメイト。ごく普通の女の子だが・・・
その正体は「地球防衛軍」に所属する自称:正義の味方。
人呼んで”勇者革命トライガーン”と呼ばれている、らしい。

天才科学者の父が開発したバトルスーツで戦う少女。
しかし世間からは、便利屋さんと呼ばれるお人好し。

 


天羽悠紀さん 天羽悠加ちゃん
天羽護国神社の巫女姉妹。
おっとり巨乳の姉と、スポーツ万能で気の強い妹。
その正体は霊力と百鬼を操り魔を退治する妖怪ハンター

姉の悠紀さんは天然キャラだが剣術の達人。
妹の悠加ちゃんはお札を使って鬼を口寄せして戦うスタイル。

 


オルガ マルグレーテ ヴィクトリア
主人公の学校に赴任したエッチな保健室のオルガ先生。
飛び級のちびっこ留学生のマルグレーテちゃん。
寡黙な自称傭兵のヴィクトリアちゃん。

その正体は『宇宙エネルギー』を奪うためにやってきた宇宙人。
オルガは宇宙一の天才科学者。
マルグレーテちゃんはメイド型アンドロイド。
ヴィクトリアはサイキックソルジャーという傭兵。

この3組からルート選択されます。

迷いましたが、シナリオには期待できそうにもないので
とりあえずメインの東郷ひろみちゃんルートにしました。

続いて、システムの説明もしておきます。


各章の終盤で必ずバトルパートがあります。
ジャンケン形式のカードを出し合って体力を削るゲーム。
運要素がかなりデカく、面白味に欠けます。
主人公は強めに設定されているので序盤はいいですが。
ラスト2章は相手が強すぎてゲームオーバー連発。
ゲームのAI相手にポーカーのような心理戦を楽しむしかない。

 

ADVパートのシステム面は、かなり辛口になります。

3年に一度くらい見かける不愉快極まりない操作レスポンス。
ノベルゲーの要であるシームレスな文字送りができてない。

:ページ送り
プレステのこのキー割り当ては100%統一されている(ハズ)。

:文字スキップ
これが普通。
だが、本作は×が文字スキップに割り当てられている。
それも特殊なスキップ方式。
正確には、×がボイス再生スキップに該当しています。
飛ばし読みが非常に面倒です。
文章を読んでいくのに、○×○×○×と押すことになる。

しかし、主人公は声がないので×を押してもスキップしない。
その場合×を押すと”ウインドウ画面消去”が発生する。

もう信じられないほどのストレス!

メッセージ一括スキップも”既読”パートしかできない。
当たり前のことができないADVゲームはいやですね。
デバッグであまりの不快度に気付いたのでしょう。
説明書14Pに×ボタン機能という項目をわざわざ掲載している。

ADVゲームで操作方法の割り当て失敗するなよ・・・


久しぶりにグチを長々と書きました。
大変失礼しました。
ここからはヒロインに選んだ東郷ひろみちゃんを紹介します。

空から飛来した宇宙エネルギーが主人公ユキトに直撃。
ユキトは体が”理性の塊”と”欲望の塊”に分裂してしまう。
騒ぎに駆けつけてきた6人のヒロインたち。
宇宙エネルギーをめぐって三つ巴の抗争が発生!

ここで誰を助けるかの選択肢によってルート変化します。

自称正義の味方:ひろみちゃんを救出しました。
しかしその実体は、町の便利屋さん。
『地球防衛軍』に任命されるも、最初の仕事は新聞配達。
カツカツの家計を支えるため一緒に働くのです。


町にトラブルが発生したらいつでも駆けつける!
それが正義の味方の宿命なのです。

変身バンクシーンを毎回見せられるのです。
この凶悪なADV操作システムでな!

この変身バンクがきたらバトルパート突入ですね。
一旦セーブ。


他勢力の女の子がバトル相手の場合はおたのしみシーンに。
おしおきする女の子を選べます。
ほんとに『トラウマンDC』を思い出します。

本当はおっぱい巫女の天羽悠紀さんを攻略したかったので、
当然おしおき相手は悠紀さんを選びます。
うむ、妖怪ハンタールートにしとけばよかったかな?

なぜ東郷めぐみちゃんルートをとったのか。
それはもちろん!
サブキャラのメガネっ子登場を約束されていたからです。


今回のメガネちゃん、児玉みはるちゃんです。
学園2年生の後輩のちょっと危ないメガネっ娘。
それは、めぐみちゃん大好きなガチ百合少女でした。

入学以来ずっとめぐみちゃんをストーキングしている。
すでにめぐみちゃんの住居にも侵入済み。

そんな危険なメガネちゃんも宇宙エネルギーを浴びてしまう。
理性を失った彼女は、世の中の男を疫病で殺しにかかる。


めぐみちゃんが襲われてしまう!

いいぞみはるちゃん、もっとやれ。
このやべーメガネっ娘の出番はこれでほぼ終了。
もうこのゲームのノルマ達成です。
あとはめぐみちゃんとちゅっちゅして早く終わらせたい。


第4話は温泉旅行回。
当たり前のように混浴露天風呂が用意されているという。

このしょーもないアホゲーが、ここにきて飛ばしてきた。
急にエロくなる。
唐突にひろみちゃんがスケベな女になってるんだが・・・


ええ・・・エロすぎんだろ。

急に作画が本気出す。
しょーもないコメディ路線が一転。
混乱するわ。

しょーもないシナリオは、この回を境に人類滅亡へと向かう。
分裂した主人公ユキト’が、人類を滅ぼそうと企んでいた。


世界滅亡を阻止すべく、敵対していた6人を説得することに。
みんなで力を合わせてユキト’を倒そうとするが・・・

そうそううまくいかない少女たちとの決戦が待っている。
これがしんどい。
東郷めぐみちゃんは三つ巴勢力のうち唯一の独り身。
5人連続で倒さないといけない。

6回ゲームオーバーを喰らいました。
完全に運だろこれ・・・
もしかしたらめぐみちゃんルートが一番難しいのでは?


なんとかみんなで一致団結してユキト’に挑む。
しかしあっけなくやられてしまう。
めぐみちゃんは主人公との記憶を消されてしまった。

最終話
ようやくこのゲームでシリアスシーンが訪れます。
記憶を消された彼女は、出会った日の状態に戻っていた。
主人公に牙を向け、一緒に特訓した必殺技を浴びせかけられる。


その時、謎の女性トライエースが出現。
めぐみちゃんの必殺技を受けたのは、実の母親だった。

めぐみの母は、地球防衛軍の伝説の正義の味方。
しかし敵組織によって瀕死状態になり、人体冷凍保存されていた。
年に一度だけ、数時間目覚めることができるという。
そのためお母さんはめっちゃ若い。

めぐみちゃんはお母さんに説得され、打倒ユキト’を決意する。
しかし、まだ主人公の記憶はない。
記憶を呼び戻せるのはユキト’しかいないようだ。


まあこんな感じでラスボス戦へ。
1度目は負けて人類滅亡のBADENDになりました。
2度目に無事エンディングへ。

エピローグがあまりにも軽かったです。
もしかしたらベストエンディングじゃないのかな?

以上ですかね。
ガチ百合メガネさんは収穫でしたかね。
あとはCV:有島モユとか久々に聞けてよかったです。

気付けば半年ぶりのオーソドックス恋愛ADV記事でした。
せっかくだからこのまま続けようと思います。
2.3作品くらい連続でギャルゲー紹介が続くかもしれません。