カワイイ娘ニハ旅ヲサセヨ

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雑記:ピチカートポルカ -縁鎖現夜-(DC/PS2)

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ゲーム雑記:「ピチカートポルカ」

『ピチカートポルカ -縁鎖現夜-』 (PS2 / DC)
2004年発売 (ぱじゃまソフト / KID)
ジャンル:恋愛ADV彗星が宇宙を覆い尽くすとき、魔女は地上に舞い降りる
アルプス山脈の麓に位置する観光都市ヘクセンブルグ
そんな風光明媚な古都に留学することになった達也
留学の目的は、この町の民俗学を研究する為だけではない
数ヶ月前、ヘクセンブルグで消息を絶った先輩を捜索すること
ヘクセンブルグでは謎の連続殺人事件が発生
達也はだんだん事件の真相へ触れていく・・・・

プリズムハートを作ったぱじゃまソフトのエロゲー作品です。
ドリキャス版がずっと欲しかったのですが、なかなか売ってなくて。
あまり見かけないソフトですが、今回はPS2版をGETしたので遊んでみます。
まずは女の子紹介から。

ステラちゃん
主人公が住むことになる寮のお隣さん。バイオリン演奏が得意。

ニコちゃん
観光客を狙うスリ師。主人公も到着早々に全財産を盗まれてしまう。

ヘンリエッタちゃん
主人公の通う大学の指導教官。異例の早さで博士号を取得した天才講師。

ミリアムちゃん
教会に住む無口で無表情の少女。何かとてつもない使命を持っているらしい。

琴梨ちゃん
主人公の妹。お兄ちゃん大好き少女。ビジュアルでは刀持っているが・・・

メインヒロインは以上の5名のようです。
他にも、行方不明の生島静香先輩、ウェイトレス姉妹、女刑事さんなどが関わってきます。

では次に、このゲームの世界観とかを。
舞台となるヘクセンブルグという場所は、おそらくルクセンブルクを模していると思います。
ドイツとフランスの間ですね。
そこには超エリート大学があり、主人公の先輩だった静香先輩が留学していました。
しかし3ヶ月前に彼女が失踪。
そこで、学力の低かった主人公が留学希望したら、いとも簡単に申請通過。
何かウラがあるが、現地で先輩を探すことが目的です。
この世界では、ヘクセンブルグでは巨大な彗星が見ることができる。
そして物語のカギを握るのが、“魔女伝説”です。
夜になると意識を失い、女性を狙い殺戮を続ける魔女の伝説が残っている。
そして今、数日前から連続殺人が起こっており、魔女の仕業だとささやかれていた。
大まかに説明するとこんな感じ。
文章はあまり練られてないかな。物語に引き込む魅力が足りない気がします。
キャラの瞳も青くないので、西洋の舞台感が薄く感じるのも勿体ない。


続いてシステム面。かなり変わっています。
まず、各キャラーの立ち絵が1種類しかありません。
そして、顔アイコンが非常にデカい。
特殊なウインドウ画面ですが、立ち絵が変わらない代わりに顔アイコンのほうが動きます。
あとは、同じぱじゃまソフトの作品『プリズムアーク』のように、デフォルトキャラの挿絵が数多く登場します。
システム回りのプレイヤー調整は、KID作品なのでかなり快適です。


ちょっと久しぶにギャルゲーをやりますが、まあ大丈夫でしょう。
一発で狙いの娘のEDを達成してチャッチャと終わらせますよ!
もちろん、狙うはメガネちゃん。
でも行方不明の静香先輩はメインヒロインではないので、ヘンリエッタ先生を狙います。
3日目あたりまでは順調。
天然・巨乳・メガネ・先生キャラは、ありきたりすぎてあまり魅力を感じない私でしたが、以外とかわいいヘンリエッタ先生
オドオド声が、感じちゃってんのか?ってくらいスケベな声。
元々エロゲーだから仕方ないけど。
そして、連続殺人事件が再び起こる。


行きつけのレストランのウェイトレスだったユーノちゃんが被害に遭う。
翌日には、捜査をしていた女刑事さんまで犠牲者に・・・
奇しくも事件現場に居合わせた主人公。
事件はハロウィンの祭りが近づくにつれて顕著になっていくのだが・・・


寮のお隣に住むステラが魔女になってしまった模様。
おや、これはヘンリエッタちゃんルート外れたか?まずいな・・・
そして主人公は、ステラのバイオリンを聞くと意識を失い、目が覚めるとハロウィンの日に。
管理人さんまで犠牲になり、ステラを追って古城へと向かいます。
そこに待っていたのは、豹変した静香先輩だった。
お し ま い 。
~魔女エンド~

ありゃりゃ。ほぼバッドエンドになってしまいました。
ちなみに、クリアしたことでヘンリエッタ、ニコ、ミリアムシナリオ開放とのこと。
あーこういうタイプか。
シナリオ開放型のギャルゲーはマジ嫌い。
田中ロミオがシナリオ参加した作品らしいから、もうちょっと頑張ってみようか・・・
もう一周やります。
今度こそ!ヘンリエッタ先生とちゅっちゅしないと。


・・・ミスった。
またしても魔女ED。
ギャルゲーがうまくなったと自負していましたが、まだまだですわ。
選択肢前にこまめにセーブしないとダメだね。
1周目より選択肢が増えてたので、新規選択肢で間違ったとしか思えない。

そういえばOPに出てきた黒いコートのヘンリエッタ先生が見れなかったな・・・
あの服は・・・鋼の錬金術師を思い出すなぁ。
ピコンッ!
つまりそういうことか!


3回目の挑戦。
『錬金術に興味があるの?』の選択肢で幼女のころの回想が追加されました。
この若い頃のメガネっ子ヘンリエッタはかわいい。実にかわいい。
ようやくヘンリエッタ編にルート突入。
はぁ・・・無駄な時間を費やしてしまった。


OPのイラストも回収。
そして、物語は静香先輩の残したノートを発見したことにより発展していく。
ヘクセンブルグの民俗学を研究していた静香先輩。
ヘクセンブルグ・ロマーニという民族の消失と、1938年の連続殺人事件の謎。
そして魔女狩りの事実にたどり着いた。
ヘクセンブルグ・ロマーニの一族は、ヘンリエッタちゃんの祖父の手により虐殺されていた。
事実に怯えるヘンリエッタちゃん。
不安を抱えたまま、静香先輩が監禁されている古城へと向かいます。


そこには豹変した静香先輩が。
追いつめられた主人公とヘンリエッタでしたが、謎の日本人少女によって脱出。
刃物で襲いかかる静香先輩。
その時に、あらゆる物質を黄金に変えるエリクシルの錬金術が発動する。
つってなんやかんやあって、お し ま い 。
ヘンリエッタ編グッドエンドでクリア。
無事ちゅっちゅできたとはいえ、イラストなしでのちゅっちゅ・・・
代わり映えのしない立ち絵だけでのちゅっちゅは、実に味気ない。
全体的に、面白さは普通ですかね。
プリズムハート、プリズムアークは抜群に面白かったですが、これは普通かな。
どうも私は、サスペンス要素の強いギャルゲーは苦手っぽい。
サスペンス要素の多いギャルゲーは、実写ゲーに限ります。