今月のギャルゲー：「ふしぎの海のナディア 〜Inherit the Blue Water〜」

『ふしぎの海のナディア 〜Inherit the Blue Water〜』 （PS2 / PC） 2005年発売 （サイバーフロント） ジャンル：アドベンチャー 青い秘石を巡る、もう一つの物語 絶大な人気を博したTVアニメ『ふしぎの海のナディア』がPS2に登場！ 主人公ジャンとなり、ナディアと共に冒険を繰り広げます。 今作ではTVアニメには登場しなかった、オリジナルキャラクター2人を追加。 オリジナル要素を加えた、もうひとつのナディアをお楽しみください。

そこそこレアのソフトです。
中古市場は5000円くらいですが、1年くらい前にBOOKOFFにて100円で購入。
ナディアのことは1ミリも知らないけど、やってみます。

元祖萌えアニメ、褐色美少女のナディアちゃんがメインヒロインのギャルゲーです。
このゲーム、PCに映像出力するとフリッカーがかなりキツいです。
セル画のTVアニメのシーンが挿入されるから、その影響なのかな？
シナリオは、アニメの展開に沿って、オリジナルヒロインを2名追加した独自の物語です。
ナディアのこと全然わからないのですが、おはなしは微妙に感じました。

ADVの選択はすべて三択。
時間制限があります・・・超時間短い、3秒くらいしかない。
ボーっとしてると失敗することがあるので気が抜けないですね。
5秒くらい欲しかったです。
この選択によってシナリオが変わることはないですが、各キャラの好感度と終盤の展開に影響します。
エンディングは何種類あるかわかりませんが、恐らく女性キャラ4.5人くらいだと思います。

そんなヒロインキャラが、ソフィアとラズのゲームオリジナルキャラクター。
あまり魅力的とは言い難い存在ですな。
まず、この作品初心者の私にとって、ナディアちゃんですらかなりウザい性格で困惑。
なのにもう一人のメインヒロインのソフィアちゃんも輪にかけてウザい性格。
普通のギャルゲーだったら絶対ヒロインにしたくないなあ・・・
でもシナリオわからないから、ここは正攻法のナディアちゃんルートで行きたいと思います。
それと、戦艦ノーチラス号のシュミレーションがあります。

なんだこれは・・・
PSの『青の6号』もキツかったけど、PS2でこの出来の戦艦シュミレーションってどういうことだよ。
ゴールドソーサーの潜水艦ミニゲームのほうが100倍面白いじゃねーか。
これってどう思う？マリーちゃん

そうだね〜つまんないよね〜
さすがにこのシュミレーション要素はひどいよね。
マリーちゃんもご機嫌ななめになっちゃったから、ここでご褒美ショットをプレゼント！


ナディアちゃん、えろいです。
褐色ヒロインのエロさったらないですね。おっぱいもおっきい。スケベな体しちゃって。
でも・・・

幼女の頃のナディアちゃんのほうが好きよ。
これだけサービスしてくれたから、つまんないシュミレーションについては許してあげよう。
立ち絵も豊富な点もグッドなので、セーブできる箇所が少ないのも許そう。

登場人物いろいろいるけど、こいつらが一番活躍してたね。
ナディアを狙うやべえ組織、ネオアトランティス帝国のガーゴイル。
だいたいピンチの時には、ドロンジョ一味みたいな3人組が活躍して窮地を脱出してますね。
戦艦ほんとつっかえねーな。
まあその展開が、冒険活劇っぽくて楽しいんですがね。

さて、ゲームオリジナル展開のシナリオも、簡単に挙げていきます。
ナディアたちがマリーの島から脱出する際に救出されたのが、アメリカの大富豪の娘ソフィアだった。
彼女はナディアのブルーウォーターが反応すると、急に胸が苦しくなり気を失ってしまう。
検査の結果、彼女には心臓がないことが判明。
医師は、ネモ艦長にだけその事実を告げるが、遺跡の捜索中に、ソフィアは人間ではないことを思い出す。
彼女の心臓の代わりをしていたのは、もう一つのブルーウォーター。
1000年以上昔のアトランティス王家のクローン複製として生まれたのがソフィアだった。
この事実によって、ソフィアはガーゴイルにも狙われるようになるのだが・・・
メガネっ子の使用人ラズが、まさかの裏切り。果たして、ナディアとソフィアの運命やいかに！

そんなことはどうでもいい。

ナディアちゃんとちゅっちゅできれば、シ　ナ　リ　オ　な　ん　て　ど　う　で　も　い　い　。
シナリオはアニメっぽい区切りの全10話。
けっこう長く感じるのは、3話以降の中盤がけっこうダレるからかな。
で、結局このゲーム、マリーはどう思う？

おお、よちよち。
そうだよね、つまんないよね〜。
よーし、こんなゲームやめて、おそとにあそびにいこうね！

ぐへへへ・・・
幼女と水遊びが一番たのしいね〜
以上。
最後まで、主人公ジャンのCV：日高のり子さんに違和感が拭いきれなかったです。

たまにはドリキャス：「キャッスルファンタジア〜聖魔大戦〜」

『キャッスルファンタジア〜聖魔大戦〜』 （DC） 2002年発売（スタジオe.go!） ジャンル：シュミレーション 見てみたいんだ、真実を・・・ 人と人の思いがぶつかり合い、繰り広げられていく戦い。 それは本当の意味での戦争であった。 その戦乱の最中、集まっていく少女たち。 はたして、彼女たちは自らの真実を見つけられるだろうか。 秘めた想いを胸に…戦火の渦に巻き込まれる。

駿河屋ショップで買ったゲームです。
滅多に見かけないこのゲーム、限定版BOXが500円というお得な値段で入手。
ソフト、目覚まし時計、テレホンカードがついてます。

この目覚まし時計、なんとネジ巻き式アンティーク仕様！
手巻きで約2日ほど起動します。目覚まし音はかなりデカいので、100%起きられます。
ダブルベルタイプのアンティーク時計ってなかなか手に入らないよね。
ネジが止まるまで時刻が狂うこともなく、素晴らしい一品ですわ。
十分満足しましたが、一応ゲームもやることにします。

ギャルゲー+SRPGタイプです。
昔はこの手のゲームが多かったですね。エロゲにRPG要素を足したくて仕方なかった時代なんだな。
ADVパートは、特に女の子の好感度らしきものも存在せず、選択肢によって終盤のシナリオが変わるっぽいです。
世界観は中世ヨーロッパぽい大陸が舞台。
主人公は正規軍の部隊長。ギャルゲーなので、女の子の兵士ばかり集まります。

シュミレーションはこんな感じ。
かなり大雑把で退屈です。どんな武器でも攻撃できるマスは手前の1範囲のみ。
LVが上がっていくと覚える"奥義"の習得でようやく範囲攻撃ができるようになる。
しかも主人公が使いにくい・・・
移動力が乏しく、HPだけ無駄に高い。こいつアーマーナイトかよ。
でも女の子は活躍してくれますよ。
アリア・ガートランド

主人公が隊を率いる第七聖部隊へ、最初に配属された騎士。
唯一まともな隊員です。
怠け者で面倒くさがりの主人公に、いつも喝を入れる役目の副隊長です。
からだがえっちなおんなのこ。

ハンナ・ハミルトン

この子もアリアと一緒に配属された初期メンバー。
ただのクソガキです。
でも補助系魔法使いなので、戦闘では重宝します。
基本、面倒くさがりだから主人公と気が合います。

第七聖部隊は主人公がやる気のない落ちこぼれなので、南の海岸地域に左遷されます。
せっかくだからと海を満喫。
アリア、ハンナと一緒に、戦争の緊張感のない日々が続きます。
このあとに仲間になる女の子は、問題児しかいません・・・

セシル・フォワード

南の地域で、孤児を守るためモンスターを退治していた魔女。
高飛車クソ女です。
なぜか第七聖部隊についてくることに。ロブスターと呼ばれるグラサンババア。

ティア

問題児すぎて、第七聖部隊に厄介払いされた天然娘。
ただのアホです。
かわいいけどアホすぎます。特にハンナと会話すると手が付けられません。

ルナール・セロン

山賊の女首領。本人は義賊を気取っている。
ただの痴女です。
たまたまお風呂で主人公に裸体を見られてから、結婚しろと付きまとう関西弁のヘンな女。

シルエラ様

第六聖騎士団の隊長だったが、邪神軍に敗れ壊滅。幼いころから主人公に想いを寄せていた。
主人公の活躍により、部隊の再編がされ、物語後半に仲間入り。
ようやくまともな隊員が加入しました。

と思ったら、お酒を飲むとやべえやつに様変わり。
結局まともな女の子はいないようだ。
でも、かわいいからこの娘を狙っていこう！
しかし問題は山積みです。
どうすれば個別の女の子ルートに入るのかまったくわからない。

なんでだよ。
敵将の漆黒騎士ルートっぽい展開になってきた・・・
主人公が軍師タイプのお話で、物語の展開はかなりよかった。
なのに、突然の敵軍への寝返りシナリオ。
仲間にできなかった暗殺者のヒロインが、処刑されたことをきっかけに、隊員の女の子を置いて都落ち。
う〜ん。
急にシナリオに無理が出てきた。こりゃ完全に敵将の女ルートっぽいなあ。
軍人のシルエラ、アリア、ハンナ、ティアの4人が完全に離脱。せっかく育成したのに。

急に寝返った理由がピンとこない。
まあ敵将の女ルートになっちゃったから、シナリオに無理があるのは仕方ないかな。
戦略家軍師の主人公の物語は非常に素晴らしかっただけに、終盤の展開はいただけなかったです。
ちなみに敵将女性の名前は、ジュディ・アンヌマリーというふざけた名前でした。
以上。
目覚まし時計つきの限定版はお買い得だから、安かったら買っておいたほうがいいですよ！
ドリキャスの特典は素敵なものが多いですね。

久々のサスペンス：「end sleep エンド=スリープ」

『end sleep エンド=スリープ』 （PSVita） 2017年発売（ライラックソフト） ジャンル：クローズド・サスペンスAVG 山奥の館で出会った一人の少女 その館は、山深い森の奥に存在していた。 ある仕事の為に、この場所を訪れた「成田一樹」は少女と出会う。 「貴方が・・・私のお兄様になるの？」 それだけの言葉を残し、彼女はその場を去ってしまう。 それを追うように踏み入れた館には、すでにメンバーが揃っていた。

サスペンスゲームは苦手です。
なぜなら、面白いと感じたことがないからです。
しかも今回は元エロゲだから期待は一切せずに開始します。

異常な高額報酬の派遣バイトに釣られて向かった先は、山奥の怪しげな館。
主人公は大学生の成田一樹。
到着した館に入ると、広い庭先にいる少女に声をかけられる。
『貴方が……私のお兄様になるの？』
不気味な少女は、その言葉だけを残し去って行った。
館の中で告げられた"仕事"とは、それぞれに割り振られた役割を演じて生活するということだった。
・怪しい館
・謎の少女
・奇妙な仕事内容
冒頭のサスペンス雰囲気は非常にいいと思います。
「なかなかよさそうだな」と思いながら、ヒロイン選別に移ります。

織来 静紅

主人公と同様に、高額報酬に食いついてやってきた自称フリーター。
主人公の婚約者候補という役割をさせられることになる。
明るい性格で、この仕事に対しての不信感もあまりない様子。
ヴァージンである。

西野花夜子

売れない劇団員をしている女性。
館のハウスメイド役の役割をさせられることになる。
役者として開花せず、このバイトを最後に田舎に帰るつもりでいる。
ヴァージンである。

稲敷美穂

不審な点が多く態度の悪いギャル。
静江と同様、主人公の婚約者候補を担当させられることになる。
異常なほど香水を振り撒き、ケバい外見をしているが・・・

そしてこの仕事を企てた張本人、執事の中山が、不気味に潜んでいます。
屋敷内では次期当主の役をさせられている主人公。
中山は、たまに主人公のことを"瑞樹坊ちゃん"と呼ぶのが気になるところ。
登場人物は、謎の少女、静江、花夜子、美穂、執事の中山、主人公の友達の勇人、そして主人公。
しかし、この館では惨劇がはじまり、犠牲者が出てきます。

何周やりましたが、どれも最初の犠牲者は稲敷美穂でした。
この子が殺されてからオープニングムービーが始まるので、美穂はヒロインにはならないのかな。
1人目の犠牲者が出ると、その後は立て続けに惨劇が始まる。


み〜んな死んじゃった☆
もちろんこうなるとバッドエンドです。
うーん・・・このゲーム、なんかすげえイラっとくるな。
気に食わないことが多すぎる。
一番イラつくのが、猟奇殺人が起こったにも関わらず、平然としている登場人物たち。

最初の内は犯人の推理をしているんですが・・・

最終的にはえっちしているという緊張感の無さ。
美穂が殺された日の夜に、何もなかったかのようにセックスしてるっておかしいでしょ。
恐怖感ゼロ、緊張感ゼロの登場人物たち。自分たちが置かれた状況をわかってんのか？
サスペンス要素もかなり薄味。
犯人もすぐわかるし、シナリオすら読めてくる内容ってのはいただけない。
なんだ、やっぱりただのエロゲーか。
やはり、サスペンスゲームは実写に限る。最近また実写サスペンスの新作が増えてきたしね。
日本一ソフトウェアの『クローズド・ナイトメア』、角川の『ルートレター Last Answer』。
あとはセガとかチュンソフトが気合入れた実写ゲー作ってくれたらなぁ・・・
キムタクの3D作って浮かれてるようじゃ無理かな。
【公式サイト】http://esv.lilacsoft.jp/


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