戦場に舞い降りた天使たち:「戦場のヴァルキュリア」
『戦場のヴァルキュリア』 (PS3/PS4) 2008年発売(SEGA) ジャンル:アクティブシュミレーションRPG また明日、君に会うために僕は命をかける。 戦火が街を焼き尽くした日、僕たちは義勇軍となる。 再び穏やかな日々が来るのなら、この想いを伝えたい・・・。 巨大な戦乱の渦の中、小さな、しかし強い想いが物語を生む。 戦略とアクションが融合した戦場シュミレーション。 作戦に合わせた部隊を組んで、厳しい戦場を切り抜けろ! |
攻略見ないでプレイしたら恐ろしく難しかったな。
1戦場にかかる時間が2〜3時間、長いときは6時間かかったので、EDまで100時間近くかかりました。
予想以上に面白かった。まったく新しい完成されたシュミレーションRPGと言っていい。
慣れるまで大変なので、序盤はシステムに難色を示したこともありましたが、これはいいゲームだ。
それでは、我が女の子だらけ義勇軍をご紹介。
ナンシー・デュフォー
第7小隊偵察兵(15歳):ベレー帽に赤メガネのドジっ子。アリシアに次ぐ我が軍のNo.2偵察兵です。
ポテンシャルが優秀。しかし終盤に『ドジっ子』を習得すると手榴弾を無くしちゃうという・・・
よく前線に突っ走らせて、戦場を把握してたので、死亡→リセットを最も繰り返した女の子でした。
レミィ・リントン
第7小隊偵察兵(18歳):人気雑誌のファッションモデルを務めていた、オシャレ番長。
モデルさんなので、リップがピンク色。体のラインも超細い。口調はギャル。
フロージア・ヨーク
第7小隊偵察兵(18歳):砂漠育ちの浅黒い肌が特徴。
あまり使えるポテンシャルがないので控えメンバーになることが多いですね。『男好き』とかいらない。
ウェンディ・チェスロック
第7小隊突撃兵(25歳):引きこもり爆弾魔。序盤は使える女の子突撃兵が少なかったので重宝しました。
ニット帽の中には爆弾が隠されているという。危険だろ。
アイシャ・ノーマン
第7小隊突撃兵(12歳):最年少12歳の天才少女。緑色のボンボンがかわいい我が軍の幼女。
しかしながら、弱い。『パニック』というポテンシャルが厄介。しょっちゅう発動するからさらに厄介。
ジェーン・ターナー
第7小隊突撃兵(27歳):ひょっとしたらロージーよりも強い気がする、エース突撃猟兵。
花屋さんをしていたとは思えないサディストな顔つきが特徴。シナリオ中盤に参加してからほぼ先発で活躍。
『帝国人嫌い』『決死の覚悟』など優秀スキルが頻繁に発動するので、死亡率も低い。
エリシス・ムーア
第7小隊対戦車兵(17歳):おっとり戦車キラー。子供とは思えない活躍でランカーをぶっ放します。
絶望的なマクシミリアン戦車戦で、唯一生き残った対戦車兵。この子一人で巨大戦艦を撃破しました。
オードリィ・ハイティンガ
第7小隊対戦車兵(17歳):主人公の活躍に憧れて志願してきた明るい女の子。
終盤も終盤、17章に突然やってきた兵士。しかもありがたいことに対戦車兵。終章の戦艦戦で活躍。
マリーナ・ウルフスタン
第7小隊対狙撃兵(24歳):孤高の天才スナイパー。『一匹狼』で他人と別行動を好む。
超ロングレンジからでも精密射撃でヘッドショットしてくれる狙撃兵。敵に見つかると即死なので要注意。
ターリス・アイワット
第7小隊対支援兵(15歳):花に囲まれて暮らすのを夢見るガチレズ少女。
我が軍で唯一活躍した衛生兵です。アリシアを見つけると発動する『アリシア大好き』の小躍りがかわいい。
紹介した女の子が主な出撃メンバーです。
ドジっ子、モデル、爆弾魔、幼女、サディスト、一匹狼、レズビアンという個性の強すぎる女の子軍団です。
これにリーダーのアリシア、ロージー、ラルゴで進行。
男は使いたくないのですが、リーダーを入れないと行動回数が減るのでラルゴの出撃は仕方ない・・・
シナリオも秀逸。
戦争なので避けられない死者も出ますよ。
虐待を受けていたダルクス人の幼女。すでに肌の色が病気です・・・
残念ながら殺されてしまいました。
これによりロージーが復讐に燃えます。
そして、戦車操縦兵だった主人公ウェルキンの妹イサラちゃんも狙撃されて死亡。
若い子から亡くなってしまい寂しいですね。これ以上我が軍の女の子を犠牲にしてはならない。
そしてヴァルキュリアに目覚めたアリシア。
圧倒的に強すぎるヴァルキュリア。セルベリアとか強すぎて絶望した砂漠戦。そして籠城戦。
テイルズオブセルベリア強すぎだろ。
砂漠の巨大戦車戦でようやく活路が見つかったと思ったら、増援でいきなり出現した憎きセルベリア。
見つかったら即死されて何回リセットしたことやら。あのマップは10時間くらいかかったな・・・
最終章でマーモット戦艦が聖槍を積んだ姿は、『サクラ大戦3』のリボルバーカノンを彷彿とさせました。
サクラ大戦制作スタッフ陣が、ここまでの戦争大作を作ってくれたなら感無量です。
結果、第7小隊は全員生存エンドとなりました。頑張ったわ。
そしてラストの美味しいところを持って行ったのが小野坂昌也・・・
小野坂はホントおいしい声優だな。
最近はすぐアクション方面のゲームにシフトしてしまい、シュミレーションの醍醐味を味わえるゲームが不作。
フロントミッションですらクソアクションになっちゃって、最新作LEFTALIVEも結局アクションゲームに・・・
スクエニは、こういう戦略シュミレーションを見習ってほしいものだ。
【戦場のヴァルキュリア:ポータルサイト】http://portal.valkyria.jp/