カワイイ娘ニハ旅ヲサセヨ

女の子が主人公のRPG攻略・紹介サイトのゲームブログ

雑記:サバイバルお母ちゃん、強い。

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ゲーム雑記:SMOKE AND SACRIFICE

『スモークアンドサクリファイス』

2019年発売(Nintendo Switch)
ジャンル:サバイバルアクション

異様な風習に初子を捧げた母親「サチ」
真相を探るべく、地下世界に入り込む。

村の信仰に従い、我が子を生贄にささげた母親が、
奇妙な煙が発生する地下世界を探索するサバイバルアクション

インディーゲーム紹介のコーナーです。

今回はカワイイ娘・・・ではなく肝っ玉お母ちゃんが主役だ!
『スモークアンドサクリファイス』
ダークな世界観に女一人で挑んでいくアクションゲームです。


世界観はかなり未来のお話のようです。
太陽の光が失われ、人類は絶滅の危機に瀕していた。
襲いかかる怪物、命を奪う寒気。

凍土に囲まれた世界の中、”太陽の樹”と呼ばれる建造物があった。
この樹が光・熱を発しており、神として祭られていた。
この太陽の樹がある付近でしか人間は生きられない。

これは、過酷な世界で生きるお母ちゃん“サチ”のお話。

サチにはかわいい息子がいた。
だが、そんな息子が、太陽の樹の生贄に選ばれてしまった。


太陽の樹を疑ってはならない。
太陽の樹の恵みなくして人間は生きられないから。

女たちは必死に作物を育てる。
そして子をなして育てる。
しかし、それらは捧げものとして献上しなくてはならない。
どんな道理で太陽の樹が贄を必要としているのかはわからない。
ただただ、神樹として崇められてきた。

大事な我が子を生贄とされてしまったサチ。

それから、七年の歳月が過ぎた ー


太陽の樹が不安定になり、怪物が押し寄せてきた。
必死に戦う女たち。
なぜ非人道的な生贄を捧げてまで、神は私たちを苦しめるのか。
その謎を解くべく、生贄の間、太陽ポータルへと近づいた。

そこでサチは、この世界のおぞましい真実を知ることになる。


世界は地上のオーバーワールドとは別に地下世界があった。
定期的に死のケムリが襲い掛かる大地。
魔物に囲まれた地下世界には、ドレアと呼ばれる住人がいた。

それは、かつて生贄としてささげられた子たちだった。

ー 私の子、リオも生きているかもしれない -

こうしてお母ちゃんの壮絶なサバイバルがはじまります。


まずは死のケムリを払うための光が必要となる。
合成ですね。
最近はクラフトって言うのかな?合成でいいだろ。

光虫が飛んでるのでそれを光源にランタンを作ります。
そのためには、まずは虫取り網・・・
てな具合でどんどん合成してアイテムを作っていくのが楽しみ。

最終的には合成レシピ全部集めました。
武器やアイテムなど全部で200種類ありました。
もうこれは満足のいく合成システムで楽しかったです。


ランタンを作ったら、次は回復アイテム。
モンスターがうじゃうじゃいますからね。
付近を徘徊してレシピを見つけたら、新たな雪原エリアへ。

雪原はそのまま突入すると凍てついて死んでしまう。
そのための防具を作ります。
巨大な怪鳥を駆って鳥の頭蓋骨からマスクも完成!
お母ちゃん、外観はもはや三国無双の魏延である。


今度は帯電した工業地帯を目指す。
ゴム素材の防具集めです。
これが結構タイヘン・・・なかなかよくできてるわ。

そして徐々にこの世界の全貌が見えてくる。
この地下世界は、地上にいた3人の司祭が牛耳っていた。

太陽が消え、世界は凍てついた。
その時に世界を救ったのは、硫黄だった。
硫黄を巨大な炉で燃焼し、太陽の樹に光を送っていた。
そのために、生贄とされた子は奴隷として働かされている。

お母ちゃんの怒りは収まらない。
3人の司祭をとっちめて、必ず息子を見つけてやると。


そしてついに、息子を発見!

お母ちゃんは、リオの大好きだったお人形を見せる。
しかし、リオはお母ちゃんをおぼえていない・・・

死のケムリに覆われた世界は子供の体を蝕んでいた。
ケムリで体力を奪われ続け、考えることができなくなっていた。
奴隷となっていた子たちの過酷な生活。
泣き崩れるサチ・・・

しかし、目標ができた。
地下世界に送り込まれた子たちを、地上に返してあげる。
そのため、太陽の樹がなくても暮らすための”光”を探す ―
ドレアにはサチに協力してくれる人間もいる。
みんなで知恵を絞れば、生き残る道はあるはずだ。

お母ちゃん、強い。


範囲攻撃できる魔法具も作り、無双状態のお母ちゃん。
武器防具には耐久値があり、しばらく使ってると壊れます。
それを防ぐための強化・修復アイテムも非常に重要。
RPG要素もかなり強く、やりこんじゃいます。
なかなかいいゲームですな。

定価は2000円です。
セール時に800円で買ったのでかなり満足できました。
これはオススメできるな。
ただシステムの説明はあまりなく、やって覚えましょう系。
昨今のクソ丁寧なチュートリアルはないのでそこはご注意を。


最強の武器防具も完成し、強化も完了。
マグマ地帯にいる超巨大モンスターですら軽々と倒せる。

母はかわいい息子のためなら、どんな試練だって乗り越えられる。
太陽が失われようと、希望の光は失われていないのだ。

“るつぼ”からネクタルを生成する手法を学ぶ。
太陽の樹がなくても生きられるジェネレーターも作成できた。
あとはこの資源を地上でも錬成できれば問題はない。

残るは罪深き司祭たちに、神の裁きを。


3人の司祭をとっちめて、準備完了です。

地上に帰るときがやってきた。

 


協力してくれた地下世界に生きた人々。
エンジニア、商人、子供たち。
地上を知らない人々にとって、移住は不安でしかない。

しかし、ここに救世主となったサチがいる。

ついに地獄から生還する日がやってきましたよ。


ケムリと灰にまみれた仮面の人々を見て怯える人々。
しかしその中に、死んだと思っていたサチの顔を見つける。

サチは地上の女たちを説得する。
“太陽の樹”は神の産物などではない。
この世界は、なにもかも偽りの世界なのだと。

今まで捧げた赤子たちが生きている。
その事実を知り、女たちはサチたちを歓迎してくれた。


ケムリのない世界で、リオは記憶を取り戻したようだ。
後遺症なのか?髪の毛の一部が白髪になっていました。
『ママ』と呼んでくれるだけでうれしい。
大切なぬいぐるみを手に駆け回る姿はなんとも感慨深い・・・

いやあ、お母ちゃんたった一人で実に勇ましかったわ。
プレイ時間20時間。
なかなかボリュームある作品でした。

もう最近はインディーゲームばかりやってるな。
それだけ最近の大手のゲームに魅力を感じないんだよね。

年をとったものだな。