VHS整理シリーズ 「ゲームカタログ2 チュンソフト中村光一と街やシレンをプレイ」

放送当時、丁度サターンでサウンドノベルの「街」がリリースされたばかりの時期だったので、
以前より番組によくオファーを受けていた中村氏本人がそのプロモーションに来るって流れの回です。

街のプロモーションも面白いのですが、何より素晴らしい企画が、
伊集院氏の提案でゲーム制作者とゲーム慣れしたプレイヤーのどちらが、そのゲームを上手にプレイ出来るのか?
というゲーマーにとって永遠のテーマである事について、中村光一とシレン対決というもの。

企画の結果は動画を観てもらう事として、対決中、伊集院氏、中村氏との兼ね合いで

伊「作った人も予想しないような事って起きません?」

中「そうですね、全然、我々も「えっ!?こんな事が」っていうのはよくありますね」

伊「中村さんがゲーム制作で決めているのは確率的な問題で、サイコロの出目の調整的なものだと思うんです。こういう風になったらゲームじゃなくなっちゃうよっていう風にしない事だと思うんです」

中「そうですよね、ええ。その通りです」

と、制作者、自分のゲームを愛してくれた伊集院氏に対するお互いのリスペクトが伝わってくる素晴らしい会話が繰り広げられます。今はネット、SNSの普及化で外野の声がどんどんと大きくなっていて、中々こういった密度の高いクリエイタートークをする機会が減りましたが、またこういう企画が観られれば嬉しいと思いました。

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