モニター録画したプレイ映像だけ観ると単なる顔芸の電波ゲームにしか見えないんですが、こちらで仕入れた筐体プレイ画像とYOUTUBEにアップされていたプレイ映像を併せてご覧下さい。
はい、もうお分かりですね、要はカンチョーゲーです。
こんな存在もろとも発禁の香りがする臭作どこの誰が出したのか、広大なネットの海を少し泳いで調べてみた所、どうやら韓国のゲーム企業が当時、自国でのカンチョーブームにあやかって00年にゲームショーで発表(なんてことしやがる)したものとの事。
こえー国だなー、と思いつつブームの元凶を辿るとどうやら当時日本国外でも忍者効果で爆発的なヒットを飛ばしていたNARUTOでカカシ先生が作中、千年殺しという異名で豪快なカンチョーを披露していて、その影響で小中学生を中心に爆発的なカンチョーブームが起きていたそうです。カンチョーで爆発ってそもそもスプラッターの香りしかしませんが。
つまりカンチョーの逆輸入効果があったという訳ですね!
ここまでで本作についてある程度の素性は理解できたものの、そもそも出てくる連中とそのストーリーが全く意味不明なので、引き続き広大なネットの海を彷徨って本作について調べてみた所、海外のゲームマニアが書いたらしきこんなレビューがあったのでURLリンクをご紹介。
Weird Game of the Day: Boon Ga Boon Ga – Weirdopedia
と、紹介した所でそのままでは英語なので、翻訳サイトと「Who am I!」レベルの拙い僕の英語力を駆使してギリギリ分かる範囲で訳してみた所
YO! Men!
日本で大人気のカンチョーが韓国で体感ゲームとなって遂に登場したぜ!
Taff Systemというナイスな企業が開発したこのゲームはプラスチック製の指型コントローラーと完璧な受け尻オブジェでカンチョーを完全再現!
おっと、体感といってもプレイヤーがカンチョーされる訳じゃないのでそこは安心してほしい、 ゲーム内容は待ち構えるケツに用意されたコントローラーを突っ込むかスパンキング(ブッ叩く)する事でポイントを得ながらプレイするんだ!
ゲーム中、カンチョー相手として登場する「元カノ」「元彼」「ヤクザ」「児童虐待を冒した母」「詐欺師」「売春婦 」
等に怒りの鉄指を食らわせてやろう!
カンチョーをぶち込んだ相手の辛そうな表情はモニタで常に確認出来る!
更に、ブチ込まれて楽しんだキャラのエクスタシーが絶頂に到達すると、ゲーム筐体からウンコの形をした素敵なプラスチックトロフィーが大量に君にプレゼントされるので是非素敵なカンチョーをエンジョイしてくれ!
という様な感じです、僕の英語力の糞さが大部分の原因となり元々支離滅裂なゲーム内容に拍車をかけてるものの、勘ですが、多分この訳についてはそんな間違ってないんじゃないかという気がします。
で、本作、元々はNARUTOを発端とした日本のカンチョーブームから企画され、00年の東京ゲームショウに出典されたらしいのですが、どうやら日本国内の倫理規定の問題上、設置稼働は難しかったらしく、日本以外の一部欧州アジア区域に設置されたのみで静かにそのケツの穴を閉じた様です。
はい、という訳でいつかAVGNと直接対談する時がきたら言ってやろうと思っていたこの台詞で本作の紹介を締めたいと思います。
This Is bitch GAME!