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テレ朝のトークバラエティ「激レアさんを連れてきた」が面楽しいのでご紹介

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少し前からツイッターで話題になっていて、また自分も確か「雷に手を打たれたピアニストの回」を何となく流し観していたので存在は知っていたものの、ここ数年特定番組のエアチェック以外リアルタイム視聴する事が無くなっていたので面白そうだなと思いつつもちゃんと観た事は無かったんですが、先日の放送で僕が研究対象として興味と憧れをもってやまない今は亡き世界最大級のスラム都市「九龍城砦」に実際に住んでいた人が出るらしいという事で興味津々で視聴していた所スマッシュヒット。

内容の面白さもさる事ながら、弘中アナ、オードリー若林氏の軽妙なトークと、素人激レアさんの絶妙なやり取りが非常に素晴らしい。

今回はそんな激レアさんを連れてきたの番組内容のキャプ画と共に番組レビュー等をしていきたいと思います








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九龍城砦に住んでいたヨシダさん登場





弘中アナの淡々とした進行の流れでヌーっと出てきました、伝説の魔窟、九龍城の元住人ヨシダさん







とりあえず素性を伏せて掛け合いが入りますが、予想以上に何の変哲もないヨシダさんの襲来に困惑する若林氏、雑なやり取りもそのままに話は続きます







何とヨシダさんあの九龍城の住人でした!ドラマの番宣で何となく参加させられた感の強い客室研究員の市川由衣の「やばそうだけどどう反応していいか分からない」所在なさげな感が表情ににじみ出ています。







若林氏やや引き気味に被せます、実際に九龍城で画像をググッてみると4歳児に無理やりやらせたジェンガみたいな景観やウィザードリーのダンジョン風の画像ばっかしか出てこないのでこの反応は間違ってないと思います。








国すら手の出せない無法地帯 九龍城





こちらが知る人ぞ知る伝説の無法地帯九龍城砦、97年、イギリスからの香港返還が決定するまで政権の兼ね合いもありどちらも手が出せず、正に正真正銘の無法地帯






とにかく密集している九龍城




その特殊な構造上、東京ドーム半分の敷地面積に5万人が密集するという人口のインフレが発生「1塁側だけで満杯!?」と若林氏も驚きを隠せません。





置いてダメなら積み上げろ!流石の建築センスを駆使し、テトリス方式で東京ドーム半分の面積に大凡300~500程のビル群を密集させていたとの事、というか差分で既に倍近く開きがあるというバミューダトライアングルな雑資料がたまりません。








魔窟の名に相応しい九龍城の内情



どれだけやばい場所だったのか、視聴者様に正確に伝える為番組恒例弘中アナの手作りジオラマで当時の九龍城を見事再現、昭和のNHK臭漂います。




そのやばさとくとご覧あれ、賭博場からアヘン窟、売春宿まで、ありとあらゆるダークサイドのオンパレード。当時の裏社会の中核だった事がよく分かります。ちなみに、麻薬は取引の規模超えて製造工場がありレーティングZ指定のアトリエシリーズと化していた模様。






若林
「ウシジマくんが200巻分位話作れるよねコレ」





ヨシダさん九龍城に住み始める





そもそも、天下の誇るこんなド級のスラムホールに何故ヨシダさん移住を決めたのかというと、大学卒業を間近に控え就職活動メンドクセーし勢いで留学してみっかというヤケクソな理由。いつの時代も自分みたいな人は居ますから、と、自虐的に笑うヨシダさん。分かります、当サイトゲマニズムにも英語喋れないけどとりあえず日本宿舎借りて留学してみっかと渡米してたイカれたメンバーがおりました。






そして、無事留学し日本宿舎にて香港での留学生活も始まったヨシダさん。
しかし、そうなるとそもそも周りに日本人しか居ない為、中国来てからの交流相手が日本人しかおらず「留学の意味がねぇぞおい」という、このプランの致命的な欠点に気付きある事を決意








「ホウ!ブーンラ!」




弘中アナの即席広東語にヨシダさんも絶賛「うめぇなおい!」







しかしそこは世界の誇る人口インフレ大陸 中国、欧米とは違い人は多いのに土地の確保がままならずヨシダさん好条件の物件が中々見つからないという苦境にたたされます







そこに具合よく、何とあの無法地帯九龍城の格安物件を発見!ヨシダさんここぞとばかりに調査開始







転居に心が揺らぐものの、魔窟と名高い九龍城、そもそも国が関与できず「地図に情報が載っていない」という事で住めるのかすら分からない状態、
日増しにトラブルも増える無法地帯に対し流石のヨシダさんも一計を案じます











冒険難度の高そうな魔窟に対し鉄のハートのヨシダさん、九龍城散策を決行







若林「百聞は一見にしかずって言うかさ、そもそも九龍城の場合は百聞の「圧」が凄いじゃない!」








ヨシダさん九龍城に潜入





九龍探索を決意したヨシダさん、昼、夜中、真夜中と時間を変えて城内を散策しますが「空気はヤバいけどとりあえず、危なそうな奴はいねーな」という、かなり大雑把な理由により感度は良好。そもそも自国民が入る事すら躊躇う様な最果ての地に、移住先を探す為真夜中のロケーションを敢行する異国人というのがヤバい奴以外の何物でもないと思いますが。






ロケーションの成果も上々で、いよいよヨシダさん本格的な物件探しをスタート、未だかつてない魔窟と無神経な男のエキサイトマッチが火ぶたを切られました













無神経なヨシダさん、物件探し開始。更に魔窟の屋内へと進み様子を窺いますが、そのやばさに圧倒され始めます









九龍城内部の数々の惨状を目にし、ヨシダさん心を改めます









ヨシダさんのハードコアぶりに口を重く閉ざしていた客室研究員もリアクションを取り始めます








ヨシダさん、九龍城の住処を発見







もう九龍城の魅力に虜なヨシダさん、足しげく通い詰め、遂に念願の好条件物件を探し当てました









そして、一般的に見るとどう見ても割高としか思えない魔窟の新居での新生活を始める事となったヨシダさん、
しかし、それは悲劇の始まりでした。フリップの流れがもはやディスカバリーチャンネルの特集番組みたいになってきてます。





ヨシダさん魔窟で地獄の日々を過ごす








無神経なヨシダさんの九龍城生活スタート。しかし早速、私服警官による潜入調査の餌食に遭い、日中晩と出歩く度に羽交い絞めにされるというポリスストーリーばりのレア体験を披露。








若林「これもう、親日の練習生より羽交い絞めにされてますよね」














そして更なる悲劇爆音地獄。縦に詰め込み過ぎた密集地域の為、近場の空港からの飛行機の着陸音が数分おきに室内に轟くというもの、ほぼコンエアー状態。想像を絶する劣悪環境に客室研究員の二人も眉をひそめます









ヨシダさん「もう家賃(1万円)払っちまいましたからね!」












とにかく劣悪な環境の九龍城、食事は床直置きのキャンピングスタイル、タバコの灰とか、汚水とか色々ひっついてそうですが、ロイマスタングばりに火に絶大な信頼を置いてるヨシダさん







ヨシダさん「火は必ず通しますから!」







悪の温床となっている九龍城、流石に張り紙の注意書きも半端有りません、広東語全く分かりませんが「斬手斬脚」の字面でもうやべぇなってのが伝わってきます。







若林
「ディストピア(暗黒世界)の張り紙だよね」





平和な所もある九龍






ここまで観てると下から上まで全部ヤバ気な九龍城ですが、住めば都とはよくいったもので基本人が住んでる場所なのでちゃんとしたコミュニティもあり、
町内会が存在したり、場所によってはのど自慢大会等ほのぼのとした催し物の他、学校や病院など、一般施設もしっかりと存在した様です。








解れは突然に、ヨシダさん九龍との決別を決意









日々羽交い絞めや汚水シャワーに悩まされながらも九龍城での独特なライフスタイルを満喫していたヨシダさんですが遂にその生活も終焉を迎えます。

ある日、九龍城を取り囲むスラム街 西頭村に対し政府から強制立ち退き令が発令されましたがが村人が反発した事で、九龍城の下水の排水先であった西頭村の側溝が塞がれ、溢れかえった下水に村が水没するというギリシャ神殿ばりの壮絶な最後を迎える事に。

その結果、通学経路に西頭村にあったヨシダさんは毎日、たけしの戦国風雲児の川わたりゲームよろしく汚水に浮くガレキを頼りに落ちない様行き来する事になり、流石に定住する事を諦め、5ヵ月に亘る九龍城砦での奇奇怪怪な生活に終止符を打ちました。






1993年九龍城砦崩壊 歴史に幕














そしてヨシダさんが香港から日本に帰国し数年後の93年、遂に九龍城砦がその歴史に幕を閉じる日がやってきました。
立ち退き令に反対する住民゛香港警察、機動隊、政府職員までが総出で住民の懇願や暴動を鎮圧し、取り壊しが実行される事に。
Vで第二の故郷の終焉を改めて観て切なげな表情を浮かべるヨシダさん、「まあ、でも香港の人達は喜んでましたけどね、ハキダメが無くなったって」

若林「最強だなこの人」





という、流れで特集は終了。

ヨシダさん軽くググっただけでかなり様々な情報が出てきますが、wikiにもある通り、香港のみならず各国のカルト名所を股にかける飛び地観光の第一人者としてかなり有名な方な模様。

自分も著者名を記憶していなかったものの、趣味で購入した九龍城の解説本等は所有しており改めて観ると「あー、あの人かー」という感じ。

氏の監修された九龍城探訪は本当に面白い本なので興味がある人は是非一度購入してみて下さい。

九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 - City of Darkness








ちなみに氏の本職はさいたま市の市議会議員として活躍するバリバリの現役政治家の方だそうです。





という訳で、テレビ朝日期待のバラエティ番組「激レアさんを連れてきた」のレビューでした。
昨年の秋スタートのプライムタイム枠という事でまだ手探り感が強く、回によってやや当たりハズレが強いかなという印象ですが、基本アクの強い素人さんとメインホスト、オードリー若林氏の彫の深いワードセンスと明らかにアナウンサー離れした弘中綾香アナの工作技術と笑いのセンスが織りなす独特の間が何とも言えず心地良く、視聴者としてはゴールデンとか大物ゲストとか狙わず題材は地味でもどうでも良くてもいいからとりあえず好きなだけやって空中分解した挙句CSやネット放送に落ち着いて知る人ぞ知るカルト番組化してほしいなと思いました。

ちなみにスタートダッシュでかなり話題になった様で、オンデマンド配信で前回までのリピート放送をやっていそうなので番組に興味がある方は一度チェックを
激レアさんを連れてきた。|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

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