ウイニングポストEX
製作会社 光栄
価格 6800
プレイ時間(約) 約500時間越え
ゲームジャンル シミュレーション



ストーリー解説
馬主となり秘書の有馬桜子と供に、
手持ちの資金を駆使しつつ、
始めに貰った二頭の馬から得たレース賞金等で
じょじょに資金を増やし、
競り等で良い馬を落としていき、
資金が一定値まで貯まったら、自らの牧場を購入、
そこで種馬や牝馬を掛け合わせ資産を増やしつつ
自分だけの最強馬を目指していくゲーム。

最終的な目的は海外のG1レース
凱旋門賞に勝利する馬を育て上げる事。

また、毎月ごとに馬主に届けられる競馬新聞や、
レース場での調教師や予想屋の
微妙なオッズの駆け引き争い
コメント・馬主との人間関係が
変にリアリティ溢れていて面白い。


ゲーム紹介
光栄の競馬SLGシリーズだい1作目のリメイク版。
個人的にはウイポシリーズは
これが最高作で2で終りだと思ってる。

ライバルのスーパホースが
ゲームバランス崩す程強い事や、
適当に強い馬の配合で生産すれば
深入りせずに強い馬が出来てしまったり、
年数制限なくプレイできる為リアリティが薄れる
等 シミュレーションとしての
致命的な欠点もあるんだけど
それも含めてこのゲーム内の世界観の味になってるので
不思議と魅力的に感じさせてくれるのは凄いと思う。





また、毎月届けられる競馬新聞の作り込みも面白くて、
初年企画の新人騎手紹介や、
その月の重賞レースの紹介
ゲーム内の競走馬の賞金稼ぎのランクづけ
(持ち馬が稼げばその馬も当然掲載される)
等、企画のマンネリ化はあるものの、
持ち馬が海外レース出走〜G1レースを勝利した時に
掲載された時の喜びは
正にシミュレーションの醍醐味って感じで、
それがこのジャンルにありがちな
ループ作業の食傷防止になっている点も
評価出来るよね。





最近のウイポはダビスタに影響された
血統重視のコミカルな世界観の盗みに
シリーズのシステムの流れ作業が加わっただけ
みたいでプレイしてて何だか切ないです。

採点表
最高5ポイント

グラフィック


サウンド


バランス


ストーリー


アイディア


中毒性



連射のつぶやき
今でもよくプレイするゲームの一つで、
ここまでプレイすると、
何か読み慣れた本の話筋を目で追っていく様に
プレイしてるって感が強い程にもなる。

再度プレイしながらも尚新鮮に感じるところは、
レースシーンの無茶苦茶な追い込みや、
熱すぎる調教師の出走時コメント、
馬の持つ牧歌的な匂いを雰囲気溢れるジャズや、
スローテンポなクラシックで、
日本的というよりは何処か
欧米のカントリーウェスタンの
小洒落た味醸し出す世界観にして演出しているところ。




凄く良い意味で
ゲームなりの現実を追おうとしてるんだな
って何回プレイしても思う。

血統の正確さや、
レース場とか馬のジオラマ作るだけが
競馬じゃないんだからさ。

人里離れた草競馬行って土の臭い嗅ぐだけでも、
それはある意味凄く魅力的なゲーム要素になりうるって。

シミュレーション出来る部分が多くなり過ぎて、
独創性で埋め合わせられる隙間みたいなもんが
気薄になってる感が
某社のダービー馬何かプレイしてると思ったね。

記入日時 2002/09/27/14:28:18  No.4
記入者