兎 -野性の闘牌 -
製作会社 童
価格 4800
ゲームジャンル 麻雀



ストーリー解説
近代麻雀コミックの原作が元となった麻雀ゲーム。

ゲーム上ではこの原作のストーリを
忠実に再現するような作りになっている。


大まかなストーリー解説をすると、


白い石と小さな台の上で行う遊戯麻雀において
代打ちと俗に呼ばれるプロ組織に対し
ZOOという組織の中に居る秘められた才能を持つ
主人公がその力を危険牌察知能力
呼ばれる特殊能力で表現し、その能力を駆使しつつ
対自した組織代打ちと牌を交わしていく。

という、話である。

そこらへんを知らずともゲームは十分楽しめるので、
無理に話を事前に脳に叩き込む必要も無いが。
(どういう事だ)

ゲーム紹介
主人公は麻雀組織ZOOの一員。

この組織には主人公の他にも
実に個性的なメンバーが所属しており、
主人公が危険牌察知能力
と呼ばれる能力を持っているのと同様に、
他メンバーも各自独特な特殊能力を内に秘めている。

そしてプレイヤーはゲーム開始時、
この組織の中から好きなメンバーを
自分の打ちグセや好みに
よって選択することができる。





このゲームにおいてのキャラ選択は
ゲーム上における大きな見せ場の一つであり、
現在多くの人に培われたマ−ジャン=脱衣の偏見を
根本から覆すと言っても過言ではないだろう



その要因は、各キャラクターの持ちいる特殊能力にある。
主人公に例えると、特殊能力の危険牌察知能力が発揮される事により、
牌を打っている最中突如
ドーン
と大きな効果音が鳴り響き手牌の中から
敵の当たり牌が赤色で表示される
といった反則感極まりない演出がなされる。




つまり、能力が発揮されると
100%振り込まない仕組みになるワケである。
(ボ、ボッタくりだ…)


オフィシャルペ−ジを覗くと、
兎のキャッチフレーズには
鉄壁
の、2文字が書かれていた。

成程。まさしくその通りと納得せざるをえない。




他にも様々な能力を秘めたメンバーが存在するが、
自分的に好きなキャラはジャッカル
と呼ばれる女キャラで、こいつに最近ハマっている。

彼女の能力を簡単に概略すると
とにかくドラが乗る

リーチであがれば100%裏ドラが乗るし、
それだけならまだしも、カンをしてもドラが乗る。


リーチ ドラ7

とありえない役ですら上がる箇所も多々存在し、
その上がり具合ときたら
麻雀の役を知らないド素人ですら、
強引にカン(手牌に同じ種の牌が3枚ある場合、
相手が卓に捨てた牌の種類が手牌にある
3種と同じだった場合に自分の手牌にする事が出来る事)

ばかりしていれば、
下手すればそのまま大きな役を掴めん程の勢いである。





たった2キャラ説明しただけでこれほどの行数を取る程、
魅力的な個性キャラ勢ぞろいのこのゲーム。
後のキャラクターは自分の目で確かめて欲しい。

ちなみに、後半に入ると結構えらいコトになる。
笑えるほど。

採点表
最高5ポイント

グラフィック



サウンド



バランス



ストーリー



アイディア



中毒性


連射のつぶやき
ドンジャラで役が分からずに
卓をチャブ台返ししていたあの頃。

俺の周りでも東風壮が流通している昨今、
もう一度牌について学ぼうかどうか迷っています。

記入日時 2002/10/13/02:56:36  No.24
記入者