虎への道
製作会社 カプコン
価格 1コイン50円〜100円
ゲームジャンル 横スクロールアクション



ストーリー解説




冒頭、
脈絡無く悪役にさらわれた寺の子供達を救う為
ツラに修行僧と書いてあるいかにもな坊主頭が、
寺の老子に空を飛べる羽衣と斧を受け取り、
少林寺の世界を舞台背景に、
次々と襲いかかってくる敵をなぎ倒し
先に進んでいくという、
いかにも当時のアーケードゲームらしい
王道設定の横スクロールアクション。

ゲーム紹介
まあ、時代は少林サッカーですからね、
現代流行のバイオリズムと照らし合わせて
古きオールドゲームを見返してみるのも
一興かと思いまして。
つまらなそうなので映画は見てませんが。




アクションゲームとしての操作感覚はほとんど
アルゴスの戦士(アーケード版)で難易度的にも
当時としては平均レベルで特筆すべき点はないんだけど、
舞台設定がだけに、設定が飛びまくってます。

食いかかって来る生きドクロや
頭のイカれた牢屋囚人、
寺の柱を這いずって登り降りを繰り返し、
プレイヤーに槍で攻撃してくるスパイダー修行僧や、
腕が身長の2倍程ありそうな異形のマッチョ、
はたまた精神的にいかれた阿修羅像が
複手を使い武器で攻撃してくる等、

独特な硬派ニズム溢れる中、
和楽器調の民族風音楽がその世界観に食い込み、
良い味付けをしてます。


まあ、ここまで褒めておいて
ただ一つ欠点を挙げるとすれば…


よく練り込まれたキャラ設定や
味のある舞台背景に反比例して、
技術が追いつかず理不尽な背伸びをしている
のが丸分かりなデフォルメグラフィックに
見ていて胃が痛くなってくる事。
ぐらいでしょうか。



ステージテロップ いかし過ぎてます


不完全ジャイアント


米俵を投げる少林寺


3頭身のターザン山本


突拍子も無く羽衣を纏い 空を飛ぶ僕等の少林寺


スパイダー少林寺




すいません浅はかでした。
少林サッカー借りてきます。

採点表
最高5ポイント

グラフィック



サウンド



バランス



ストーリー


なんだストーリーってのは

アイディア



中毒性


連射のつぶやき
東洋の香りという事で
モータルコンバットなんかも
こういう臭いがしますやね。

前に一度アーケード版モータルコンバットを
後ろの方でギャラリーとして見学していたら、
横に居た少年が

今だ究極神拳!
首もいじゃえ!

(記憶は確かです)

と、叫んだ時、
私はすでに昨今の少年犯罪の予感を感じていました。

もいじゃいかんよ。

記入日時 2002/10/07/19:13:46  No.16
記入者