シェンムー
製作会社 SEGA
価格 6800
プレイ時間(約) 40〜60時間



ストーリー解説
黒ずくめの男たちを従えた、深緑の中国服の男。
藍帝と呼ばれたその男に殺された父親の仇を討つべく
立ち上がった主人公。


オヤジの仇は俺がとる!


このシェンムーは主人公芭月 涼(はづきりょう)の、
そんな心の叫びから始まる。


邪魔するヤツ等を蹴散らして、
ゲームセンター入りびたり。

公園入れば拳の特訓。

仇を飛ぶべく「エイヤーエイヤー。」

鍛えておきましょ春までに。

春になったら。はい終了。


重いストーリー設定に反比例した、
何でもありのフラットな自由度がもうタマらない。

ゲーム紹介

寄り道のあるゲーム


何かタメになる事をしてもいいけど、
別に何もしなくてもいい一日。


これが仮に学生という立場の人間におくと
予習・復習・講義・レポート
といった、学勉に身を置き、
多くの義務に日を追われてる姿が目に浮かぶ。

が、しかし、彼らも人間。現実に言えば、
暇な時間を上手く利用して出来た空日を、
読みかけの漫画を読んで過ごしたり、友達と遊んだりして、
適当にやり過ごしているだろう事は想像に難くない。

ヤヤコしい義務は避けて後回しにし、
楽な方に寄り道をしたがるのが人間の心理ってもんだ。
(夏休みの宿題が良い例)




今回紹介するシェンムー
父親を殺した犯人を追うという、
過酷な使命を持ちつつも、
どことなく、そんなノンビリとした空気が感じられる。

それは町の住民はおろか、
過酷な運命を背負った主人公でさえもそんな様子だ。






一刻の猶予も許されない緊迫したムードが終止漂う
ストイックな推理ゲームも決して悪くないけど、

近所のゲームセンターにおかれている
ハングリオンスペースハリアーをやりながら時間を潰し、
金が無くなったら犯人探しを始める。

そんな適当な寄り道の出来る主人公が居る
シェンムーみたいな推理ゲームも私は好きだ。

採点表
最高5ポイント

グラフィック



サウンド



バランス



ストーリー



アイディア



中毒性


連射のつぶやき
死ぬ程溜った夏の宿題ボイコットを理由に家出したけど、
午後6時からのテレ東アニメが見たくて、
すぐさま帰宅した時の自己嫌悪がトラウマ。ええ。

テレビの前で

一生PM5:58だったらいいのに…

と、死んだ目でした。

数学のドリルがキツかったです。

記入日時 2002/10/24/04:45:44  No.31
記入者 N様よりの投稿紹介