クォース
製作会社 コナミ
価格 5800
プレイ時間(約) 5〜6時間
ゲームジャンル パズル



ストーリー解説


ロケット型の機体を操作し、
画面上から除々に流れ落ちてくる
不規則なブロックの塊に対し、
一区切りずつブロックを撃ち込んでいき、
散らばった形のブロックを、
正方形にして消していくといったもの。

ゲーム紹介
形を整え消していく。
操作感覚はそのままテトリス。

だが、整えることが主体だったテトリスに対し、
こちらは、とにかく早く高得点を狙う為、
ボタン連射と先読みで、ひたすらブロックを消していく。
という、動的体感の爽快さを合わせ持ち、
これが並べて消すというパズルの面白味を、
より一層引き出す事に成功している、

そのプレイ感覚は、
さながら縦シューティングのテトリスとも説明がつく。



ただ、これ程、斬新で切れのあるアイディアにも関わらず、
そのシステムを活かした演出の工夫が、
まったくなされていない事が非常に残念だ。

作品の良さを出す為に、
ブロックを消した際、

機体の攻撃力を上昇させるアイテムを出したり。

操作感にスリルを出す為、
攻撃を仕掛けてくる敵を出現させたり等。


こう、何か一つプラスするだけで、
この作品がゲームとして飛躍的に面白くなったんじゃないかな。
と、プレイしながら常々感じてしまう。

いくらアイディアが素晴らしいものでも、
ボタン連射と四角に並べていく作業だけでは

淡白で長くプレイする魅力に欠けるからね。


採点表
最高5ポイント

グラフィック



サウンド



バランス



ストーリー



アイディア



中毒性


連射のつぶやき
子供の頃、テトリスで500万点を到達すれば、
実在のシャトルが空を飛ぶという。

という、ハエすら集らなそうな噂に飛びついた私は、
その光景を何としても見ようと心に誓い、
電池が切れない様、電気バッテリー使いながら、
丸5日間細々とプレイを重ね、遂に条件を達成する事に成功。

だが


シャトルの基地が
何処にあるか分からない


という、情け容赦ない事実が発覚し、
その場で涙を流す結末となる。


記入日時 2002/11/16/13:18:28  No.57
記入者