ノスフェラトゥ
製作会社 イマジニア
価格 中古価格480円
プレイ時間(約) 2〜3時間
ゲームジャンル ホラーアクション



ストーリー解説


吸血鬼「ノスフェラトゥ」にさらわれた彼女を救い出す為、
若き青年が単身ヨーロッパの古城に向うといった内容。

ゲーム紹介
まず、ベースになってるストーリーからして、
明らかにコナミの代表作に先を越された
亜流のアクションゲーム。かと思いきや、
目指してる所がまったく別な感じのする
不思議なホラーアクション。


主人公の青年は普通の人間だけあってとことん弱く、
高い場所から落ちれば普通に痛がり、
モロそうな木の壁に体当たりして跳ね返され
低い段差を必死にジャンプして飛び越す始末。

そんな弱弱しい彼に向かい、
ウヨウヨと近寄る生々しい動きの小型悪魔の集団、
壁の隅から突如湧き出る巨大フランケン、




巨大な悪の城に単身降り立ち
禍々しい空気漂う暗がった閉鎖的な空間を
表示された時間に焦らされながら探索する恐怖感。

イベントとしてゲーム中挿入される
実写取り込みの演出グラフィックも、
そんな空気を一層引き立てる。






自分が若かりし頃プレイした、
スプラッターハウスの恐怖にも通じる
何か目を覆わせられる様な狂気の雰囲気が
このゲームにはある。

演出の恐怖感だけでいえばコナミゲームの
それをもはるかに凌いでいるとも言える。



ただ、そんな素晴らしいこのホラーアクションにも
致命的な欠点がある。

それは…

非常識な自由度のせいで
トラップの仕掛けすら理解出来ず先に進めない。



この壁をドカしてくれ…




まあ、これは自分の無脳程度が問題してるんだろうけど…
ホントにドギつい無ヒント加減で、
開始早々箱に閉じ込められた感じでタイムオーバー。
ゲーム終了。




な訳で、隠れた名作のゲーム進行を目前にして、
あえなく投げざるをえない状況になりました。


あー悔しいなあ…
でも、気合入れてやる時間があれば
間違いなくプレイし続けてたと思うよ。
そんな魅力のあるゲームなんですよ。ホントに。

謎解きの腕に自信がある方になら絶対お勧めします。
でも、先に言っとくけどホントに不親切なゲームなんで、
相当捻くれてかからないと購入価格×2〜3倍の痛い目
は必ず見る事になります。

誰か私の代わりに、
この呪いの名作をクリアしたって下さい。


採点表
最高5ポイント


グラフィック



サウンド



バランス



ストーリー



アイディア


中毒性


連射のつぶやき
吸血鬼というと、
私にとって怪物くんのドラキュラのイメージが強く、
イヤミの親戚みたいな感じになってるので、
どうも高貴なイメージが湧かないのです。

記入日時 2002/11/01/05:49:07  No.47
記入者