ゲーム紹介
狙ったままに製作されたという感じの作品。
攻撃方法は「鉄拳」「扇子」となっており、
リーチが長く、当たり判定の広い扇子は非常に便利な武器だが、
これは各ステージによってごんべえの気まぐれで
持ってたり、持ってなかったりするので、
プレイヤーに手にする手段が一切無いというのが辛いところ。
また、構成はロードランナーのものに近い条件付きの
アクションパズルで、
システム面に関して言えば、これといった目新しさはないが、
個性豊かな敵キャラ郡と、その動きのバリエーションの数には目を奪われるものがある。
体操選手
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馬場
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タモリ
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動く石造
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ブツかると蹴りを入れられる。
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色黒である。
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スキップをかかさない。
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あられもない姿で徘徊する。
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地蔵
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マイケル
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火吹きポスト
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モンロー
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神仏。
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背を見せたまま歩み寄る。
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近付いてはならない。
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火の弾を投げてくる。
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難点だらけの本作の中で特に目立つ短所は難易度のバランス。
川の上の石に置かれた金塊があったりして、それを取るだけでも厳しいのに、
石が不安定なリズムで浮き沈みを行う為「間」を図って飛ばないとごんべえが溺れ死にます。
また、取得すべき金塊が檻の中にある場合は、
その檻を鉄拳で破壊してからでないと取得出来ません。
更に無機物であるはずの障害物「タル」が、
誘導式の様にごんべえの後をひっきりなしについてきたり。
そして攻撃方法多彩な敵キャラ陣の動きは異常に早く、
1画面スクロール無しの狭いフィールド内の隙間を縫う様に先へ進むのは、
それだけで至難の技。
何より彼等を掻い潜る為の彼のヤル気の無さが問題
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移動スピードが極端に遅い上、
使用武器である扇子の威力も
自らの鉄拳より遥かに弱い。
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主役の存在自体「操作の妨害」というか、
デモプレイの見物で十分過ぎる作品です。
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