エキサイトトラック
製作会社 Nintendo
価格 5800円 中古市場価格 2980円〜3480円
プレイ時間(約) 20〜30時間
ゲームジャンル カーレース



ストーリー解説

ファミコンで幾多の少年&オッサンプレイヤーを
虜にしたサーキットゲームの元祖「エキサイトバイク」の続編、
その名もエキサイトトラックがまさかの次世代機「Wii」で発売。

Wiiリモコンをハンドルに見立て、
世界中のあらゆる地形を360度縦横無尽に
走り回るその楽しさは正にWiiならでは。

YOUTUBEプレイ動画


ゲーム紹介

カースタントの要素を取り入れた
非常に斬新なレースゲーム。

ハンドル操作でプレイ出来るゲームは10数年前から既に家庭用であったし、
何よりアーケード腐る程稼働していたのでそれ自体はなんて事ない
普通のレースゲームと一緒なんだけど、
このゲームの凄い所は「レース」という
順位制度を根本的に覆している所。

まず、エキサイトトラックでは最終的な順位よりもレース中で起きる
「ドリフト」「ジャンプ」「クラッシュ」等のパフォーマンスが
ポイント集計され、これが勝利条件に不可欠な為、
例えば、普通のレースゲームでは途中どれだけ見せるプレイをしても
最終コーナーで追い上げて1位になってしまえばその車の勝ちになるけど、
このゲームではいくら早く1位でクリアしようとも
クリアポイントが150に設定されていた場合
首位で感想した際のボーナスポイントが50なので
その他にレース中のスタントアクションで100ポイント溜める事が必要となる、
逆に言えば順位が最下位でもレース中のアクションが
良ければクリア出来るという仕様。

レース中に発生するスタントアクションも

「スーパージャンプ」
崖からタイミングを図りブーストダッシュ

「ツリーラン」
森林の間を上手くクラッシュしない様に操作

「エアスピン」
高度から落下中にハンドルを縦に揺らしボタン操作で機体が回転
等、どれもこれもチキチキマシンなとんでも技ばかりで
傍から見てるだけで楽しめるものばかり。

また、プレイ出来るコースは草原、森林、砂漠、雪原、ビーチと多種多様に亘り、
それ等のコースはマシン性能により得意不得意があったりする。、
その為、コース毎にプレイするマシンを変えて苦手コースを克服する等、
繰り返しプレイする事で徐々にコース取りを
身体に覚え込ませていく事が必要となる。

また、これ等独特な仕様に加え何より特筆とされるのが
このゲームには規定のレース順路が無いという事である。
普通のレースゲームであればガードレールや壁、トンネル等で
アクセルとコーナリングをして進めるだけで
何となくそのコース全容が掌握出来るが、
このゲームでは360度大パノラマどこを見ても大自然を
走行してる状態なので、一度行路を見失うと
レース中に普通に遭難という事が珍しくない。
かくいう筆者もプレイ中未だに砂漠でよく遭難します。

対CPU戦の場合なら前を走る車の隊列を合わせて走っていれば
何とか先に進めるが、どちらかリード相手の居ない対人戦となると
お互いがコースを逆走してカーチェイス中にタイムアウトする
事もしばしばで、この点については初心者用にコース補正のかかった
サーキットを用意する等の工夫が欲しかった所。

後、ゲーム開始前にしっかりとした
基本操作のチュートリアルがあるんだけど、
基本「慣れ」の操作形体なので全て通過してもレース中に
それ等をやる余裕があまり無い。
まあ、この辺は根本的なレースゲームの得意不得意が出る所で、
長くプレイしてる人でも、2、3回プレイして慣れた人に
余裕で負けるでしょう。

という事で、
レースゲームとしては矛盾・問題点だらけの作品だけど、
単純に「スタントパフォーマンス」を楽しむ
エンターテイメント色の強いアクションゲームとしては非常に面白く、
また操作全体を通してWiiの特性を上手く活用してるなーって
感じの作品でした。

かなり体感度の強いゲームなのでちょっとした息抜きにプレイするには
辛いかもしれないけど、テンション上がってる時や、
友人を家に招いた時の接待用ゲームとして持ってて損の無い逸品です。


採点表
最高5ポイント

グラフィック



サウンド



バランス



ストーリー
???(判定不能)


アイディア



中毒性


連射のつぶやき
俺が5歳位の頃、記録的な大雪の中、どっかの山岳を親父の運転で走行中、
後ろが断崖の絶壁後5〜6p下がっていたら谷底に落下という状況で余裕でバックブーストかまそうとした親父が
車体の異常な揺れに気づき「ヤバイこりゃ死ぬな!」と他人事の様に叫び、
お袋が慌てて助手席からアクセルを踏み込んで一命を取り留めたというトラウマがあります。

普通、他人の命をどうでもいいと思っても自分の命まて関心の無い人は居ないと思うんですが、
どうやら僕はそういう人間の血を引いてる様です。

ちなみに新宿の占い師に手相を見てもらっていた所、本来なら僕の生命線は5〜8歳位の時に途切れてると言われました。
そん時にもその事を思い出して「ああ、成程ね」と納得。後、ついでに見てもらった前世占いでは僕の祖先は「馬飼いの農民」と発覚、
夢が無い上に漠然とした答えに苦渋を舐めました。

 


記入日時 2008/03/02/18:11:23
記入者