1970年代。まだファミコンがこの世に存在せず、

家庭用ゲームというものが

知られてなかった時代の骨董電子物。

昨今ではＧＢのゲームボーイギャラリー等で発売され、

その存在を知る者も少なくはないでしょう。

決められたテーマの中で

簡素なボタン操作を元にキャラを動かしスコア狙いを繰り返す

この単純な循環が持つ中毒性が 人の心を激しく刺激します。

内容こそ質素なものの、

このゲームウォッチには

そんな遊びの醍醐味がギュッと詰まっていました。

今回はそんな過去の遺産ゲームウォッチについて紹介していきたいと思います。

ご存知 任天堂の看板ゲームですね。

縦長の画面で上と下に範囲を広げる事で

狭まった範囲にしない工夫をしてあるのが嬉しいところです。

炎上する船の上から脱出する乗員達を 海に落とさない様

上手くボートを操作してキャッチしていきハイスコアを狙っていきます

システム的には壁の無いブロック崩しといえば

分かりやすいでしょうか

横二分割に分かれた広いマップ内をボタン連打で行き来する

独特の操作感覚は一度ハマると病み付きです

このイカしたデザインを見て下さいっ

これだけで私ならもう即買いです。

ゲームとしては先にアーケードやファミコンの

パックマンをやってしまってるせいか、

ＬＳＩ特有のカクカクした感じが少し辛いところですね。

黒バックのカラー発色が非常に綺麗なスヌーピーＬＳＩゲームです

シュローダーの奏でるメロディを交わし続けるといったテーマを元に操作し続けます

キャラの動きが豊富で絵や音演出も良く

ゲームデザインが素晴らしいゲームだと思います

ただちょっと操作機本体が格好悪いですね。

そしてバナナ 走り迫るランナーの下に位置するバナナの皮を

ランナーが滑らない様にＭＹキャラを操作し取り除き続けます

その不条理なテーマながらゲームバランスは非常に良く、

一度ハマると中々止められません。

ただ１時間ほど続けると

無利益なテーマに虚脱感を覚え始めます。