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大学受験の折
「日本の受験は暗記やら、計算やら色々と面倒くさいので」
というのを理由に単身渡米しアメリカの大学を受験。
そして何故か受験に受かり入学を果たしてしまう、という異色の経歴の持ち主である。渡米により癖のあるネイティブスピーチの習得こそ逃したものの、
ヒアリング、テキスト読解力は流石に本場仕込の技術力を見せる。
オンラインでのテキスト英会話や日常的な米生活ならお手の物という語学力は
グローバルなスキルを自負するに十二分な彼の特技となっている。
そして、現地にて
「本場のストリップ」
「本場のハンバーガー」
「本場のベビーシッターのバイト」
と、異国アメリカの地にて充実したキャンパスライフを送る事になるのだが、
その日々雑感を綴った虚黒子の日記サイト(現地宿舎更新)を目にした太郎が
キラりと光る彼の才覚をキャッチ。
日記中に時折聞かせる「ブラックオニキス」
「メタルマックス」「伝説の騎士エルロンド」
と言った、往年のゲーマーなら聞き逃さないコアな
怪作、奇作を語れる熱い口ぶりには
時折、太郎もついていけなくなる程のコアな知識を持っている。
そして何より、そのポテンシャルを物語るのが
在学籍であるアメリカと日本を自由に行き来する際に
ゲマニ宛の手土産にと購入してくる
いわゆる「輸入盤」や「洋ゲー的」な作品とは全く異なる、
「本場外国仕込みの洋ゲー」の数々である。下記に虚黒子が持ってきた
そのいくつかを紹介しよう。
「BAD MOJO」
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虚黒子が私用でアメリカから実家の東京に戻ってきた際、
太郎の家に招かれた時に、手土産として米現地にて購入してきたゴキブリゲームである。
ストーリーは呪いをかけられゴキブリになってしまったMOJOが、
「ネズミの残骸」「蜘蛛」「タバコの火」「水溜り」
といった数々の難関を乗り越え人間に戻るのを目指す
バイオレンス虫アクションである。昆虫ゲームは数あれど、この作品の特色は徹底された写実主義にある。
錆びた鉄の質感、オイルの入り混じった濁った水溜り、
キッチンに群がる仲間ゴキブリとの会話。実写と3DCGを交えたアンモラルな世界観、
そして一機数キャラがやられる際の
「燃える」「体がはがれる」「溶ける」等の圧倒的に救いの無い描写は
同洋ゲーであるプリンスオブペルシャにも通ずる不気味さで迫り来る。日本で発売されれば恐らくR指定は間違いないこのバイオレンスさは、
流石に風土の違いを感じさせる、
たかがゴキブリとは侮れない出色の出来栄えである。スプラッターという観点から見れば
十分に佳作と取れる一品である。米ホームセンターにて3$で購入。
「 DEER HUNTER 2005 season 」
コンセプトは単純に馬にまたがったハンターを操って
鹿を狩っていく、鹿狩アドベンチャーである。「池で殺すと引き上げられないのでアウト」
「大きな音を立てると鹿が逃げるのでしかに近づく時は徒歩で間合いを詰める」
等、詰め将棋的な微妙な攻防も中々面白いシステムの本作ではあるが、
何より驚かされるのはそのグラフィックの出来栄えである。
近年PC作品との事で、家庭用ゲーム機とのスペックの差こそ歴然ではあるが、
昨今発売されたばかり(2006年4月現在)のFF12より
明らかに上位スペックを感じさせる美麗なグラフィック。X-BOX360レベルの高解像度3DCGで広がる広大な草原は
あたかも自分が鹿ハンターになったかと
錯覚させられる程のパワーを持っている。また、草食動物を猟銃で一方的に撃ち殺していくその光景は
つい最近日本にて18禁指定となった
グランドセフトオートの100倍は暴力的である。そして、当作品には何とオンラインプレイ機能がついている為、
サーバーを選んでプレイすればプレイヤー仲間同士で
チャットを楽しみながらのフレイも可能である。太郎はこの機能を使って「俺は日本人です」という内容の
拙い英語でチャットに参加したものの、
要訳すると「ファッキンジャップ!」という様な台詞を次々と吐かれ
サーバーを追い出されてしまった。流石アメリカ、言論の蝶番(ちょうつがい)が
外れた国の独特なコミュニーケーションである。BAD MOJOと同ホームセンターにて2$で購入。
そして、日本に帰国後ゲマニメンバー陣との複数の座談会や交遊を経て、
太郎のスカウトに快く応えてくれた虚黒子は
今年2006年、米大学卒業を機に当サイトに正式入会する運びとなった。
上記以外にも数々の本場仕込米ゲーを仕込んでくる
その行動力はサイトの士気を上げるに十二分なサービス精神を持ち、
かつ、爽やかで好青年的な見た目とは裏腹に
ウィットで毒味溢れたサブカルチャーの臭い漂わすテキストを自在に使いこなす虚黒子は、
今後ゲマニズムより派生するプロジェクトの
根底として重鎮を担う事は間違いない主演候補の一人である。遥か海の彼方より現れしファイナルウェポン「虚黒子」
2006年春、ゲマニズムに爆風の春一番を巻き起こしここに生誕。
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