夢
尽
毛小屋
紫子
扉の果て
穴
道影
企画概要
心理学的に言うと「意識」というものは、 「それ」となる物を認識した段階で、 後の大よその事は当人の中で「固定概念」として、 一部の理解を元に思想化されていく物だと、 考えられています。 そして「それ」となる物を欲動的な「対象物」に置き換えると、 それは・食欲・性欲・睡眠欲・ 等、自我の中に巣を設け、 それらの活動源として性を育む為 ・不満・疑問・苛立ち・愛情 ・憎しみ・喜び・悲しみ・笑い 等のエネルギーを ・趣味・仕事・恋愛・スポーツ・勉学 と、外部活動として発散の場を、 自我の命令に従った無意識が、 意識的な動きに働きかけいるという事が、 心が持つメカニズムという事実に結びつきます。 として、上記で説明に上げた「欲動」が、 外部の発散に失敗・または耐久により内部に留まった時、 それは消える事なく自我に巣食い、 新たな発散の場を求め心の中で膨れていくのです。 人間の・判断力・連想活動等の、 思考能力の根底にはこの心と無意識の因果関係 が働きかけ成立している物とされています。 また、欲動の鬱積が心の許容量を極度に超えた時等、 脳は直接外部的な物とはまた別に、無意識の情景を創り上げ、 その中で自我に捕らわれていた心の欲動を発散させる内部活動を行う。 という様な記録も残されています。 有名な話では、 食物の無い状態での海域漂流者の方が、 船上で何日間もの極度の空腹に神経を衰弱させながらも、 睡眠の間、つまり「無意識の世界」では空腹を意識せず、 更には夢の中ではご馳走で食欲を満たし満腹状態であった。 という様な無意識の持つ神秘的な力を一向に示す、 航海日誌が残されていると聞きます。 夢尽ではその様な物を「夢」として 心の持つ不可思議な世界、 意識層に浮かび不安定に情景化されたその景色を 「音」や「絵」の持つ表現力で写実化する事を目的とした、 心の空想ドキュメントです。
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