プッシュ The ボタン

 

何でも屋経営シミュレーション「ワーカーショップ」

近頃 企画活動他、クソ忙しい仕事のせいで生活に還元する時間が少ない為か
食事等、極力少時間で済ませられる様インスタント物にする習慣が身についてきてしまってる。

PCの前にぶっ座り、寝不足のトロんとした眼つきで
メンバー陣とチャットを行う形相は我ながら実に不健康そのもの。


で、深夜、ネット会議の片手間に割り箸を持ち、
カップラーメン ( 主に日進製の3分もの ) を口にするんだけど、
こん時、食事に対するせめてもの俺のコダわりで
3分きっかし ズレの無い様タイムウォッチを横目に測定しながら
蓋を開ける様にしてる。

が、コンマ区切りで開封をするとなるとこれが中々上手くいかない。


3:00,5
3:01,2
2:99.2
...


と、真夜中にチャットの向こうの編集担当と企画立案を探りつつ
カップラーメン3分記録へのチャレンジに日々奮闘している訳だ。

コンマ1〜2秒のズレの直後等
「お前余計な時に声かけんなよ(泣)!」
と、不条理なログを投げかけられたと相手と言い争いになる程だ。


実際「2〜3秒」で麺の味が変わる事は無いだろうが、
聖域(3分)に近くなる程、やはり俺の味はかなり美味くなってくる。
釣りも待った時間に見合った魚が釣れた時は実に爽快だ。

この核心をつく待機を要する時間の「間」をゲームに出来ないか、
少し案を練ってみた。






■ゲーム名


 ・ワーカーショップ 
 〜貴方の仕事買います〜




■ジャンル


 ・経営シミュレーション




■プラットフォーム


 ・X-BOX(表現の柔軟性を考慮した上)




■システム


 ・一人用
 ・ネジコン対応
 ・マイク対応




■ストーリー


・主人公は自営業の何でも屋「藤沢」
依頼人に見積られた報酬に見合えば、
その仕事は法に触れない限り全て請け負うのが彼の主義だ。

が、ただでさえ業種不透明な藤沢を尋ねる客足は殆ど無く、
彼は日々足を使い救助を求める人を自己探索する様に。


その仕事結果の安否は全て彼の腕と愛用の「タイムウォッチ」に委ね られている。




■概要

1ヶ月を仕事の区切りとして内蔵時計と連動したリアルタイム進行。
仕事の基本は、

《 仕事探し 》 → 《 依頼条件発生 》 → 《 確認 》 → 《 仕事 》 → 《 結果 》 → 《 報酬 》


の流れで進行。


仕事の基本はランダムに発生する顧客の訪問や電話による依頼をキッカケとするが、
信用度が無い内はまだ仕事が向こうから来ないので、
自ら街に出てPRチラシを張ったり、
ネットで広報活動をしたりしながら依頼があるのを待つ様にする。

また、それ以外の日は藤沢のスキルを上げたり、
( この辺は、露骨にときメモの影響有り )
仕事に役立ちそうな工具・雑貨が置いてある
店を模索しに外出したりしながら過ごす。

ここでいう「店」とはデパートやショップ等の正規運営店ではなく、
<フリーマーケット>や<路上販売>等の個人取引になり、
店の業者達と付き合いの感覚で接する様にして、
一度の訪問で特定の店との友好度を上げる事も仕事上必要になる。


そして、これらの店は行く度不特定に発生する自動生成式。
ただし馴染みの程発生率が高くなるので、
レアなアイテムを置く店との付き合いは大切に。


また、ある場所に特別な日行くとフリーマーケットをしてたり、
裏路地を探索する事で「薬物」(合法)や「凶器」等、
非合法な品を管理する隠れショップが見つけられたり、
情報源に対する探索要素がある。

これ等の店の発生条件に関しては、
ハード内蔵時計に合わせたリアルタイムの影響が
時事ネタとしてゲームにも亘る様にする。
(クリスマス、七夕、バレンタイン等)

そうした広報活動を続けながら、
藤沢は交友を深めた店業者から救助を求める知人の情報を聞き、
「○時○分に○○に電話しろ」というスケジュールメモを手渡される 事で、
仕事発生の条件が立つ。

そして、プレイヤーは藤沢の持つタイムウォッチを見ながら、
指定された時間ピッタリに顧客へと電話をかける準備をする。
その瞬間は完全リアルタイム。

重要な仕事程、指定時間のズレ幅が短く、
それがズレた時に仕事を断られる確立が高い。
コンマの境界で決められる時間勝負の逆依頼スリル。

仕事を買って出たところで、
約束を5分過ぎた日にゃ無下に電話を切られます。

また、藤沢のこなした仕事の「信用度、技術、中身」と共に、
何でも屋から始まった個人営業の形が一つの仕事の流れへと固まって いく。

以下はその一例






●医者


 >>取得条件
《 ボランティア 》 → 《 老人介護 》 → 《 レスキュー 》



等の流れで仕事依頼を多くこなし信用度を高める事で資格取得可能。

□必要スキル
・知力 ◎
・体力 △
・財力 ◎
・度胸 △
・感受性△〜○(内容による)
・力 ×




●映画監督


 >>取得条件
《 エキストラ 》 → 《 スタントマン 》→ 《 俳優 》



の流れで、取得可能。
技術・才能が要される仕事でエキストラから始めた場合
「度胸・体力」が無いとスタントマンに移行出来ないし、
感受性が達してない場合俳優にはなれない。

□必要スキル
・知力 ○
・体力 ○
・財力 △
・度胸 ◎
・感受性◎
・力 △





●政治家

 
 >>取得条件
《 闇金融 》 → 《 不動産 》 → 《 情報工作員 》



裏稼業。とにかく知力と財力がものをいいます。
依頼のリスクも高けりゃ報酬も高い。
仕事慣れして味をしめたら止められない。

□必要スキル
・知力 ◎
・体力 ×
・財力 ◎
・度胸 ◎
・感受性×
・力 ×




●格闘家


 >>取得条件
《 ガードマン 》→ 《 喧嘩屋 》→ 《 用心棒 》



力と度胸がものをいう仕事。
裏にいけば「殺し屋」という選択もあるが
ステータスに相当余裕が無ければリスクがデカい。

□必要スキル
・知力 ×
・体力 ◎
・財力 ×
・度胸 ◎
・感受性×
・力 ◎



と…こんな感じで依頼内容の清算は月末に決算をする形にして
<「報酬」−「運営、交通、遠征、他諸々の費用」=収入>
として、依頼内容は各タントアールの様なミニゲームにするって感じです。

最終的な目的は期間内 (1年 勿論リアルタイムで) に、
身を固められる仕事を見つける事とする。

時間はかかりますが重みも増すんじゃないでしょうか(^-^)





















俺のラーメンがのびた。
(食事中)






// レポート製作 //
連射太郎


2003 8/12





Last Update : 2003/08/13