以前アルケミトさんと <お子様ゲームのパロディ案> ってテーマで無駄口叩き合ってたら
仕上がった企画構想が冗談混じりに楽しそう。
と、当事者間のみで話題となった例の コレ ですが、
混じった分量があまりに多過ぎた為か趣旨が濁り、
不透明になってしまったので、
ここで新たに独断と偏見を切り口にした
私の考えるお料理ゲームを提示してみようと思います。
■ タイトル
ジャン食う
■ テーマ
16歳の天才料理人が繰り広げる
バトルクッキングエンターテイメント < BCE >
■ ストーリー
主人公の 「味 己乃魅(あじ このみ)」は
父が料亭の元ベテラン板前、母はフランス料理界の有名シェフ
といった一流料理人の血筋を授かり、
両親共働きで経営する和洋混合高級グルメ料亭
丸々とした顔に赤いホッペタが印象的な可愛い女の子。
彼女は一階の職場で毎日50人のコック達をアゴで使い料理と経営に明け暮れる両親の姿を見続ける内、
ある日「自分も料理をしたい」という悪戯半分の好奇心から
厨房に紛れ込み父の一番弟子である KUTTYA-NE お抱えの人気シェフ
「マローン」(フランス国籍)の手ほどきにより
両親に隠れて直接指導を受ける内、いつしか両親を越える程の資質を見せる様に。
・10歳で包丁の使い方マスター
・12歳には出勤時刻に遅れたシェフの代わりに
調理が難解な特製オムライスを作り上げ。
・14歳になる時分には母をも凌いで日本の名シェフとして
フランスの人気雑誌に掲載されるまでに至った。
以上の功績から、
初めは「100年早い」と指導者のマローンをどやしていた父だったが、
この頃は世代の句切りも感じてか、
娘の料理姿に柔らかな笑みまでも見せるように。
僅か16歳にしてグルメ料亭「KUTTYA-NE」の
全管理・総指揮の任を両親に託されたコノミ。
ジャンク食品から高級食材。
はたまた [雑草] や [花] といった大地の恵みまでも素材に見立て
調理を仕上げる彼女の料理はもはやニューエイジアートだ。
この店にはそんな彼女の噂を聞きつけ、
その腕を試すべく届く料理の猛者の挑戦状が一向に途絶えない。
貴方は天才シェフとなり世界の料理を討ち下す事が出来るか?
■ システム
基本は KUTTYA - NEの厨房で「マローン」相手に調理実習を行い
料理の腕を磨いていきます。
< 千切り > <微塵切り> <煮込む> <炒める>
等の基礎を始めとして調理に関わるステータスを、
= 器具
● 包丁
>>訓練メニュー
・<切れ味> を軸に、調理全般時に <熟練度> が微妙に上昇。
ただ、< 骨 > や < 殻 >等、固いものを調理したり、
長く手入れを怠たると切れ味が鈍くなる。
・研ぐ
これにより包丁が錆びるのを回避。
●フライパン
>>訓練メニュー
< 目玉焼き > < ウインナー > < お好み焼き > 等
●鍋
>>訓練メニュー
< スープ > < ちゃんぽん > < カレー > 等
●手ごね
>>訓練メニュー
< 蕎麦 > < ウドン > < ハンバーグ > 等
の様にして
< 茹でる >
< 炒める >
< 叩く >
< さばく >
< 盛り付け >
各、料理ステータスを ★10段階 程度のレベル制で評価。
と、一連の値の名称を大雑把にマトめておき、
この反映を実践の料理における <出来具合> や <調理時間の手際> に相応の差異が表れる物として設定。
進行の基本は以上の概要を元に始めに1ヶ月の訓練スケジュールを組み立て、
その内容で挑戦者との対戦日までに KUTTYA-NE の調理工房でステータスを上げていく事を指標とします。
また、
挑戦者が居ない場合や特に決まった条件が無い日程は
上記以外の進行パターン「己乃魅」のフリータイムとして
学校で友人と雑談したり、素敵な彼氏(自分で探す)と恋に明け暮れたり、
映画を見たりしながら < モラル・感受性 > を高めます。
この < モラル・感受性 > は、主に己乃魅の
< 独創性 > < 表現力 > < 直感力 >
といった「盛り付け」や「素材探し」等、料理にとって重要な能力の原動力となります。
例えば1ヶ月の休暇を取り食材探しにフランスに向かったところで、
己乃魅の感受性が低ければロクなもんを買ってきません。
〇 例1 // ダサい柄の悪いワンピース
〇 例2 // 機内食
〇 例3 // ホテルのバスローブ
モラルが無いと窃盗まで犯すので注意が必要。
■料理対戦について
プレイヤーの視点で己乃魅を操作するもので、
目の前に素材となる材料の一覧が画面に表示され、
それを順に調理していくもの。
この時の料理スピードや、切れ味、味付けの違いは、
己乃魅のステータス値により「包丁を叩く時の音」や、
「野菜を洗った後の水切り」「材料の皮の剥き方」として
ダイレクトに反映され、それ等は <演出> として評価対象になります。
また、料理ステータスが一定の条件を満たすと
料理中に大技を披露する事が可能。
これにより審査員の評価がグッと上がります。
■ 例
「出刃ギロチン」
「カラフルシェイク」
「千切りタップダンス」
「爆炎炒め」
審査基準は以下の通り
▼ 独創性
素材の組み合わせに革新さを持っているか。
○ マヨネーズにカレー粉
× 目玉焼きにソース
▼ 盛り付け
○色鮮やか
○絵になる
○風情がある
○インパクトがある
×材料の相性が悪い
×食べずらい
×汁の侵食が他具に悪影響を及ぼす
×調味料の配置に一体感が無い
(トンカツの横に醤油 ソースの横に御新香 等)
▼ 素材が活かされているか
料理として全面に表現出来ているか。
または隠した場合、その料理をどう隠喩するか
>>材料トマトの場合
○ トマト形状に模られたマッシュポテトにケチャップを混ぜ調理された疑似トマト
×ケチャップのかけられたフライドポテト
これ等の基準を合計し後は審査員の好みをプラスした後に
10人の審査員により一人10点として <100点 満点> で競い合います。
また、同点の場合材料費が安い方を勝者とする。
と、こんな感じです。
アストロノーカのシステム再利用して野菜とか自家栽培出来るのも楽しそうですね。踊る大根とか。
リアリティ薄れますけど。
// レポートアイディア //
無限連射
// 製作//
連射太郎・コナミ@権兵衛
2003 6/2