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マルチ遊戯シミュレーション「休み時間」

小学生の頃「休み時間」という響きが、
自分にとって凄く魅力的なものだった事をフと思い出した。

俺が通っていた小学校の休憩システムは

>「2時間〜3時間目」
・30分

>「給食終了〜5時間目」
・45分(昼休み)

の、2通りから成っていて、
拘束が特に多い低年齢期の義務教育において、
この休憩時間は勉強嫌いだった私にとって悦楽的な開放感を持つものだった。

そして現在
「その頃してた休憩時間の <やり繰り・遊び内容> をゲームに表現出来ないだろうか?」
と、フと思い、頭に浮かんだものがワリと面白かったので、
ここにその内容を記載しておく。





■ 目標

 主人公(プレイヤー)は小学5年生。
休み時間で遊び作りのエンターテイナーを目指す為、
同クラス生徒の 人気・支持率 を出来る限り多く集め、
成績表の項目に <遊び心> を追加する事が目標。



■ルール

授業の中で得た教養値で、出来る <遊び> が追加されていく。
プレイヤーは休み時間にその中から実行に移す遊びと、
それに参加するクラスメートを時間内に集め、
授業が始まるまで遊び続ける。

基本はRPGでレベルアップ追加された魔法の用途選択の概念。
教養を高めていくのは ときめきメモリアル の成長システムがイメージに近いです。




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■遊び例

<図工 → 「工作」>
// 教養値によって追加される遊び


<チキンジェット>


□ 最低参加人数=5人

□ ルール

参加者各自、好きな女子と自分の名前を折り紙に書き、
それを紙飛行機に折って屋上から飛ばします。

初めに落ちた飛行機を合図として、
一斉スタートで参加者が自分の飛行機を取り返しに走り出します。

落ちた飛行機を持って最後に屋上に来た奴の敗北で、
ペナルティとして次の日昼休みの間、
黒板に「敗北者」と「その女子の名前」を授業開始のチャイムがなる まで書いておく。

人気の無い場所に一直線に落とすのが勝利のコツ。



●参加者ステータス条件(各最高値 200 人気=500)

・根性=50以上
・好奇心=40以上
・モラル=35以下
・人気=10以上
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<音楽 → 「歌唱力」>
// 教養値によって追加される遊び


<替え歌オペラ>


□ 最低参加人数=10人

□ ルール

 アニメやドラマ主題歌の替え歌の歌詞を作り、
体育館のステージ上でその内容を参加者で熱唱。

プレイヤーは歌う参加者の前に立ち、
要所で「もっと声上げて!」や「スマイル!」
等、助言を送り、音程や声量の調整を施すコメント指揮者となる。

歌詞が卑猥な内容だったりすると女子からの人気が下がったり、
PTAの圧力で成績表の <素行> にクレームをつけられ
校内の行動範囲が狭まったりする。

支持率上昇のコツは 幅広いウケを狙う為、
高視聴率の人気アニメ主題歌を題材として替え歌を作れば
積極的に参加する生徒も増える。

歌が通しで上手く行けば人気が一気に1.5倍上昇。

●参加者条件ステータス(各最高値 200 人気=500)

・歌唱力=85以上
・好奇心=60以上
・語学力=70以上
・人気=50以上
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<国語 → 「語学力」>
// 教養値によって追加される遊び


<ドラマ辞典>


□ 最低参加人数=3人

□ ルール

含みのある単語を使用して、
参加者同士順番に即席ドラマを演じていく。



■条件例

□シチュエーション
>メロドラマ用語・関連台詞の創作 

// あ〜わ×5単語=250単語でドラマを完結せよ
 1順制限時間=30秒

× ペナルティ
初めに参加者同士で辞書の中から
一番口にしたくない単語を選びあい、
決めたものを次の授業中に大声で叫ぶ。


>1人目(あ〜1単語目)
「愛」してる

>2人目(あ〜2単語目)
「明日」僕と結婚してくれ。

>3人目(あ〜3単語目)
「貴方」が好き

>1人目(あ〜4単語目)
「熱い」気持ちが止まらない

>2人目(あ〜5単語目)
「アイスクリーム」が食べたいな



「1順目 あ行 5単語終了」



一順に発した内容に同行の単語が2個入ってた場合は、
サービスポイントでその参加者に一パスの権利が与えられる。


○ 例「あ」の場合
「揚げ物」の「味見」に「飽きた」
<1> <2> <3>
(パス権利2ポイント発生)


また、同じ単語の使用は不可とする。


●参加者条件ステータス(各最高値 200 人気=500)

・雑学=90以上
・道徳=70以上
・語学力=100以上
・人気=20以上
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ええ、こんな感じで、勉強の隙間の休み時間を使って、
学校を教養リサイクルの創作遊び実験場にしていこうじゃないかと。

ただ、どれ見返しても真っ当な友人が出来無そうな遊びが見当たりませんね。





// レポート製作 //
連射太郎


2003 6/29





Last Update : 2003/06/29