先日、某テレビ番組を見ていたところ
「世界のトレジャーハンターを探せ」みたいな企画で、
米国の若い青年が金属探知機を使ってどこぞの地中から、
数百万円分の金貨を手に入れた。ってのを見てビビッときましてね。
最近のゲームの中で私が注目するのは篭らずプレイ出来る携帯機能。
GBAの「僕らの太陽」やGBカラー後期に発売された「ちっちゃなエイリアン」
みたいな自然の恩恵受けつつ進行を共にするってのが、
また、インドア的と決められがちな家庭用ゲームの閉鎖感を
打破するのに一役買えるんじゃないかっ、て事で私から一つゲーム案を。
■タイトル■
〜 日暮シャッター 〜 ( レンズの秘境を求めて )
■ストーリー■
主人公(あなた)は、不況に喘ぎ今にも倒れそうな2流出版社のしがない平社員。
貴方の目的は愛用のカメラ「シャッターボーイ」を使用して、
世界各地でお宝になりそうな特ダネを手に入れてくる事。
オンボロ出版の明るい未来と、
運命の得ダネは貴方のカメラ撮影と文章力にかかっている。
■ジャンル■
と、基本は、ポケモンや激写ボーイのリメイク版。
ってか、ほぼパクりと考えてもらって結構です。
他、変更点はシミュレーションによる主人公の数値育成があったり、
アドベンチャーモードで登場人物に色を出したり、私お決まりの構想パターン。
また、装着したカメラでの実撮影時の様子を、
バーチャコップみたいなガンシューティングにして、
以上の3ジャンルを得点スコア、能力値に絡めて一工夫。
PS2クラスなら他色々詰め込みも効くんでしょうが、
携帯の限界容量も考えて、当たり障りの無い範囲で
楽しくする要素を盛り込むって意でマルチな枠組に。
■システム■
GBA頭部に「外付けカメラ」を着け、
そのカメラを使って実際に地球を歩き回り、自ら得ダネを撮影していく。
また、撮影ポイントは「ステージ構成」や「強制的なシナリオ進行」ではなく、
完全フリースタイルで行う。
そういう訳で、このゲームで撮影ポイントと呼ばれる場所は、
現実にカメラレンズを通した景色の中になり、
貴方はGBAを手にしシャッターチャンスを求め、
この世界を途方も無く歩き回らなければいけない。
また、得ダネ探索中のゲーム画面はレンズに写る現実世界となり、
歩いてる間は画面内の映像も秒区切りに変化し、
シャッターチャンスがきた場合には、画面真ん中に
「シャッターチャンス!」
と、大きな文字で表示される。
この際カメラのシャッターを押す事で撮影モードに突入。
また、得ダネの需要度により、このシャッターチャンスの表示が消える速度も速まる。
釣りゲームの「バスヒット」と考えてもらえれば良い。
ここで一つ面白いのが、
レンズを通した実風景の映像がGBAの赤外線センサーと連動して
その信号情報を元に画面の中で偶像化されるという、
「デジタル・フィルム・モーショナイザー(仮)」
略してデルモ。
レンズの向こうからくる景色の色彩・図形の情報を
ゲームソフトのセンサー部位が感知すると。
シャッターを押すと共に画面は一変、2Dのゲーム画面になり
「ヤクザの抗争シーン」や、
「ツチノコ発見」
「隕石・鈴木宅に落ちる」
「有名アイドル、デートの現場」
等、多種多様なシチュエーションが課題となって、
画面の向こうに現れる。
貴方は、そのシーンを
< 人が相手の場合はバレないタイミングで。 >
<物や動物の場合は、動きに合わせて正確に。>
の様に条件に合わせた撮影が出来たかで、
後に評価を受ける上司の反応の合否が決定付けられる。
写真評価については、
64のポケモンスナップやった事ある人なら理解出来ると思いますが、
凡そあんなイメージです。
と、仕事前日の真夜中にこの原稿書きながら
「夜中の3時に何やってんだ〜オレは〜…」
と、感じつつ、寝ぼけマナコで
googleで「GB,カメラ」でキーワード検索かけてみたら、
ファミ通サイトのニュース記事からこんな情報を発見。
http://www.famitsu.com/game/news/2003/09/12/103,1063346352,16038,0,0.html
機械の進歩ってのは年々更新が早くなるなー。
その内、腕時計でネットワークRPG出来るようになったりして。
あー、徹夜です。チクショウ。
// レポート製作 //
連射太郎
2003 10/22